登場人物
→ 登場人物については「アローバースの登場人物」を参照。
ドラマ作品
ARROW/アロー(原題:ARROW)
「グリーンアロー」の単独ドラマ。2012年から始まって以降、正統派ヒーロー物である『フラッシュ』が始まるまでの二年間、「能力者がいないリアル調の世界観」でアローバースの土台を築いてきた。MCUにおけるアイアンマン的な存在。2019年のシーズン8をもって完結。
THE FLASH/フラッシュ(原題:THE FLASH)
「フラッシュ」の単独ドラマ。『アロー』シーズン2でフラッシュになる前のバリー・アレンがカメオ出演し、翌年の2014年から主演ドラマがスタート。タイムトラベルや時空移動を扱う。シーズン2から別アースの存在が明らかになり、平行世界という世界観を掘り下げてアローバースを形成した。シリーズ人気No1の作品でもあり、長らくアローバースの屋台骨を支えたが、2023年シーズン9をもって完結。
SUPERGIRL/スーパーガール(原題:SUPERGIRL)
「スーパーガール」の単独ドラマ。2015年から放映開始。CBS製作だったがシーズン2から放送局をTheCWに移籍。S1×18でフラッシュと共演し、翌年の大型クロスオーバー「インベーション」から『フラッシュ』以外の作品とも共演するようになった。
レジェンド・オブ・トゥモロー(原:DC's LEGENDS OF TOMORROW)
DCヒーローとヴィランが活躍する単独ドラマ。『アロー』と『フラッシュ』2回目のクロスオーバー直後である2015年(新年)から放映が開始。 チームものであるため主人公はいないが、シーズン6までレギュラーキャストを張り続けたホワイトキャナリー/サラ・ランスが作品の顔として扱われ、TheCW版ジャスティスリーグの創設メンバーとなった。
ブラックライトニング(原題:BLACK LIGHTNING)
「ブラックライトニング」の単独ドラマ。2017年から放映開始。『アロー』と同じTheCWで放送されているものの、アローバースには属さない作品だったが、大型クロスオーバー第4弾「クライシス・オン・インフィニット・アース」にてアローバースとの合流を果たした。
BATWOMAN/バットウーマン(原題:BATWOMAN)
「バットウーマン」の単独ドラマ。大型クロスオーバー第3弾である「エルスワールド」で異例の初登場を果たし、2019年から放映開始。しかし、ケイト・ケイン役ルビー・ローズのSNS発言等によって著しく作品評価を落としてしまい、シーズン1で彼女の降板が決定。新たにライアン・ワイルダー役ジャヴィシア・レスリーがバットウーマンを引き継いでシーズン2を迎える。シーズン1のラストでブルース・ウェインの姿が明らかになった。
スターガール(原題:STARGRIL)
「スターガール」の単独ドラマ。「クライシス・オン・インフィニット・アース」でカメオ出演し、2020年から本編がスタートした。DCユニバース制作の作品だったが、シーズン2以降はTheCWが製作となる。既にクロスオーバーの計画が始動している。
スーパーマン&ロイス(原題:SUPERMAN&LOIS)
「スーパーマン」の単独ドラマ。2021年2月から放映開始。当初は二人の子供は一人だったのだが、「クライシス・オン・インフィニット・アース」の世界改変を経て子供が二人になった。妻ロイス・レインと子育てに奮闘するスーパーマンが描かれる。第1話がIMDbでアローバースシリーズ最高評価を獲得。日本ではNHKにて吹替版が放送され、日本語版DVDが発売中。
ゴッサムナイツ
TheCWが2023年に放送開始した新ドラマ。バットマンが失踪したゴッサムで「バットマンの子供たち」がゴッサムシティを守る物語。ナイトウィング(ディック・グレイソン)の登場が噂されている。2022年に発売される同名のゲームとはストーリー上の繋がりはない。TheCW製作で『スーパーマン&ロイス』と共に宣伝されているが、アローバースとの関連性は今のところない。
ジャスティスU(仮)
TheCWが2022年に製作発表した新ドラマ。『アロー』のジョン・ディグルが5人の若きメタヒューマンをヒーロー育てる物語。『スーパーマン&ロイス』にディグルが出演し続けているが、計画がまだ生きているかは不明。
※ TheCWは『グリーンアロー&キャナリーズ』や『ペインキラー』等、計画段階で頓挫したドラマがいくつかあるため、情報を鵜呑みにせず続報を待つのが賢明である。
