DCユニバース(シネマティックユニバース)
DCEUの記述を参照。
DCユニバース(コミックス)
一部のオンライン百科事典ではアメコミのユニバース(世界観)を説明する記事名に使われている。
主な世界
アース0
いわば"基本世界"。
スーパーマンを初めとするジャスティス・リーグのヒーロー達が住んでいる。
他の51個の世界は、このアース0を原型として派生した世界である。これは、単なるメタな意味ではなく、作品内の設定がそうなっており、他の51個の世界の出身者でマルチバースの存在を知っている者はアース0を言わば「基本世界」「自分達の出身世界の原型となった世界」と見做す事が多い。
アース1
「スーパーマンの生まれ故郷・クリプトン星が壊滅したのはクリプトン星人を危険視した別の異星人が引き起した」「スーパーマンことクラーク・ケントは身体能力だけではなく、知性や芸術センス等も超人的レベルで優れている」「バットマンは"スーパーパワーなき人間の極限"ではなく"常人よりやや強い"程度」「ワンダーウーマンには故郷に同性の恋人が居た」「スティーブ・トレバーはアフリカ系アメリカ人で(アース0においては白人)、ワンダーウーマンに関する情報を上司にもほとんど報告していないのはアフリカ系が奴隷として迫害を受けてきた歴史に由来する権力者への不信感から」「ワンダーウーマンの同胞であるアマゾン族は美女しかいない為、ぽっちゃり体型の女性は『醜い』を通り越して『おぞましく』感じる」など、より現代風かつ"リアル","ダーク"な世界。
元々はバリー・アレン登場後のシルバーエイジの世界を指す。
アース2(THE NEW 52!)
アース0と似ているが、スーパーマン・バットマン・ワンダーウーマンの3大ヒーローが死亡した世界。
リブート版ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカが活躍する。
元々はバリー・アレン登場前のゴールデンエイジの世界を指す。
アース3
アース0と似ているが善悪が逆転した世界
ジャスティス・リーグのヒーロー達に良く似たスーパーヴィランチーム『クライム・シンジケート』の出身世界
アース4
名作アメコミの一作『ウォッチメン』に登場するヒーロー達の元ネタとして知られるチャールトン・コミックスから移籍したヒーロー達だけが実在し、21世紀版ウォッチメン的な陰謀が進行している世界
アース5
別名『サンダーワールド』。
キャプテン・マーベル(※アース0におけるシャザム)とその仲間達がドクターシヴァナを初めとするスーパーヴィラン達と戦っている世界。
『毎日がアクション満載の新たな冒険で満ち溢れている、魔法の場所』らしい。
アース6
かのスタン・リー御大がDCコミックのキャラクターを独自解釈で再構成した『JUST Imagine』というシリーズの設定を元にした世界。
この世界では
『スーパーマンはクリプトン星からやって来た警察官』
『バットマンは着ぐるみ的なコウモリスーツを装着』
『ワンダーウーマンはマンコ・カパックの力を操るヒロイン』
となっている。
アース7
DCのライバル会社MARVELコミックのパロディ世界。
特にアルティメッツシリーズの設定を参考にしている。
マイティ・ソーにそっくりなヒーロー『サンダラー』を残して滅亡してしまった。
ちなみにマーベルのパロディ世界なのに、何故かダークホースコミックスのヘルボーイにそっくりなヒーローも所属している。
アース8
アース7と同じくMARVELのパロディ世界で、こちらはMARVELの正史世界アース616の設定を参考にしている。
キャプテン・アメリカそっくりな『アメリカン・クルセーダー』が率いるアベンジャーズそっくりなヒーローチーム『リタリエイターズ』がDr.ドゥームそっくりな『ロード・ハボック』を初めとするスーパーヴィラン達と戦っている。
その他、ファンタスティックフォーにそっくりな『フューチャー・ファミリー』やX-MENにそっくりな『G-メン』といったヒーロー達も存在している。
アース9
地形、経済、政治、人生のあらゆる物事等々『すべてが超人的パワーのヒーローや悪党(ヴィラン)の影響を受けている』とされる世界。
この世界における最大最高のヒーローはアトムで、スーパーマンは『強い精神力と非常に高い知能を持つ存在』とのこと。
アース10
別名『アースX』。
幼いスーパーマンことカル=エルを乗せたロケットがナチスドイツによって回収され、第二次世界大戦でナチスドイツが勝利した世界。
この世界のスーパーマンは『オーバーマン』と名乗り、『ニューナチス軍』を率いて敗戦国となったアメリカの生き残りである『フリーダム・ファイターズ』と戦っている。