解説
MARVELコミックに登場するキャラクター。
アジア系(韓国系とされる)アメリカ人。
初登場は2006年の"Amazing Fantasy vol.2 #15"。
「世界で7番目の天才」と言われるほどの頭脳を持つが、しばらくはそれだけで、ブルース・バナー / ハルクやハーキュリーズのサイドキックとして活動。
その後ガンマ線を浴びたことで変身能力を得てからは、実質的な2代目ハルクとして知られる。
能力
まず、前述した世界屈指の頭脳。
「7番目」と紹介したのはリード・リチャーズ / ミスター・ファンタスティックで、ハンク・ピム / 初代アントマンからは「8番目」、ブルースからは「10番目」と言われている。
変身後はブルースのそれよりやせた体形で、理性を失わないのが特徴。後にハルクから「ブローン(brawn)」へと改名した。
交友関係
- ハルク、ハーキュリーズ
2人ともパワー・マッスル系だったため、周囲からは同性愛者疑惑がかけられており、特に後者に付き従っているところを「稚児」扱いされたことがある。
- スカール
ブルースの息子で、あるエピソードで彼と組んでいるときにボーイフレンドと揶揄されてしまう。
同年代の女性ヒーロー。シルクとは韓国系であることも共通。
共に「チャンピオンズ」を結成したり、第2期「エージェンツ・オブ・アトラス」に加入している。
メディア展開
アニメ
英語版:エリック・バウザ、日本語版:岩端卓也
ピーター・パーカーの同級生で、こちらでも「世界で7番目の天才」とされている。
2人で協力してタスクマスターを倒すなど活躍し、第3期からはアイアン・スパイダーを受け継いで、ピーターが結成した「ニューウォーリアーズ」に加入した。
- アベンジャーズ コンフィデンシャル:ブラック・ウィドウ&パニッシャー
英語版:エリック・バウザ、日本語版:浪川大輔
マッドハウス制作の中編映画。S.H.I.E.L.D.に所属しており、主にメカニック面で貢献する。
MCU
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に登場したヘレン・チョ博士は、コミックにおけるアマデウスの母親と同名だが、彼女の家族については言及が無いため不明。
また別アースにおけるスパイダーマンのオリジンを描いたアニメ『Spider-Man: Freshman Year』では、彼の同級生として登場が予告されている。