クロスオーバー作品
2014年:フラッシュVSアロー(原題:Flash vs. Arrow)
最初のクロスオーバー。『フラッシュS1×08』『アローS3×08』全2話。アローとフラッシュが共闘。独立したヒーロードラマ同士での初共演。「容赦ない人間グリーンアロー」と「優しい超人フラッシュ」というバットマンとスーパーマンの構図に近い対比が為されている。
2015年:ヒーローズ・ジョイン・フォース(原題:Heroes Join Forces)
二回目のクロスオーバー。『フラッシュS2×08』『アローS4×08』全2話。ホークマンとホークガールが初登場。直後である新年から『レジェンド・オブ・トゥモロー』が放送開始。
ヴァンダルサベッジとの戦い。
2016年:インベージョン!(原題:Invasion)
大型クロスオーバー第1弾。『スーパーガールS2×08(ラスト5分)』『フラッシュS3×08』『アローS5×08』『レジェンドS2×07』全3話。それらを収録した日本語版DVDが発売中。地球に襲来したエイリアンとの戦い。
2017年:クライシス・オン・アースX(原題:Crisis on Earth-X)
大型クロスオーバー第2弾。『スーパーガールS3×08』『フラッシュS4×08』『アローS6×08』『フラッシュS4×08』『レジェンドS3×08』全4話。それらを収録した日本語版DVDが発売中。アース1に侵攻してきたアースX(53)ヒーローとの戦い。
2018年:エルスワールド(原題:Elseworlds)
大型クロスオーバー第3弾。『フラッシュS5×09』『アローS7×09』『スーパーガールS4×09』全3話。それらを収録した日本語版DVD/BDが発売中。
下記のクライシス前哨戦。ドラマ開始を前にバットウーマンが初登場。
2019年:クライシス・オン・インフィニット・アース(原題:Crisis on Infinite Earths)
大型クロスオーバー第4弾。『スーパーガールS5×09』『バットウーマンS1×09』『フラッシュS6×09』『アローS8×08』『レジェンドS5×01』全5話。それらを収録した日本語版BD/DVDが発売中。未来のバリーが行方不明となった大事件。あくまで外伝的だった他のクロスオーバーとは異なり、それぞれの単独作の設定に多大な影響を与える物語となっている。DCコミックの超大作「クライシス・オン・インフィニット・アース」を原作とする。過去のDCコミック映像化作品から多数のゲストが出演。以下、出演した登場人物。
・超音速ヒーロー ザ・フラッシュ「ザ・フラッシュ」 ジョン・ウェズリーシップ
・スーパーマン リターンズ 「スーパーマン」 ブランドン・ラウス
・ヤングスーパーマン 「クラーク・ケント」 トム・ウェリング
・怪鳥人間バットマン 「ロビン」 バート・ウォード
・バットマン:アニメイテッド 「バットマン声優」 ケヴィン・コンロイ
・ゴッサム・シティ・エンジェル 「ハントレス」 アシュレイ・スコット
・ブラックライトニング 「ブラックライトニング」クレス・ウィリアムズ
・ジャスティスリーグ 「ザ・フラッシュ」 エズラ・ミラー
この他にも多数のゲストが出演する。
2020年:特に無し
『スーパーマン&ロイス』と『バットウーマン』のクロスオーバーが予定されていたが、コロナ禍の影響で中止となった。代わりに最終回を迎えた『アロー』のジョン・デイグルが『フラッシュ』『スーパーガール』『レジェンド』『バットウーマン』『スーパーマン&ロイス』に1話ずつカメオ出演した。グリーンランタンをやる布石だと思われる。
2021年:アルマゲドン(原題:ARMAGEDDON)
大型クロスオーバー第5弾。例年とは異なり、『フラッシュ』S8×01~S8×05の全5話となる。
ブラックライトニング、バットウーマン、アトム、アレックス、ミア、リバースフラッシュ、ダミアンダークが登場するとアナウンスされた。地球に襲来してきた宇宙人デスペロと戦う。
2023年:(原題:It's My Party And I'll Die If I Want To)
大型クロスオーバーではないものの、最終シーズンとなった『フラッシュ』S9x09にグリーンアロー/オリバーが再登場した。
