驚愕のコラボ
月刊コロコロコミック7月号で衝撃の発表があった。それは、サッカーRPG「イナズマイレブンGO」とプラモクラフトRPG「ダンボール戦機W」の衝撃のコラボ映画だった。別々同時上映ではなく、2つで1つの映画。ダンボール戦機にとってこれが初の映画。
公式略称は「イナダン」。
6月30日より開催されたWHF(ワールドホビーフェア)でプロモーション映像が公開。
半年先の公開なだけあってどちらの映像分も6月末におけるアニメ現行放送分よりストーリーが進んでおり、結構なネタバレがされていた
コロコロコミック誌上では8月11日に発売された9月号にてイナズマイレブン側に焦点を絞った特集が組まれ、翌号ではダンボール戦機側に焦点の絞られた特集が掲載された。
内容
天馬は時空を超え、バンと出会う!?
超次元サッカーvsLBXというまさかのバトルが繰り広げられる!(雷門イレブンがLBXとボールを蹴りあう!?)
(レベルファイブお馴染みのPV詐欺でなければ)
これがレベルファイブお馴染みのPV詐欺
ストーリー
円堂守率いる「イナズマレジェンドジャパン」と、松風天馬率いる「新生イナズマジャパン」エキシビション。
会場は超満員だった。
しかし、突如現れたLBX軍団がスタジアムを破壊し始めた。
それを追いかけるように現れた山野バン率いるLBXが現れ……。
決して出会うハズの無い2つの世界が交差する時、サッカーVSLBXの全面戦争が始まる。
(公式サイトより)
登場人物
『イナズマイレブンシリーズ』より
新生イナズマジャパンメンバー
作中ではクロノ・ストーン5話で出た日本代表ユニフォームの色違いカラーを着用している(ただし胸元のエンブレムは前述の代表ユニが「J」マークだったのに対しこちらはイナズママークをしている)。
GOの主人公。MF、背番号8。サッカー好きの1年。革命(カゼ)を起こし、雷門のキャプテンになった。化身「魔人ペガサスアーク/魔神ペガサスアークR(化身アームドとして登場)」。
元フィフスセクターのシードで雷門のエースストライカー。FW、背番号10、1年生。
一見不良っぽいが、兄思いのツンデレ。化身「剣聖ランスロット」。
雷門の司令塔。MF、背番号9、2年生。神のタクトを使い、雷門を勝利に導く。アニメに先んじてプロモーションで化身アームド姿を披露している。化身「奏者マエストロ」。
天馬の親友。DF/GK、背番号20、1年生。自慢のジャンプ力でゴールを守る。化身「護星神タイタニアス」。
イタリア帰りのMF。背番号14、2年生。師匠との修行でボールをキープする。化身「戦国武神ムサシ」。
神童の良き親友。DF、背番号3、2年生。霧の技でボールを奪う。化身「戦旗士ブリュンヒルデ」。
天馬のクラスへの転校生。DF、背番号15、1年生。ハンター系のブロック技を使う。
茶色のロングヘアーにヘアバンドをしたクロノ・ストーン編の新ヒロインキャラ。女性雷門の「自称エースストライカー?」。FW/DF。口癖(?)は「チーッス!」。化身「暁ノ巫女アマテラス」。
1期中盤で雷門と戦った白恋のエースストライカー。FW、背番号6/12、2年生。吹雪士郎によって、強力なストライカーになった。化身「豪雪のサイア」。
1期終盤にて登場した新雲のキャプテン。FW/MF。背番号18、1年生。重い病気を患っていたようだが、タイムパラドックスによって復活。化身「太陽神アポロ」。
前劇場版で雷門と激突した敵チーム・アンリミテッドシャイニング、チーム・ゼロキャプテン。FW、背番号7、1年生。予告編では剣城と連携技を披露している。化身「聖獣シャイニングドラゴン」。
クロノ・ストーン編でサッカーの歴史を守る200年後の未来人。FW、背番号11。デュプリと呼ばれる化身の人間版をだすことが出来る。化身「光速闘士ロビン」。実は正式なメンバーではないため序盤の試合には参加しておらず、後に消滅メンバーが発生したため穴埋めとしてチームに参加した。
イナズマレジェンドジャパンメンバー
前作(無印)の主人公。GK/監督、背番号1。イナズマファンなら知っている熱血元キャプテン。クロノ・ストーン本編では封印されているが映画公開時までには復活している模様。化身「魔神グレイト」。
前作の主要人物。FW、背番号10。本編でしばらく降ろしていた髪は再度逆立て、昔の髪型に戻っている。
MF、背番号14。
DF、背番号2。
DF、背番号3。
前作からの登場人物。DF、背番号4。天馬とは個人的交友を持っているがアニメでは出番を割愛されていた。本映画のイナズマ旧世代側イメージビジュアルでは円堂・豪炎寺と並び大きく扱われている。
MF、背番号8。
MF、背番号9。
佐久間次郎 CV:田野めぐみ
DF(FW)、背番号16
MF(FW)、背番号17
MF(FW)、背番号18
『ダンボール戦機シリーズ』より
こちらは全員私服姿。現行公開されていたアニメに先んじて大幅にイメチェンを果たしたカズも姿見せしており、同時期公開のゲームPVと並んで色々と反響を呼んだ。
主人公。父からもらったLBXで、テロ組織の「イノベーター」と「ディテクター」に立ち向かう。使用LBX「イカロス・ゼロ」。
wのもう一人の主人公。アニメオタクだったが、バンとの出会いで運命が変わる。使用LBX「イカロス・フォース」。
