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アマンダ・ウォラー

あまんだうぉらー

DCコミックのキャラクターで政府の要人。政府機関A.R.G.U.S.長官であり、特殊部隊スーサイド・スクワッドの創設者でもある。
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概要編集

原作コミックではアメリカで多くの内密作戦に関与する最高ランクのエージェントであり、“ザ・ウォール”(The Wall)の異名を持つ。その性格はまったくの容赦がな無く、冷徹非道で国家の為なら人命も犠牲にする。

政府機関A.R.G.U.S.(アーガス)の長官でもあり、タスクフォースX、スーサイド・スクワッドの創設者でもある。

別世界のこの人外道バージョンと思って、概ね間違いない。(特にDCEUでは)


日本語表記に関して、アマンダ・ウォーラーとされることもあるが、近年の公式表記は「アマンダ・ウォラー」で統一されている。


DC Extended Universe編集

映画『スーサイド・スクワッド』にて初登場。

後述のアンリミテッド版の設定を元にしているが、性格は冷酷で仲間すらも射殺する。(そして、エピソードにもよるが、人望は無い模様で、ドサクサにまぎれて部下にボコられた事も有る。)


スーサイド・スクワッド編集

メタヒューマンや凄腕の技術を持つ死刑囚による、戦死を前提とした「自殺部隊(スーサイド・スクワッド)」として運用するタスクフォースX計画の立案者であり、司令官となる。

暴走するエンチャントレスを討伐するようタスクフォースXに命じるが、実はその地域の中枢にいるアマンダ自身を救出するのが真の目的であった。

自分の命を助けるために囚人たちに自殺行為をさせるという真実を知ったタスクフォースXからは、「ふざけんな!」と罵倒されるが、当人は全く意に介していなかった。

エンチャントレスの事件が終結したのち、ブルース・ウェインと面会し、「俺たちに潰される前に解散させるんだな」と忠告される。


ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結編集

再度、タスクフォースXの司令官として登場。

今度はコルト・マルテーゼ島のスターフィッシュ計画阻止を命じるが、敵部隊にわざと情報を漏洩し、砂浜に上陸したAチームが虐殺されている間に、Bチームを別の海岸から上陸させるという、文字通り命を使い捨てる作戦を平然と決行した(当然、Aチームは何も知らずに全滅した)。

スターフィッシュ計画も、実はアメリカ政府が一枚嚙んでおり、その秘密を隠蔽するためにタスクフォースXを派遣した。


ピースメイカー編集

異星人バタフライの地球侵略計画「バタフライ計画」を阻止するため、タスクフォースXの生き残りの一人であるピースメイカーと、直属の部下4名にチームを組ませる。

チーム内には、自分の影の指令を送る役割を担わせるため、娘のレオタ・アデバヨを加わらせている。


ブラックアダム編集

太古の昔に封印された破壊神ブラックアダムを討伐するため、今度はジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカを派遣する。

事件終了後、ドローンを使ってブラックアダムに「カーンダック(舞台となった小国)を出なければ放っておくが、一歩でも出れば、地球外の力を使ってでも倒す」と警告する。

ある意味で、圧政者・独裁者を憎むブラックアダムと、自分の組織内では圧政者・独裁者そのものである彼女の相性は最悪と言える


DC Universe編集

  • 演:ヴィオラ・デイヴィス

Creature Commandos編集

HBO Maxのアニメイテッド・テレビシリーズ。

DCユニバース(DCU)の1作目となる。


「ピースメイカー:シーズン1」のラストで娘に暴露された「タスクフォースX」に替わる「タスクフォースM」を組織する。


Waller編集

新ユニバースにおけるアマンダをメインキャラクターとしたドラマ作品。


その他編集

ジャスティス・リーグ・アンリミテッド編集

  • 声:キャロル・クリスティン・ヒラリア・パウンダー

プロジェクトカドモスのリーダーで肥満の黒人中年女。悪役寄りだが人命を優先したりジャスティスリーグを信用したりするライバル的なポジション。ファンタズムにマクギニス夫婦の殺害を依頼したが、これはバットマンに関する個人的な計画のためであって最終的にファンタズムの説得で殺害はあきらめた。

エピローグのテリー・マクギニスへの対応は優しく、真実を語った。


ARROW編集

DCコミックスの「グリーンアロー」を原作とした実写ドラマシリーズ。

シーズン2からA.R.G.U.S.の司令官として登場する。


異世界スーサイド・スクワッド編集

犯罪者で構成される部隊スーサイド・スクワッド(ハーレイ・クインデッドショットピースメイカークレイフェイスキング・シャーク)を異世界へ送り込んだ張本人。その一方でエンチャントレスを軟禁しているなど謎めいた行動が多い。

冷酷非道な性格は相変わらずだが、EDではスクワッドメンバーの5人+リックを差し置いてノリノリでセクシーダンスを踊るコミカルな姿で視聴者の度肝を抜いた。


備考編集

NEW52のリブートで美形なキャラデザに変わったが、映画版の要素が反映されたDCリバースでは、俳優のヴィオラ・デイヴィスを模した外見になった。


関連タグ編集

DCコミック スーサイド・スクワッド


表記ゆれ:アマンダ・ウォーラー Amanda_Waller AmandaWaller

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