概要
これまでのアニメ版とは打って変わってライバルのジョーカーをはじめキャラクターのデザインが古めかしい!?
本作はバットマンがロビンではなくプラスチックマン、ブースターゴールドといったヒーロー達と組んで悪人たちの犯罪に立ち向かうチームアップ物語。
オールドファンには懐かしい感動を、新規のアメコミファンには新鮮な感覚を与えてくれた。
2008年から2011年まで全3シーズン計65エピソードが放映されている(第3シーズンは日本未放映)。
※関連イラストに「ブレイブ&ボールド」タグを付与する際には「&」の文字は半角入力でお願いします。
原作コミック
DCコミック社から出版された同名タイトルのシリーズが存在し、デザインの方向性と内容もこちらに由来する。
原作コミックの『The Brave and the Bold』は1955年から1983年まで200号、1991年から1992年に6号、2007年から2010年まで35号が刊行されている。
DC世界の複数のヒーローが共闘するという内容で、全体としてはバットマンないし蝙蝠一家を中心としたものが多いが、バットマンが登場しない号も多い。
実際、初期のタイトルに登場するのはゴールデングラディエイター、バイキングプリンス、サイレントナイト、ロビンフッドの四名で、メインタイトルにバットマンの名が挙がったのは#59が最初。
またこのシリーズでデビューしたヒーローやヴィランも多く、ジャスティスリーグ、ティーンタイタンズ、スーサイド・スクワッドもこのシリーズ(それぞれ#28、#54、#25)で結成されている。
現在は『Batman: the Brave and the Bold』というバットマンの派生コミックとして展開されている。
登場人物
本作の主人公、毎回彼が様々なヒーロー達と組んで悪者を退治をする。
往年の作品によくある黒スーツではなく青めのスーツ。
バットマンのサイドキック(相棒)、本作のロビンは初代のディック・グレイソンをベースにしている。後に、ナイトウイングと改名する。
変形自在のスチャラカヒーロー。自分と同じ能力を持つエロンゲイテッドマンとは仲が悪い。
未来の世界からやってきた男。博物館に展示されたスーパースーツを盗み出しヒーローを名乗るようになった。
本作では2人の人間がブルービートルを名乗っている。
テッド・コード:先代の天才発明家。自身が開発した武器や飛行船を使いこなすというバットマンに近いクライムファイター。殉職した故人。
ハイメ・レイエス:宇宙から飛来したスカラベを発見し、スーパーパワーを手に入れた青年。着用した際には青色の昆虫を模した姿になる。
バットウーマン
バットマンとロビンの活躍に感化されてヒロインを襲名した令嬢。
昼は大学教師の女性。夜はバットマンと同じ系統のクライムファイター。
バットマンによって生き別れの弟妹と再会できた。
本作ではガイ・ガードナーが主に登場している。
元素研究所の偶発事故によりで誕生したヒーロー。化学教師と学生の2人が合体した姿。バットマンの後輩分として活躍。
ファイアー&アイス
ジャスティスリーグに在籍するヒロイン二人組。その名の通り緑の髪の発火能力者ファイアーと白い髪と胸開きミニスカ姿の雪女アイス。
バットマンに恋する女怪盗、これまでのコスチュームとは違い本作では長いスカートとマントを羽織りムチを武器にするシルバーエイジのスタイル。
ジョーカー
ご存じバットマンのライバル。これまでのアニメ作品と違い珍妙な顔になっている。実はこれが原作アメコミより初登場した当時の顔(初期設定)である。
ファウスト
その名と姿からして魔術師。何度か悪事を働いてはドジを踏み捕まり刑務所送りにされている。
ファイアフライ
本作では7色の光線を武器にして悪事を働くヴィラン。暴走を起こして七色のクマの化身となった。彼に対して七色のコスチューム姿のバットマンによって退治されて元に戻った。
カレンダーを象ったコスチュームを着たヴィラン。原作ではかなりマイナーなキャラ
シマウマを象ったコスチュームを着たヴィラン。間違っても相川翔の事ではない。
善人と悪人の立場が逆転した異世界からやってきた悪人のバットマン。彼に成りすまして悪事を働いた事がある。
善人と悪人の立場が逆転した異世界のジョーカーにあたる人物。赤い仮面をかぶったクライムファイター。
バットマンに前に現れるインプ。五次元の住人で世界を改変できるパワーの持主だが、子供じみたイタズラにしか使わない。
異星アポコリプスの支配者。地球を侵略しようとした
作中の会話では20年前に結成してからしばらく休止していた
バーズ・オブ・プレイ / JSA / アウトサイダーズ
チャレンジャーズ・オブ・ジ・アンノウン / メタルメン
ドゥームパトロール / フリーダム・ファイターズ
備考
- 桑田次郎:日本の漫画家。彼が手がけた「バットマンガ」が作中でアニメ化され紹介されている。
実写化?
DC Universeにおけるバットマン映画のタイトルは「THE BRAVE AND THE BOLD」である。
これは先述の原作コミックが由来と思われる。
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