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最強の、終わりへ―――


概要編集

マーベル・シネマティック・ユニバースの映画19作目にして、アベンジャーズシリーズ第3作。

2018年4月27日に日米同時公開された。


これまでに登場した6つのインフィニティ・ストーンとその力を手中に収めんとする最強の敵サノスを相手に、アベンジャーズガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーといったヒーローチームの他、ドクター・ストレンジスパイダーマンブラックパンサーなどのヒーローたちが合流する一大クロスオーバー作品となっている。


登場ヒーローだけで優に20は超え、ヴィランやその他の登場人物も加えると実に30人以上のキャラクターが登場する。


監督はこれまでの『アベンジャーズ』2作を手掛けてきたジョス・ウェドンから、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を担当したルッソ兄弟に変わり、続く4作目も担当する。


ストーリー編集

物語は『マイティ・ソー バトルロイヤル』の直後から始まる。

アスガルド人を乗せた移民船はサノスとブラック・オーダーに襲われ、ロキがアスガルドから持ち出していた四次元キューブ(スペース・ストーン)が奪われてしまった。ヘイムダルは同じ船内にいたブルース・バナー / ハルクをビフレストで地球へ送り、危機を知らせる。


ブルースが落下したのはニューヨークのサンクタム、ドクター・ストレンジの所だった。ブルースはストレンジに事情を説明し、ストレンジはポッツと談笑中のトニーに接触。地球にある2つのストーンを守るため、トニーは『シビル・ウォー』以来連絡を取っていなかったスティーブに連絡を取ろうとするが一歩遅く、ニューヨークにブラック・オーダーが襲来。トニー、ストレンジ、ウォンはタイム・ストーンを守るために共闘する。一方課外授業中だったピーターはスパイダーセンスで危機を察知し、トニーたちに加勢する。


その頃、宇宙ではGoGが救難信号を発する宙域に向かっていた。そこで彼らは宇宙を漂うソーを発見し救出する。ソーの話でサノスが遂に動き出したことを知ったガーディアンズは二手に分かれ、ソー、ロケット、グルートの3人はソーの新たな武器を作るためにドワーフの惑星「ニダベリア」へ、クイル、ガモーラ、ドラックス、マンティスの4人はリアリティ・ストーンを保管するコレクターの住処「ノーウェア」へ、それぞれ向かった。

しかし既にノーウェアはサノスによって滅ぼされ、リアリティ・ストーンも奪われた後だった。


一方、地球に存在するもう1つのストーンを持つヴィジョンワンダと共にスコットランドでひっそりと暮らしていたが、ニューヨークの戦いの報道を見て再び自分たちに戦いが近付いていることを悟る。直後、彼らはブラック・オーダーに急襲され、マインド・ストーンが奪われそうになるが、間一髪のところでスティーブ、ナターシャ、サムが加勢し事なきを得た。

アベンジャーズ基地でブルース、ローディと合流した5人は、ヴィジョンからマインド・ストーンを切除できる環境があるワカンダへと赴く。早速シュリの手により切除手術が始まるものの、ブラック・オーダーもこれまで以上の戦力を率いてワカンダに迫っていた。ティ・チャラはワカンダの戦士たちやヒーローたちと共にこれを迎え撃つ覚悟を決める。


そして着々とストーンを手に入れつつあるサノスは、これまで所在が明らかになっていなかった最後のストーンであるソウル・ストーンを手に入れるために、次の行動に移っていた。


宇宙と地球で、全ての生命の命運を懸けた最大の戦いが幕を開ける。

戦いの先に待ち受けるものは、希望か、全滅か。


キャラクター編集








余談編集

シナリオの元になったであろうコミックとして、1990年代に刊行された『サノス・クエスト』及び『インフィニティ・ガントレット』があり、例えば冒頭でサンクタムに落下したのがシルバーサーファーからハルクに変更された、など違いはあるが、大筋はこれを踏襲したストーリーとなっている。

ただ、サノスの最終目的である「宇宙の生命の半分を消す」事は、『ガントレット』ではむしろ物語の発端であったものであり、つまり起承転結の"起"だったものがこちらでは"結"になっている。


冒頭でサノスは既にパワー・ストーンを所持していたが、コミックでサノスを生み出したライターによると、入手する経緯は撮影されていたが、計45分間ほどの当該シーンはお蔵入りになったとのこと。(参考


関連タグ編集

MARVEL アベンジャーズ インフィニティ・ガントレット

マーヴル・スーパーヒーローズ - 1995年の格闘アクション

MCU

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