アローバース始まりの2人が再びタッグを組み、ブラッドワークとの最終決戦に挑む。
マルチバース(平行世界)
※2019年の「クライシス・オン・インフィニット・アース」を経て各アースに変化が生じた。ただし、そのままのアースもある。クライシス前まで存在していたアースをプレ・クライシス(Pr)、クライシス後に誕生したアースをポスト・クライシス(Po)とする。
- アース1(Pr)
『アロー』『フラッシュ』『レジェンド』『バットウーマン』の舞台。大型クロスオーバー三作の主戦場であり、アローバースの根幹。
- アース2(Pr)
『フラッシュ』S2で登場。最初の別アースとして存在が明らかになった。メタヒューマンではないバリーのドッペルゲンガーがいる。ゴリラシティがあり、DCヒーロー「アクアマン」で有名な海底都市アトランティスもあるとされる。
- アース3(Pr)
『フラッシュ』S3で登場。バリーの父ヘンリー・アレンに瓜二つのフラッシュ「ジェイ・ギャリック」がいる。『超音速ヒーロー ザ・フラッシュ』『フラッシュ』でトリックスターを演じたマーク・ハミルがこのアースのトリックスターとしても登場。
- アース9
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『タイタンズ』の世界。
- アース15
『フラッシュ』S6×02でジェイギャリックの平行世界分析ボードに名前が記されていた。添え書きによると1985年に滅亡したらしい。これは原作「クライシス・オン・インフィニット・アース(1985年発刊)」にて誕生したスーパーボーイ・プライムがアース15を滅亡させたエピソードを示している。
- アース19(Pr)
『フラッシュ』S3で登場。別アースからの攻撃を受けて壊滅しかけた歴史を持ち、次元移動は重罪。たびたびアース19のフラッシュであるアクセレイテッドマンがカメオ出演する。
- アース38(Pr)
『スーパーガール』の舞台。スーパーマンも活躍している。宇宙人の風当たりが厳しい。『スーパーガール』S1×18でフラッシュが迷い込み、スーパーガールと共闘。以後、アース1(Pr)ヒーローたちとの協力関係を築く。
- アースX
「クライシス・オン・アースX」の舞台。ナチスに支配された世界。アース1(Pr)のリバースフラッシュが手引きし、スーパーガールとグリーンアローのドッペルゲンガーが軍隊を率いてアース1(Pr)に侵攻した。
- アース66
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『怪鳥人間バットマン』の世界。
- アース89
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『バットマン(映画)』の世界。
- アース90
「エルスワールド」で登場。
『超音速ヒーロー ザ・フラッシュ』の世界。ジョン・ウェズリーシップ演じるフラッシュが危機を知らせにアース1(Pr)へ時空を超えてやって来た。彼曰く、アース90のジョン・ディグルがグリーンランタンであるらしい。この世界のジャスティスリーグと思われるヒーロー達がモニターのテストに破れて敗北、滅亡した。
- アース96
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『スーパーマン リターンズ(映画)』の世界。
- アース99
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
長年バットマンの声優を務めてきたケヴィン・コンロイが演じるブルース・ウェインがいる。
- アース167
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『ヤングスーパーマン』の世界。
- アース203
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『ゴッサム・シティ・エンジェル』の世界。
- アース666
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『ルシファー』の世界。
- アース?(Pr)
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『ブラックライトニング』の世界。
- アース?
