「I'm a superhero!」
概要
初出は1962年の「Detective Comics #300」に登場。
主にバットマンのマイナーなヴィランとしてコアなファンの間だけ知名度のあった存在だったが、2021年公開の映画ザ・スーサイド・スクワッドに主要メンバーとして登場して以降は知名度が上がっていく事になった。
本名は「アブナー・クリル」。水玉模様のコスチュームが特徴。ゴッサム・シティで活躍するバットマンに挑戦するべく現れた犯罪者達の一人。
さらに後、ジェネラル・イモータスの配下として活動していたが、ヒューマンフレイムとの戦闘中、彼が吹き飛ばしたマンホールの蓋が頭に直撃し死亡した。
コミック版の能力
彼自身に特殊な能力は無いが、コスチュームについた水玉模様が分離し、空飛ぶ円盤や巨大なシャボン玉として乗り物になったり、投げつければ丸鋸状に変化して物体を切り裂いたり、握り拳状に変化して攻撃したり、目くらましの光を放ったり、催眠ガスを放出したりと様々な機能を持つ。
DC Extended Universe
演 - デヴィッド・ダストマルチャン、日本語吹替 - 宮野真守
名前は「水玉模様男」の意で、その名のとおり両腕のスリットから多色の水玉のようなチップを射出する能力を持つ。自身も水玉模様のスーツを着る。
気弱でおどおどした男であるが、水玉攻撃の破壊力は極めて高い。
この映画のパンフレットや日本語公式サイトでは「人間をスイスチーズにする」(「穴だらけにする」の比喩的表現)と記載されていたが、実際の威力はそんな生易しいモノではなく人体の大半を一瞬で消滅させる事が可能。
S.T.A.R.ラボの研究員である自分の母親によって宇宙由来のウイルスに人為的に感染させられた結果能力を得るが、その代償で時間の経過とともに体中にチップと同じ多色の水玉の輝く膿疱ができる後遺症を患っており、定期的に嘔吐して膿疱を体外に排出しなければ死に至る。その恨みから母親を殺害して収監されており、トラウマから周囲の人間が自分の母親に見えてしまうようになっている。