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マン・オブ・スティール

まんおぶすてぃーる

2013年公開の『スーパーマン』リブート映画。/その引用元になった、DCコミックから出版された『スーパーマン』シリーズのタイトル。/アメコミヒーロー・スーパーマンの異名。
目次 [非表示]

「わたしは戦士として生まれ、ひたすら腕を磨いてきた」

「お前はどこで鍛えた? 農場か?」


曖昧さ回避編集

  1. スーパーマンの異名。
  2. 1986年にDCコミックから出版されたミニシリーズタイトル。誕生以降複雑化していたスーパーマンの設定を整理・再定義したリブート企画。
  3. 2013年公開の映画作品タイトル。本稿で解説。

概要編集

DCコミックスのアメリカン・コミック『スーパーマン』の実写映画化作品。


制作・原案に『ダークナイト・トリロジー』のクリストファー・ノーラン。脚本にデヴィッド・S・ゴイヤー。監督に『ウォッチメン』のザック・スナイダーといったアメコミ映画界の巨匠達による『スーパーマン』のリブート映画である。

『スーパーマン』シリーズを含めた通算では第6作品目の映画であり、様々なDCコミックスの実写化映画作品を同一の世界観のクロスオーバー作品群として扱う『DCエクステンディッド・ユニバース』シリーズの第1作品目となる。


ダークナイト・ライジング」の構想中にゴイヤーがノーランにアイディアを持ち込んだことで企画が進み、2010年にスナイダーが監督に決定した。


2016年に続編である『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』が公開された。


あらすじ編集

農家育ちの青年クラーク・ケントは幼い頃から不思議な力を持っていた。


クラークは赤ん坊の時に宇宙からやってきた存在であった。子供の頃に養父ジョナサンからそのことを知らされたクラークは、「お前の出生の秘密をつきとめ、その役目を知るのがお前の使命なんだ」と言われていた。

ジョナサンから手渡されたアルファベットの「S」に似た刻印が刻まれた鍵を手がかりに己のルーツを探るべく、クラークは時にその力で人々を助けながら世界各地を一人放浪していたのだ。


クラークは旅の道中のバーで働いていたある日、「軍が氷の下に埋まっている謎の物体を発見したらしい」という噂を知り現場に向かい、そこで巨大な宇宙船を見つける。

クラークが宇宙船に鍵をはめて起動させると、ジョー=エルと名乗る人物の意識を保存したホログラムが現れる。

ジョーはクラークが自分の実の息子「カル=エル」であることを告げる。クラークはかつて惑星のエネルギーの枯渇によって崩壊した星・クリプトン星で数百年ぶりの自然出産で生まれた子供であった。そしてケント夫妻という善き地球人の養父母に育てられた今の彼は、地球とクリプトンの両方の善性を受け継いだ存在なのだという。

自分の故郷を知り、エル家に伝わるクリプトンのスーツとマントを纏ったクラークは大空へと羽ばたき出す。


その頃、クラークと同じくクリプトン星の生き残りであるゾッド将軍が配下を引き連れて、地球を第二のクリプトン星にするべく侵略の手を伸ばしつつあった…。


これは後に、地球最強のスーパーヒーロー「スーパーマン」と呼ばれるようになる男の誕生の物語である。


キャスト編集

役名キャスト吹き替え
クラーク・ケントヘンリー・カヴィル星野貴紀
ロイス・レインエイミー・アダムス中村千絵
ゾッド将軍マイケル・シャノン広瀬彰勇
ジョナサン・ケントケビン・コスナー津嘉山正種
マーサ・ケントダイアン・レイン塩田朋子
ファオラ=ウルアンチュ・トラウェ田中敦子
ジャックス=オーマッケンジー・グレイ多田野曜平
ペリー・ホワイトローレンス・フィッシュバーン石塚運昇
スティーヴ・ロンバードマイケル・ケリー松山鷹志
スワンウィック将軍ハリー・J・レニックス石住昭彦
ネイサン・ハーディー大佐クリストファー・メローニてらそままさき
エミール・ハミルトンリチャード・シフ中博史
ララ・ロー=ヴァンアイェレット・ゾラー泉裕子
ジョー=エルラッセル・クロウ井上和彦

予告編編集


その後の展開編集

後続の作品でバットマンバリー・アレンの視点から、本作の出来事が回想される。


関連タグ編集

スーパーマン


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