概要
MARVEL COMICS(アメコミ)のキャラクター。
初登場は「Hulk vol. 2 #1 (2008年1月) 」
当初は悪の科学者集団、インテリジェンシアによって造り出された。
アボミネーションを殺害し、姿を見せたウォッチャーのウアトゥを素手で殴るなど狼藉を働く。
改心してからはアベンジャーズに加入した。
理性のコントロールがうまくできないハルクに比べると、精神が安定しているため、暴走することもなく悪に流されない。
その正体はFall of the Hulks「フォール・オブ・ハルクス」(2009年12月~2010年4月 )で死んだと思われていたサンダーボルト・ロス将軍であることが
World War Hulks「ワールド・ウォー・ハルクス」(出版:2010年4月~8月 )で明かされた。
アヴェンジング・スパイダーマン誌ではスパイディとチーム・アップし、背中にスパイダーマンを乗せてニューヨークまで大ジャンプで送り届け、ついでに黄色い侵略者達を一掃する活躍も見せた。
その後、自身のチームとして人を殺せる非情のヒーローばかりを集め、独自のサンダーボルツを結成している。
またロバート・マーベリック将軍も変身可能で、彼の場合は左腕に埋め込まれた「ハルクプラグイン」を起動することで約1時間半の間だけレッドハルクへと変身する。
後に時間制限を克服するも、元が老齢だったからか変身解除すると今までのダメージや病気等々が一気に迫って来る為、変身解除出来なくなってしまった。
能力
ハルクは怒れば怒るほど巨大化するが、レッドハルクの場合は体温が上昇し発火する。
元が軍人なので、怪力だけでなくアニメ「ハルク:スマッシュ・ヒーローズ」等と同様に銃火器を扱った戦闘技術、戦略的思考などを併せ持っている。
テレビアニメ
「ハルク:スマッシュ・ヒーローズ」ではメインキャラクターの一人として登場。日本語版担当者は松田健一郎。
よく指示を出すが、他のメンバーには従ってもらえずにいる。
世界観を共有する「アルティメットスパイダーマン」にもゲスト出演している。
MCU
正体であるロス将軍は最初期の『インクレディブル・ハルク』を始め、何作かに登場している。
その後、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』で遂にレッドハルクへと変貌することが明かされた。
詳しくはサンダーボルト・ロスを参照。
余談
鈍器や銃火器などの普通の武器だけではなくマイティ・ソーの武器「ムジョルニア(ミョルニル)」やシルバーサーファーのサーフボードを軽々と余裕に扱っていた場面もあった。ただしムジョルニアは「ソーごと持ち上げる」「重さが関係ない宇宙空間で振り回す」という抜け穴的な使用であり、持ち上げることができるだけの高潔な精神があったわけではない。
関連タグ
レッド・ゴブリン:同じく「レッド」を冠したMARVELキャラクター。