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フィル・コールソン

ふぃるこーるそん

フィル・コールソンとは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場する映画オリジナルキャラクターである。
目次 [非表示]

演:クラーク・グレッグ

吹替:村治学(オフィシャル)/根本泰彦(テレビ朝日版)

概要

MCUのオリジナルキャラクター。

映画『アイアンマン』、『アイアンマン2』、『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』及び派生の短編映画(マーベル・ワンショット)に登場し、特に『アベンジャーズ』においてはヒーロー達を結びつける非常に重要な役割を果たした。


スピンオフのTVシリーズ「エージェント・オブ・シールド」では、一環としてメインキャラクターを務める。


また、MCUでの人気からコミックにも逆輸入され、コミックでもしばしば登場するキャラクターとなった。

人物

本名フィリップ・コールソン。

カウンターテロ組織である「S.H.I.E.L.D.」のベテランエージェント。大抵の物事に動じず、ヒーロー達の行動を裏からサポートする。

機密取扱レベルはクリント・バートンナターシャ・ロマノフと同じLEVEL7。


実はキャプテン・アメリカのファンであり、本人を前にしてトレーディングカードにサインを求めるほど。また、ダークスーツ姿(+サングラス)でいることが多い。愛用ブランドはドルチェ&ガッバーナ。加えて、チェリストの恋人がいる。


キャプテン・マーベル』では若い頃の彼が登場している。ニック・フューリー曰く、自分の直感に従って行動できる将来有望株。



劇中での活躍

アイアンマン

S.H.I.E.L.D.の命令で、アフガニスタンから帰還したトニー・スタークのもとに訪れ、彼を勧誘しようとするが、忙しいトニーからまったく連絡をもらえない。

最後のバトルでは、トニーの秘書であるペッパー・ポッツとともにスターク社のラボでアイアンモンガーと戦う。


アイアンマン2

フューリーの命令により、アークリアクターによる体調不良によってヤケになったトニーのお目付け役を任じられる。


マイティ・ソー

『アイアンマン2』のラストにてニューメキシコに落下したソームジョルニアを調査。

そして、ソーとエンカウントしたジェーン・フォスターらの研究資材を押収し、彼女から恨みを買う。

ちなみに、ソー達アスガルド神族には名字という概念が無いらしく(ソーもソー・オーディンソン=オーディンの息子ソーと名乗っている)、ソーに「コールソン」と云う名字を「コールと云う名前の人物の息子」の意味だと勘違いされている。


アベンジャーズ

キーマンとして活躍する。

氷漬けの状態から蘇ったスティーブをヘリキャリアに案内。冷静な振る舞いが多かったこれまでと比べ、憧れのヒーローであるスティーブを前に、ヴィンテージもののヒーローカードにサインを頼もうとするなど、素の彼が見え隠れした。

しかし、ロキに操られたS.H.I.E.L.D.部隊がヘリキャリアを襲撃した際、独房から脱獄したロキを止めようとして、彼に刺殺される。ロキには「お前は、神にはなれない」と告げ、ロキが去った後に、フューリーに看取られた。

彼の死が、個人主義でぶつかり合っていたヒーローたちを「ロキを倒す」という目的のもとに結託させ、本当の意味でアベンジャーズにさせた。


エージェント・オブ・シールド

『アベンジャーズ』で死亡した彼だが、クリー人のDNAを使ってフューリーが強引に蘇らせた。そのせいで見知らぬ異星の知識で頭がおかしくなりかけたが、なんとか復帰。チームを率いて事件を解決していたが、シーズン1の中盤に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の事件が勃発。ヒドラによりS.H.I.E.L.D.が崩壊したが、チームメンバーと共にヒドラの主要メンバーを倒すことに成功した。その後、フューリーからS.H.I.E.L.D.の再編成と長官になることを任命された。

ちなみに長官になっている時代に『エイジ・オブ・ウルトロン』でフューリーが乗ってきたヘリキャリアを修復している。


インヒューマンズや禁断の魔術書「ダークホールド」及びそれを追っているゴーストライダー、まだまだ残っているヒドラ等と戦いつつあったが、そのゴーストライダーと契約して少しの間彼がゴーストライダーになったことが影響して急速に寿命を減らし、シーズン5にて残る余生を過ごして完全に死亡した。


シーズン6では彼の複製体で中身は別物の「サージ」として、シーズン7ではライフモデルデコイに生前の記憶を移したいわゆる人造人間として登場している。

シーズン5最後が『インフィニティ・ウォー』に繋がるのだが、人気があったためそれ以降も続けるためにこのような出し方になったという噂。


キャプテン・マーベル

アベンジャーズと出会う前、1980年代の新人捜査官だったコールソンが登場する。グレッグ自身が演じ、CG処理によって若い姿になっている。

まだ両目が健在だったフューリーの部下として、地球に来訪したキャロル・ダンバースやスクラル人の事件にかかわる。

S.H.I.E.L.D.ロサンゼルス支部局長のケラーに化けたタロスによって「組織を裏切った」という疑惑をかけられたフューリーとペガサス基地で出くわしたときは、何も言わず彼を見逃すなど、組織の命令よりもフューリーへの信頼を優先する姿を示した。


ホワット・イフ...?

MCUのIFの世界を描いたアニメシリーズでは、複数のエピソードに登場する。


第3話では次々にアベンジャーズ候補の人間が死んでいく謎の事件に、フューリーと共に挑む。ソーを初めて見た時(『マイティ・ソー』)は、「髪が綺麗だ」と謎の称賛をした。


第7話では、パリピとなったソーの影響で世界中がパーティー状態になるという異常事態に、フューリーの代行となったマリア・ヒルと共に挑む。


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