概要
CV:山本泰輔
「ミゼル編」からの登場人物であり、キーキャラクターとなる謎の少年。
緑色の長髪を後ろで一本にまとめており、髪のハイライトは菱形が連なったような形になっている。
謎のLBX「ベクター」を操り、世界各地で「ゴーストジャック」による事件を引き起こした元凶。
更に日本で管理されていた大型ステルス司令機「エクリプス」をゴーストジャックで強奪し、ベクターの母艦としての機能と巨大ロボットに変形する機構を持つ「ミゼルトラウザー」へと改造。
各国の主要都市を次々に襲撃し、破壊活動によるテロを行った。
素性などは一切不明。
その目的は
「世界から全てのバグを取り除いて最適化し、パーフェクトワールドを作り上げる」
とのことだが…
正体
ミゼルの正体は、アダムとイブの生み出したウイルスプログラムである。
パラダイス編にて、完全消去を実行されたアダムとイブがインフィニティネットを経由し、地上のオメガダインのコンピュータに破損データを模したウイルスを送信。
そのウイルスデータのかけらが集まりプログラムとして構成された、「意思を持ったウイルス」、それがミゼルである。
少年の姿はオメガダインのシークレットルーム内に格納されていたアンドロイドであり、その内の1体に意識データを転送したのである。
作中ではオメガダインのメインコンピュータのアクセスログの解析、アニメではそれに加えてキリトたちのシークレットエリアへの潜入によって判明する。
正体を明かした後は全身がライトグリーンに発光、宇宙人のような姿へと変化し(ゲームではミゼルトラウザー搭乗時からこの姿)、ありとあらゆる手段でバン、ヒロ達人類へ攻撃を仕掛け、最強のLBX、オーレギオンを奪取。
自らのデータ(精神)をアンドロイドのボディからオーレギオンへと転送し、「ミゼルオーレギオン」として生まれ変わる。
装甲娘において
第三回プロデューサー・ディレクターレターにて、「装甲娘:新生」はミゼルの引き起こした事件によって分岐したパラレルワールドであり、ミゼルの事件が「ミゼルクライシス」として人々の記憶に深く刻まれているというシナリオが公開された。
また襲い来る敵の名前も「ミゼレム」となっており、ミゼルとの関連性は深いようだ。
そして……
(1:37から)
愚かだ……
実に愚かだ
全く勝ち目のない戦いに
これ以上リソースを投入しようというのか
そう、ボクはまだ消滅してないと言うことさ。
第五回プロデューサー・ディレクターレターと共に発表されたアニメPVで、ミゼルのものとみられる声明が発せられる。
正式タイトルも「装甲娘 ミゼレムクライシス(Crisis By The Mizel's REMNANTS)」と改まった。
押さえ込まれたミゼルトラウザーの爆発で誕生していた分岐世界、Wから繋がるWARSとは異なる未来であり、ハッキングされた各所で残滓の潜伏が発覚した事で、世界は未だミゼルウイルスに対する警戒と対処に追われたままになっている。
しかしまだ謎も多く、ミゼルが本当に消滅していないのか、声の主が本当にミゼルなのかの真偽は定かでない。
その真相が明らかになるのはメインシナリオシーズン1の終盤である。
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