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WATCHMEN

かいがいてれびたいとるうぉっちめん

「ゲーム・オブ・スローンズ」の次はこれだ!◇『WATCHMEN』(ウォッチメン)。HBO社製作テレビドラマ。アメリカでは2019年10月放送。
目次 [非表示]

原作について編集

アラン・ムーア原作、デイブ・ギボンズ作画によるアメリカンコミックス

1986年から1987年まで、DCコミックから月刊誌として出版され(全12巻)、後にグラフィックノベルとして一冊にまとめられたアラン・ムーア原作、デイブ・ギボンズ作画によるアメリカンコミックス

及びそれを原作とした映画。(2009年公開)


詳しくはこちらの記事へ→ウォッチメン


TVドラマについて編集

テレビドラマ『Watchmen』、ゲーム・オブ・スローンズで有名なHBO社が製作・放送するテレビドラマ。アメリカでは2019年10月放送。「LOST」、「LEFTOVERS/残された世界」のデイモン・リンドルフが脚本・製作総指揮をつとめ、ジェレミー・アイアンズ、レジーナ・キング、ドン・ジョンソン、ティム・ブレイク・ネルソン、ヤヒヤ・アブドゥル・マティーン2世等が出演。


日本では翌年2020年1月31日、スターチャンネルにて独占放送


ドラマの世界観編集

すでに発表された情報によると、原作コミックと同じ世界ではあるが現代-2019年のアメリカ―を舞台にした全く新しいストーリーが展開される模様。また、「アメリカの人種と秩序」という新たなる「対立」がテーマとなる。

俳優ロバート・レッドフォードが1992年から大統領に就任しており、原作とは逆にリベラルな民主党政権が30年近く続き、この政権によってインターネットスマートフォンSNSが廃止された世界となっている。


ストーリー編集

1985年の「あの出来事」から34年もの年月が流れた現代。レッドフォード政権下のアメリカでは人種間の対立が激化。社会に不安が渦巻いていた。2016年には白人至上主義の過激派「第七騎兵隊」によって警察官の住居が襲撃されるという事件まで発生した。この事件を受けて警察官たちは顔にマスクをつけて、顔を隠すことになる。一部の警官たちはかつての「覆面ヒーロー」のような服装で活動するようになった。そんな緊迫した情勢の中、ある殺人事件が発生。物語は動き出す・・・・・。


主な登場人物編集

シスター・ナイト/アンジェラ・エイバー

黒づくめの服装、フード、マスク姿のアフリカ系の女性。タルサ警察の警察官。2016年のホワイトナイト事件の生存者。


ジャッド・クロフォード署長

警察署長。警察官ではあるが、マスクはしない。


ルッキングラス/ウェイド

タルサ警察の警察官。鏡のような変わったマスクをつけている。


レッドスケア

タルサ警察の警察官。赤いマスクをしている。共産主義者。


パンダ

タルサ警察の警察官。その名の通り、着ぐるみのパンダのマスクをしている。銃等の備品の管理をしているが、教条主義的で銃の携帯許可を渋るので現場の人間からは嫌われている。


カル・エイバー

アンジェラの夫。彼が家事全般をこなす。


第七騎兵隊の構成員

白人至上主義の過激派団体「第七騎兵隊」の構成員。全員がロールシャッハのようなマスクをつけている。


Dr.マンハッタン/ジョナサン・オスターマン/"ジョン"

コミック「ウォッチメン」に登場したヒーローで1985年の「あの出来事」の当事者の一人。現在は火星で隠遁しているが、地球では神様扱いされて崇められている。


シルクスペクター(二代目)/ローリー・ブレイク

コミック「ウォッチメン」に登場したヒーローで1985年の「あの出来事」の当事者の一人。現在はFBI捜査官になっており、危険なヴィジランテを取り締まっている。本来なら名字はジュスペクツィクのはずだが、なぜかコメディアンことエドワード・モーガン・ブレイクと同じブレイク姓を名乗っている。


