「Peacemaker… What a joke.」
解説
1980年代半ばに倒産したチャールトン・コミックスの『Fightin' 5』にて初登場。
その後、DCコミックスに買収され、1988年にリデビューした。
本名「クリストファー・スミス」。
「平和を作るもの」「平和主義者」の名を持つが、「平和を守るためなら殺人も問わない」という行き過ぎた正義感を持つ。
元ナチスの父の自殺に多大な影響を受け、母とともに渡米。
ベトナム戦争に従軍後、政府の対テロ組織計画「プロジェクト:ピースメイカー」に加わるが計画がとん挫。
オーストリアに渡って家電事業を成功させ、その金で独自に「プロジェクト:ピースメイカー」を立ち上げる。
クライシス・オン・インフィニット・アースにおいて頭部を負傷して以来、双極性障害と統合失調症を患い、ヘルメットから父親の声を幻聴するようになる。
『New 52』以降の設定では、元外交官で、政治では争いをなくすことができないと考え、ビジランテになる。
その後、政府のタスクフォースX、通称スーサイド・スクワッドに加わる。
実写デビュー後は単独誌を得るまでに成長した。
コメディアン
DCコミックの大傑作『ウォッチメン(原題(Watchmen)』のキャラクター。本名:エドワード・モーガン・ブレイク。DCヒーロー「クエスチョン」を元ネタとするロールシャッハや、「キャプテンアトム」を元ネタとするDr.マンハッタンと同じく、「ピースメイカー」が原案となったキャラクター。ただし、元ネタであるピースメイカーより加虐的であり、やさぐれ度が高い。
映画
DC Extended Universe
演:ジョン・シナ
日本語吹替:大塚明夫
タスクフォースXに加わり、政府の命令でコルト・マルテーゼ島にあるナチス時代の研究施設ヨトゥンヘイム破壊ミッションに従事する。
しかし、実はヨトゥンヘイムで行なわれている研究プロジェクト「スターフィッシュ計画」にアメリカが関与していることを唯一知っており、ただ一人、アメリカが計画に関わっている証拠を抹消する任務を追っていた。
そのことを隊長のリック・フラッグが知り、世間に明かすべきと主張したため、彼を殴り合いの末に殺害。
さらにラットキャッチャー2までも殺そうとするが、ブラッドスポートに射殺される。
……と思われたが、実は瀕死ながらも生きていた。
ドラマ
DC Universe
『ピースメイカー』
演:ジョン・シナ
日本語吹替:大塚明夫
ピースメイカーが主役を務めるドラマシリーズ。
ワーナーブラザーズのVODサービス「HBO MAX」にて配信(日本ではU-NEXT独占配信)。
監督は『ザ・スーサイド・スクワッド』のジェームズ・ガンが務めた。
ピースメイカーを含めた登場人物全員が洋楽に合わせてキメキメのダンスを踊るオープニング映像など、ガン節が全編に渡って楽しめる。
シーズン1が配信済み。その好評を受け、シーズン2の製作も決定している。
詳細はドラマの独立記事へ⇒ピースメイカー(ドラマ)。
アニメ
『異世界スーサイド・スクワッド』
CV:子安武人
詳細はピースメイカー(SSI)を参照。
関連イラスト
関連タグ
表記ゆれ:ピースメーカー
DC Universe
???→ピースメイカー:シーズン2→???