概要
MARVELコミックのキャラクター。
2008年1月の『Hulk vol.2 #1』で初登場した赤いハルク。
来歴
悪の科学者集団「インテリジェンシア」によって造り出され、当初こそアボミネーションを殺害したり姿を見せたウォッチャーを素手で殴るなど狼藉を働くが、改心してからはアベンジャーズに加入した。
2010年の『World War Hulks』にて、その正体が前年の『Fall of the Hulks』で死んだと思われていたサディアス・ロス将軍であることが明かされた。
同年から始まった『Avenging Spider-Man』ではスパイダーマンとチーム・アップし、背中に乗せてニューヨークまで大ジャンプで送り届け、ついでに黄色い侵略者達を一掃する活躍も見せた。
その後、人を殺せる非情のヒーローばかりを集め、自身のチームとして独自の「サンダーボルツ」を結成している。
能力
ハルクは怒れば怒るほど巨大化するが、彼の場合は体温が上昇し発火する。
また理性のコントロールがうまくできないハルクに比べると精神が安定しているため、暴走することもなく悪に流されない。
元が軍人なので、怪力だけでなく銃火器を扱った戦闘技術、戦略的思考などを併せ持っている。
なお普通の武器だけではなく、ソーのハンマー「ムジョルニア」やシルバーサーファーのサーフボードを軽々と余裕に扱っていた場面もあったが、ムジョルニアは「ソーごと持ち上げる」「重さが関係ない宇宙空間で振り回す」という抜け穴的な使用であり、持ち上げることができるだけの高潔な精神があったわけではない。
その他
- ロバート・マーベリック将軍(Robert Maverick)
2015年10月の『Avengers (Vol.6) #0』で初登場、ロベルト・ダコスタ / サンスポットが買収したA.I.M.の手によって2017年から2人目のレッドハルクとなった軍人。
彼の場合は左腕に埋め込まれた「ハルクプラグイン」を起動することで約1時間半の間だけ変身でき、後に時間制限を克服するも、元が老齢だったからか変身解除すると今までのダメージや病気等々が一気に迫って来る為、変身解除出来なくなってしまった。
他メディア
アニメ
CV:藤本譲
- アベンジャーズ 地球最強のヒーロー
- ハルク:スマッシュ・ヒーローズ
- アルティメットスパイダーマン
CV:松田健一郎
『ハルク』ではメインキャラクターの1人として登場。よく指示を出すが、他のメンバーには従ってもらえずにいる。
実写
演:サム・エリオット / 吹替:小林修
演者は2007年の『ゴーストライダー』にも出演している。
MCU
詳しくはサンダーボルト・ロスを参照。
関連タグ
レッド・ゴブリン:同じく「レッド」を冠したMARVELキャラクター。