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『DCエクステンデットユニバース』の世界。
- アースプライム(Po)
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『アロー』『フラッシュ』『スーパーガール』『レジェンド』『ブラックライトニング』『バットウーマン』『スーパーマン&ロイス』の世界。クライシスを経てアース1、アース38、ブラックライトニングのアース、3つのアースが融合して誕生した。融合時の歴史改変によって元々フラッシュやスーパーガール等が一緒に活躍していたことになっており、世間にも知れわたっている。グリーンアローの意思を受け継いだヒーロー7人によってジャスティスリーグが創設された。名称がアース1にならなかったのは、そこに映画群(DCEU)を据えるためだと思われる。また、原作DCコミックでのアースプライムはスーパーボーイ・プライムが誕生した不吉なアースである。
- アース2(Po)
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『スターガール』の世界。ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカが存在する。
- アース12(Po)
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
映画『グリーンランタン(2011)』の世界。
- アース19(Po)
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『スワンプシング』の世界。
- アース21(Po)
「クライシス・オン・インフィニット・アース」で登場。
『ドゥームパトロール』の世界。
- アポコリプス
DCユニバース最強の悪「ダークサイド」がいる世界。
アローバースの劇中には登場していないが、『ジャスティスリーグ スナイダーカット』で登場。「別世界」の存在を示唆する台詞があった。原作DCコミックにおいてアポコリプスという次元が単一で存在しており、それに伴ってダークサイドもマルチバースに1人しかない設定であるため特筆。『ヤングスーパーマン』にも一瞬ダークサイドが登場しているが、同一人物であるかは不明。
簡単な見取り図
(イラスト上部がクライシス前、下部がクライシス後)
ヒーローチーム
DCコミックにおける過去のヒーローチーム。
アメリカンコミックにおける最初のヒーローチームでもある。DCコミックにおいて最も有名なヒーローチーム「ジャスティスリーグ」の前身。2020年開始のドラマ『スターガール』ではストーリーの主題として扱われる。
DCコミックにおける未来のヒーローチーム。
現代のヒーローたち(ジャスティスリーグ)の子孫や次世代が活躍するチーム。
『スーパーガール』においてブレイニャック5がレギュラーキャストとして活躍している。
DCコミックにおける現代のヒーローチームであり、最も有名なヒーローチーム。
はっきりとした名称は出ていないが、以下のようにドラマ内で存在が仄めかされていた。
・『フラッシュ』S1×20タイムボルトで「バリーが創設メンバーである」とギデオンが発言。
・『フラッシュ』S5×03未来からやってきたノーラが「リーグ」というヒーローチームの存在を発言(日本語吹き替え版では「ジャスティスリーグ」と先走った翻訳をされている)。
2019年のクロスオーバー「クライシス・オン・インフィニット・アース」にて結成された。
創設メンバーはザ・フラッシュ、スーパーガール、ホワイトキャナリー、バットウーマン、ブラックライトニング、スーパーマン、マーシャン・マンハンターの7人。
関連作品
『コンスタンティン(原題:CONSTANTINE)』
NBC制作のDCドラマ。シーズン1で打ち切りとなったが、同じ役柄でマット・ライアンが『アロー』S4にゲスト出演。その後、『レジェンド』の主要キャストとなった。 マット・ライアンはアニメーションでもコンスタンティンを演じている。「クライシス・オン・インフィニット・アース」ではオカルト面を一身に担当しており、別次元にあるラザラスピットの発見・ルシファーとの仲介・スペクターとの面識など、ユニバース作品として重要な役割をいくつも果たした。
『超音速ヒーロー ザ・フラッシュ(原題:THE FLASH)』
「エルスワールド」にて俳優ジョン・ウェズリーシップがフラッシュ/バリー・アレンを再演。唯一、前回のクロスオーバーから「クライシス・オン・インフィニット・アース」と続けざまに登場した。ジョン・ウェズリーシップは他にも『フラッシュ』でバリーの父ヘンリー・アレン、アース3(Pr)のフラッシュ/ジェイ・ギャリックの計3役を演じている。『スターガール』シーズン2でアース2のフラッシュ/ジェイ・ギャリックとして再登場した。
