「4年前の俺はただのろくでなし」
「でも今は父親だ」
概要
DCEUの一作品。
旧ユニバース最大のヒット作である『アクアマン』の続編。
前作に引き続き、監督はジェームズ・ワン、主演はジェイソン・モモア。
前作はヒロイン・メラとのバディ感が強かったが、本作では前作でヴィランを務めた弟・オームとのバディ感の強いストーリーとなっている。
ストーリー
前作『アクアマン』にてアトランティスの王となったアーサー・カリー / アクアマンは、メラと結婚し子どもを儲け、王と父親、そしてスーパーヒーローの三足の草鞋を履く生活を送っていた。
そんな中、前作のサブヴィラン・ブラックマンタにより、初代アトランティス王の弟にして反逆者コーダックスの封印が解かれようとしていた…
登場人物
- アーサー・カリー / アクアマン
主人公。前作で、弟にしてアトランティスの王・オームを倒したことにより、現在はアトランティスの王座についている。メラと結婚し、一児を儲けている。
ブラックマンタとコーダックスの野望を阻止するため、投獄されている異父弟オームの力を借りることとなる。
アーサーの異父弟。前作でオーシャンマスターを名乗り、陸を攻め滅ぼそうとしたがアーサーに敗れ、砂の国の牢獄で刑を受けていた。アーサーの頼みで、彼とともに行動する。
シリアス一辺倒だった前作と打って変わって、陸の常識を知らない世間知らずな面がコミカルに描かれている。
- デイビット・ケイン / ブラックマンタ
海賊。前作で父親をアーサーに殺されたとして彼を恨んでおり、本作ではコーダックスの力を利用して、アーサーを倒そうとする。
- メラ
ヒロイン。海底国ゼベルの王女でネレウス王の娘。アーサーの妻であり、彼との間に子どもを儲けた。
- アトランナ
アーサーとオームの母親であり、アトランティスの元・女王。
- コーダックス
初代アトランティス王・アトランの弟であり、かつて王座を奪おうとして封印された邪悪な存在。
肉体が封印されているため、魂のみで、デイビットに力を貸す。
備考
ジェームズ・ガンが率いる新ユニバース「DCユニバース」に編入される予定だったが、取り消された。
そのため、本作がDCEUの最終作となった。
そのせいか、本作の宣伝活動はほとんど行われず、ハリウッドの大作映画ではお決まりのレッドカーペットでさえ実施されなかった。
また、ベン・アフレックやマイケル・キートンが演じるバットマンが登場予定だったが、リブートの影響でカットされた。
俳優の都合でバルコが出られず、アトランナ前王女の役割が増える模様。
なお、本作がアーサーとオームのバディムービーになり、ヒロインのメラの出番が少ないことに関して、演じるアンバー・ハードの不祥事が関係しているという報道もあったが、監督は「この映画に取り組んでいた時、メラのことは私の頭のなかにはありませんでした」と、あくまで予定通りであり、ハードの不祥事は関係ないことを証言している。
評価
前作『アクアマン』以降DCEU最高の興行収入を記録した。
それでも損益分岐点に到達していないという。
アクアマンがコスチュームを干していた事がファンに議論されている。
ドルフ・ラングレン(メラの父親役)は「メラの出番を減らす前の方が良かった」とコメントしている。
関連タグ
私がアイアンマンだ:パロディがある。