オジマンディアス/エイドリアン・ヴェイト

コミック「ウォッチメン」に登場したヒーローで1985年の「あの出来事」の当事者の一人。どこかの城にこもってクローンの召使の命を弄ぶという趣味悪いことをやっている老人。性格はあまり変わってない模様。何やら企んでるらしいが・・・・・。


ウィル・リーヴス

タルサ人種暴動の生存者の老人。アンジェラの周囲で怪しげな行動をとるが・・・。


ジョー・キーン・Jr

キーン条例を制定したキーン上院議員の息子であり同じく上院議員を務める二世議員。もとはオクラホマの州議会議員で警察官の身元守るために覆面をつけさせるという警察防衛法の発案者。

大統領選に出馬を表明しており、レッドフォード大統領の対する保守派の対抗馬と目されている。


フーデッド・ジャスティス

コミック「ウォッチメン」に登場したヒーローで1930年代、世界最初のヒーロー。

フードをかぶった状態で犯罪を撃退、一躍有名になりヒーローブームの発端となった。

本エピソードではKKKといった組織を戦っていたことが明らかに。



用語編集


タルサ人種暴動

1921年5月30日にオクラホマ州タルサで実際に発生した事件。暴徒化した白人が裕福な黒人が住む居住区を襲撃。300人の死者を出した。


ベトナム

本来のベトナム戦争とは違いこの世界のアメリカ軍にDr.マンハッタンとコメディアンの参戦により大きく戦況は変化し果てにはアメリカ合衆国51州目の地区となってしまった。

アンジェラ・エイバーは幼い頃からベトナムで過ごしていた。


レッドフォード基金

レッドフォード政権下で作られた基金。前述のタルサ人種暴動を国が誤りとして認め、犠牲者及び遺族に賠償金を支払っている。しかし白人至上主義者にとっては差別感情をかきたてるものでしかない。


レッドフォード政権

あの事件後、ニクソンは大統領を勇退。側近であったフォードが大統領職をつぐが、次の大統領選挙でリベラル派で顔も知られていた俳優のレッドフォードに敗北。そうして誕生し、30年近く続くのがレッドフォード政権である。

上記の基金や憎悪をあおる、SNSの禁止など、リベラルな政策を推進するがかえってそれが、人種分断を深め、私権を制限する結果となっている。そのため一部の有色人種層からも『リベシュタポ』と揶揄されている。

ちなみに、レッドフォードは史実においてニクソン辞任の原因となったウォーターゲート事件を追った記者をえがいた映画『大統領の陰謀』で主演を務めている。


第七騎兵隊

白人至上主義の過激派団体。構成員たちはロールシャッハのようなマスクを着用している。


ホワイトナイト事件

2016年のクリスマスイブに発生した第七騎兵隊による警察官住居襲撃事件。彼らは少数民族や人種差別被害者たちを守る彼らに反発していたためこのような事件が起こった。この事件で40人もの死者が発生。警察官は自衛のためにマスクで顔を隠すようになる。


警察防衛法

舞台であるオクラホマ州の州法。前述のホワイトナイト事件後、警察の身元を守るため覆面を許可した法であり、これによってオクラホマの犯罪発生率は改善され、発案者であるキーンの名声を高めた。

この結果を見て、他州でも同様の法案が導入されつつある。


エピソード編集

シーズン1編集

1.今は夏 氷が尽きそうだ (It’s Summer and We’re Running Out of Ice)

2.コマンチ族の乗馬術による軍功 (Martial Feats of Comanche Horsemanship)

3.彼女は宇宙ゴミに殺された (She Was Killed by Space Junk)

4.私の物語が不満なら自分で書け (If You Don’t Like My Story, Write Your Own)

5.落雷へのささやかな恐怖 (Little Fear of Lightning)

6.この尋常ならざる存在 (This Extraordinary Being)

7.ほとんど宗教的な畏怖 (An Almost Religious Awe)

8.1軒の酒場に入る神 (A God Walks Into Abar)

9.彼らが飛ぶのをご覧よ (See How They Fly)


関連タグ編集

ウォッチメン 海外テレビドラマ

関連イラスト編集

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外部サイト編集

ワーナー公式 海外ドラマ「ウォッチメン」サイト

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