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概要編集

アメコミ『ウォッチメン』に登場するヒーローの一人。


事故により、塵も残らぬレベルまで原子分解されたのち、自力で復活を遂げた世界で唯一の「真の超人」にして作中最大最強の存在


本名「ジョナサン(ジョン)・オスターマン」。

本編の時点で実年齢は56歳。超人となった30歳当時から外見が変化しなくなっている。


「体毛のない常に青く光り輝く肉体」、「額に自らが刻み付けた水素の原子構造を顕すマーク」、「常時白目で衣服を一切纏わない全裸のフルチン」という変質者にしか見えないインパクトの塊のようなビジュアルが特徴。一部映像メディアではパンツのようなものをはいている場合もある。

Dr.マンハッタン 4.5頭身版

デビュー当初は全身タイツ風のコスチュームを着用していたが、時系列が後になるほど肌の露出が増えていき、最終的に全裸となった(ただし、公共の場に出る時は普通の背広を着用している)。

これは時間が経つにつれ人間離れしていく≒最終的には、彼が人間に裸を見られることが人間にとってペットに裸を見られる感覚に近くなってしまったことの表現とも考えられる。


極めて淡々とした性格で感情の起伏に乏しく、どこか機械的にも見える超越者然とした人物である。


自らの意のままにあらゆる原子・分子を分解・再構成する能力を持つ。その能力を応用し、惑星間レベルのテレポーテーション、巨大化、分身(同時存在)、無重力による飛行、“ほぼ”無とされる空間からの物質の創造などを可能とする。


また、量子力学的認識により未来を予知できるが、時間の感覚が失われているため過去の記憶との区別ができず、自分が現在何をしているのかも把握できていない。


当人にとっては過去も未来も同時並行で進んでいるため、何年何月の出来事なのか区別をつけるだけで精一杯なのだが、未来を予知しているのに変えようとしないため、傍から見れば理解し難い行動をとる変人のように見える。


余談編集

  • ベトナムでは、2009年の映画のベトナム戦争の描写から、『ウォッチメン』やDr.マンハッタンを嫌う人も少なくないらしいので、ベトナム人と交流する機会がある場合には注意をお薦めする。

関連タグ編集

DCコミック ウォッチメン

キャプテンアトム:キャラクターとしての元ネタ。しかし最近では、キャプテンアトムの方がDr.マンハッタンそっくりに描かれている

キャプテンアメリカMARVELにおける“アメリカを象徴するヒーロー”。ただし、人物像がDr.マンハッタンとはいろいろな意味で正反対。

進撃の巨人:類似した能力が登場する。

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