『ヤングスーパーマン(原題:SMALLVILLE)』
単なる別作品ではなく『アロー』の前にTheCWで製作されたDCドラマであり、アローバースの前身ともいえる作品。主人公である若きスーパーマンだけでなくグリーンアローやフラッシュなど多数のヒーローが登場し、単独ドラマながらユニバース的な作品だった。「エルスワールド」にて本ドラマのグリーンアローの姿をしたヒーローがカメオ出演し、更に劇中でテーマ曲「SAVE ME」が流れるなど下記のクライシス直前に特別な演出が散りばめられる。「クライシス・オン・インフィニット・アース」に俳優トム・ウェリングがクラーク・ケントを、女優エリカ・デュランスがロイス・レインを再演。デュランスは『スーパーガール』でカーラの実母も演じている。クライシスではドラマ終了後に発刊されたコミック版「SEASON11」の設定を踏襲している。
『スーパーマン リターンズ(原題:SUPERMAN RETURNS)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にて俳優ブランドン・ラウスがスーパーマン/クラーク・ケントを再演。ブランドン・ラウスは現在『レジェンド』でアトムを演じている。DCコミックの傑作「キングダム・カム」スーパーマンのスーツを身に纏う。元々、『スーパーマン(1978年)』及び『スーパーマンII/冒険篇(1980年)』の続編として製作されており、それらの設定も劇中で踏襲された。
『怪鳥人間バットマン(原題:Batman)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にロビン役バート・ウォードがカメオ出演した。
『鉄腕美女ワンダーウーマン(原題:WONDERWOMAN)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」参加のオファーをワンダーウーマン役リンダ・カーター打診されたが実現しなかった。代わりに2020年の映画『ワンダーウーマン1984』に先代ワンダーウーマンとしてリンダ・カーターがカメオ出演した。なお、リンダ・カーターは『スーパーガール』で女性大統領を演じている。
『バットマン(原題:BATMAN)
& バットマン リターンズ(原題:BATMAN RETURNS)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にアレクサンダー・ノックス役ロバート・ウールがカメオ出演した。また、バットマン役マイケル・キートンは2022年の映画『フラッシュポイント』でバットマンを再演する。
『スーパーガール(原題:SUPERGRIL)』
90年代に製作されたスーパーガールの映画。ヘレン・スレイターがスーパーガールを演じている。ヘレンは『スーパーガール』でカーラの養母を演じている。
『ゴッサム・シティ・エンジェル(原題:Birds of Prey)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にて俳優アシュレイ・スコットが再びハントレスとしてカメオ出演した。
『グリーンランタン(原題: Green Lantern)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にて同作の劇中シーンが挿入された。アローバース製作の指揮の一人であるマーク・グッゲンハイムが脚本・監督を務めていた映画。ゆくゆくは映画「ジャスティスリーグ」まで続く予定だったが、興行の不振から続編の製作が頓挫。主人公ハル・ジョーダンを演じていたのはライアン・レイノルズ。現在、彼の演じるMARVELの赤い奴に弄られており、不遇な扱いが多い。
『TITANS/タイタンズ(原題:TITANS)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にロビン(ジェイソン・トッド)とホークがカメオ出演した。ホーク役アラン・リッチソンは過去に『ヤングスーパーマン』にてアクアマン/アーサー・カリーを演じており、この辺りも踏まえたクライシスでのカメオ演出と思われる。ストリーミングサービス「DCユニバース」製作のドラマ。
『ドゥームパトロール(原題:DOOM PATROL)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にネガティヴマン、サイボーグ、ロボットマン、エラスティガール、クレイジージェーンがカメオ出演した。ストリーミングサービス「DCユニバース」製作のドラマ。
『スワンプシング(原題:Swamp Thing)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にスワンプシングがカメオ出演した。ストリーミングサービス「DCユニバース」製作のドラマだったが、製作側で予算での食い違いがあったためにシーズン1で打ち切り。その後、TheCWが放送権を買い取って地上波で放映された。スワンプシングはDCコミック原作においてコンスタンティンが初登場した作品であり、同キャラと共演することも多い。
