We don't need passports. We're the Justice Society.
概要
『ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ』はDCコミックにおける最初のヒーローチームであり、"All-Star Comics #3"(1940年)で結成された。略称は「JSA」。
幾度かの解散と再結成、及び設定改変が行われており、多くのヒーロー・ヒロインが参戦している(脱退したメンバーも含めると70名を超える)。
1961年以降は『アース2』を代表するヒーローチームとして、DCコミックのメイン世界である『アース1』のジャスティスリーグとも緊密に協力しており、メンバーが移籍することも多い。
分家として"The JSA All-Stars" "Justice Society International" "Justice Society Infinity"などのチームも存在する。
フラッシュポイント→ドゥームズデイ・クロックの間はDr.マンハッタンによりメイン世界から存在が消されていた。
以下のメンバー(五十音順)はピクシブ百科事典に独立した記事が存在する。
ディック・グレイソン(並行世界からの転移者) / ドクターフェイト / バットマン / パワーガール
ハントレス / ブラックカナリー / ホークガール / ホークマン / レッドトルネード / ワイルドキャット
また以下は同名の記事が存在するが、JSAメンバーについては記述されていない。
スーパーマンとバットマンはJSA結成直後に名誉会員として参加していたが、活動時期に関する設定変更により、後年の再結成後に参加したことになっている。
DC Extended Universe
『ブラックアダム』
DCユニバースの映画第11作。現代に蘇ったブラックアダム(コミックにおけるシャザムの宿敵)に対処すべく、アマンダ・ウォラーの要請で出動した。
メンバーは創設者のホークマン、Dr.フェイト、アトムスマッシャー、サイクロン。
『シャザム! ~神々の怒り~』
同じく第12作。ただしED映像で名前のみ。
当初は本人たちが登場予定だったが、ブラックアダム役のドウェイン・ジョンソンが待ったをかけ、直前で別のヒーローに変更されたとのこと。
該当シーンでジェームズ・ガンの介入で妻(エミリア・ハーコート役)をカメオ出演「させた」と誤解されていた。
実写ドラマ
『ヤングスーパーマン』
若きスーパーマンが活躍するドラマ。シーズン10の2話連続スペシャルで登場。
『レジェンド・オブ・トゥモロー』
『アロー』『ザ・フラッシュ』『スーパーガール』『レジェンド・オブ・トゥモロー』『ブラックライトニング』『バットウーマン』などが世界観を共有するドラマシリーズ"アローバース"に属する。シーズン2から登場。JSAとしてはややメンバーの数が少なく、構成員はアワーマン、コマンダー・スティール、オブシディアン、スターガール、ヴィクセン、Dr.ミッドナイトのみ。同一ユニバースである「アローバース」シリーズにはJSAメンバーではないものの初代フラッシュのジェイ・ギャリック、ホークマンとホークガール、Mr.テリフィックらが劇中に登場している。
『スターガール』
ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカの二代目ヒーローたちが活躍するドラマ。スターマンの杖を受け継いだスターガールが主人公。上記の"アローバース"シリーズと世界観を共有しており、『ザ・フラッシュ』に登場する初代フラッシュ/ジェイ・ギャリックがこのアースのフラッシュとしてJSAの構成員となっている。『レジェンド・オブ・トゥモロー』のJSAがアース・プライム、『スターガール』のJSAはアース2に存在している。
アニメーション
『ジャスティスリーグ:アンリミテッド』
ジャスティス・ギルド・オブ・アメリカというJSAそっくりのヒーローチームが登場する。
『Batman: The Brave and the Bold』
主人公であるバットマンを育てた存在として登場。
『ジャスティス・ソサエティ:ワールド・ウォーⅡ』
DCアニメイテッド・ムービー・ユニバースの最新作。
次元を跳び超えた二代目フラッシュ/バリー・アレンが一代目フラッシュ/ジェイ・ギャリックと出会い、ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカと共にナチスと戦う。JSAとしては珍しくワンダーウーマンがチームの一員として描かれている。