バンのクラスメートでご近所さん。W本編で休養をとってその後回復し、バン達と合流した。使用LBX「パンドラ」。(無印のは破壊されていて今持っているのは2代目。)
バンと同じ学校に通うLBXプレイヤー。本編ではディテクターにさらわれた……が、何故か脱ヘタレ疑惑を引っ提げムキムキワイルドになって再登場。使用LBX「アキレス・ディード」。(フェンリルは破壊されて、今はそれを使用中)
武道なら大得意のLBXプレイヤー。バンの影響でLBXをはじめたらしい。使用LBX「ミネルバ改」。
かつてイノベーターの黒幕の義理の孫。「秒殺の皇帝」とも呼ばれている。使用LBX「トリトーン」。
灰原ユウヤ CV:梶裕貴
かつてイノベーターに利用されたが、ジンの助けでバンの仲間になった。使用LBX「リュウビ」。
A国出身のLBXプレイヤーでNICS長官オーウェン・カイオスの娘。二丁拳銃のウェポンで、離れた場所で連射攻撃。使用LBX「ジャンヌD」。
コロコロコミック読者公募のLBXを駆使する小生意気オレっ娘少女。あるきっかけで、バン達と行動する。使用LBX「ヴァンパイアキャット」。
劇場版オリジナルキャラクター
今作における敵。(彼女達の情報はタグ先へ)
戦いを全て消そうと目論む超能力を超えた力を持つ少女。化身「混沌の魔女カオス」(化身アームドとして登場)/使用LBX「ヘリオローザ」。
サッカーを破壊する少年。デストラクチャーズのキャプテン。
ハイデュプリと呼ばれるデュプリ強化版の使い手。化身「混沌の王アスタロト」(本編未使用)
LBXを消去する少年。使用LBX「デジトニアスI/II」。
世界観&用語
フランの住む世界
初めは大国の思惑がからんだ地域紛争が激化し、大国どうしの研究中の様々な新兵器の実験場となり、やがては国家間の威信がかかった世界戦争へとなり、世界中の人々の生活が戦争を中心として回り始めるようになり人類史上最悪の時代の幕開けとなってしまう。戦争を止めようとする人々の声は国家の勝利という甘言におどらされた人々によってかき消された。
戦火は世界におよび非力な人々だけでなく世界の植物も犠牲となり、野に咲く花は邪魔なものとして刈り取られ、花畑は装甲版や城塞に変わってしまい砂漠化が進行。そのため、生花などの自然のままの植物はとても希少なものになっている。
最終局面では抑制されてきた大量殺戮兵器が投入され、地上は戦火にまみれてしまい、同時に人間は現実に耐えこれからの環境に適応すべく急激に「変化」していき、ある世代から超能力などの目に見えるものとして現れ、そしてある時期を境に一斉に超人的な能力を持つ子供たちセブンスが誕生した。
各国はセブンスを時代の兵器として研究し、どの国がいち早く実戦投入するかで勝負は決するとされていたが、後に為政者たちはセブンスの投入が待てず禁じ手である反物質爆弾を使用し、戦争だけではなく世界も終わらせてしまう。
セブンス
ある時期に生まれるようになったシックスセンス(超能力)をさらに上を行く特殊能力を持つ次世代の子どもたちの総称。ものを触れずに物体を動かす者やとてつもない力を発揮して自分の体重の数百倍の物体を持ち上げる者(念動力)や、人の心を読み取る者(テレパシー)や、物質を透視できる者(透視能力)といった一般的な超能力の他にも水中でも生活できる者がいる。
科学者曰く、長きに渡る戦争とこれに伴う環境の変化が人間に進化をもたらしているとのことである。セブンスは子供が中心であり成人の報告はなく、故に持ちえた力を上手くコントロール出来ずに車の暴走、家の倒壊そして自分の親を意図せず殺してしまうなどの事件を起こすため、セブンスを持つ子供達は研究所に預けられている。
能力開発研究所
国が作ったセブンスという特殊能力を持つ子供達を集めて研究する施設。科学者曰く一種の学校のようなものにもなっているとのことで教育機関も備わっている模様。表向きはセブンス達が力をコントロール出来ない故に起こす悲劇を防ぐために、セブンスが力を正しくコントロールし、新人類としての自覚を持って生きていけるように教育するとのことであるが、実際はセブンス達を戦争の兵器に仕立て上げようと目論み、実戦投入に向けて彼らに数々の過酷な実験を強いらせていた。
ゲーム版では
『イナズマイレブンGO2クロノ・ストーン ネップウ/ライメイ』ではクリア後にパラレルワールドイベントという形で本作のストーリーを追体験できるエピソードがプレイできる。
おおまかな流れはゲーム版と共通しているが、『ダンボール戦機W』から登場するのは主人公組であり、フランたちとも特に和解しないままイベントが終わってしまうなどの差異がある。
一応、イナズマジャパンがデストラクチャーズと戦っている裏でバンたちとサンがLBXバトルを行なっているという設定だが、(ゲームの都合上)その様子は一切描かれなかった。
『ダンボール戦機W』側では本作の追体験イベントは存在しない。
本作初出のLBXはLBXダンジョンのスペシャル2(レッドソル、ブルーノーグ、ヘリオローザ、デジトニアスⅡ)、パスワード入力(デジトニアスⅠ)で入手可能。
関連タグ
イナズマvsダン戦リンク…イナズマイレブンシリーズとダンボール戦機シリーズのコラボ作品に付くタグ。