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にルシファー・モーニングスター役トム・エリスが出演。原作「サンドマン」で繋がりをもつコンスタンテインとの邂逅を果たす。トム・エリスはクライシス放映前「出演しない」と嘘をついていた(悪魔は嘘つき)。余談であるが、ルシファーはマーカス・ピアース役トム・ウェリング(『ヤングスーパーマン』のスーパーマン)と本ドラマのシーズン2で共演しており、劇中でキスを交わしたことがある。
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にアニメ・ゲームで長年バットマンの声優を演じるケヴィン・コンロイがDCコミックの傑作「キングダム・カム」のブルース・ウェインとして出演。
『DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)』
「クライシス・オン・インフィニット・アース」にフラッシュ役エズラ・ミラーが出演した。現行のDCコミックの映画ユニバースであり、DCキャラクターの実写化もドラマより常にこちらが優先されている。『アロー』のデスストロークなどは映画の影響でドラマでの出番が減ったキャラクターである。これらの理由からドラマと共演する可能性は皆無という一般の認識であったがザ・フラッシュ/エズラ・ミラーが「クライシス」に出演し、視聴者を驚かせた。
『グリーンランタン(仮)』
HBOmaxで新たに製作されるDCヒーロー「グリーンランタン」の単独作。アローバースの製作指揮の一人であったマーク・グッゲンハイムが脚本に携わる。『アロー』最終回でジョン・デイグルがグリーンランタンとなった描写があり、今後アローバースとのクロスオーバーが期待される。
アニメ作品
・『VIXEN/ビクセン(原題:VIXEN)』
『レジェンド』に登場するビクセンが主人公のアニメーション作品。
・『FREEDOM FIGHTERS: The RAY』
「クライシス・オン・アースX」に登場したレイを主人公にしたアニメーション作品。
その他
・原作『クライシス・オン・インフィニット・アース』の作者マーヴ・ウルフマンが「クライシス・オン・インフィニット・アース」にカメオ出演した。また、2020年よりマーク・グッゲンハイムと共同で原作『クライシス・オン・インフィニット・アース』のスピンオフを製作・刊行する事が決定。アローバースに登場するヒーローがドラマのデザイン準拠でコミックに登場する。
放送局「TheCW」について
『ヤングスーパーマン』でノウハウを積み、DCコミックスの実写ユニバース「アローバース」を作り上げた。元々はCBS制作だった『スーパーガール』や、ストリーミングサービスDCユニバース製作の『スターガール』を取り込むなど、ユニバースの拡大に積極的。
他会社のアメコミドラマに比べて話数が多く、絵作りが若干チープになりがち。その一方で大型クロスオーバーとは別に単独作の中でミニクロスオーバーを行うなど製作のフットワークが軽く、TheCW制作のDCドラマは長寿な傾向にある。
放送局の方針か、登場人物に女性ヒーロー・同性愛者がやや多い傾向がある。DCコミック原作やメディアミックス含め、女性がワンダーウーマンだけの作品も多い中、2019年に結成されたTheCW版ジャスティスリーグには女性が3人もおり、局の制作方針を窺える。
また差別問題に厳しく、6年前に人種・女性差別ツイートをした『フラッシュ』のエロンゲイデッドマン役ハートリー・ソーヤーはドラマのレギュラーメンバーであるにもかかわらず解雇された。そのためシーズン7以降には登場しない。
オススメ視聴方法
NETFLIXで『アロー』『フラッシュ』『ブラックライトニング』が、
Hulu で『フラッシュ』『ス-パーガール』『レジェンド』が、
Amazon で『アロー』『フラッシュ』『スーパーガール』『レジェンド』が視聴できる。
どのストリーミングサービスも無料体験期間があってお得だが、各作品がバラけているので大型クロスオーバーを通して視聴するには、これらのサイトを行き来しなければならない。また、
・「Huluの『フラッシュ』のみ他よりも配信が1年早い」
・「Amazonは無料視聴の入れ替わりが特に激しい」
…など細かな違いがあるため事前の調査が推奨される。また、どの作品から見るか迷っている方はアローバース随一の人気作である『フラッシュ』からの視聴をお勧めする。
関連タグ
外部リンク
インベーション - ワーナーブラザーズ公式サイト
クライシス・オン・アースX - ワーナーブラザーズ公式サイト
エルスワールド - ワーナーブラザーズ公式サイト
クライシス・オン・インフィニット・アース - ワーナーブラザーズ公式サイト