概要
メインキャラに昇格した灰原ユウヤが使用するLBXであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム。
『ダンボール戦機爆BOOST』での追加機体「カンウ」の製造メーカーとして初登場した、中国の龍源社が開発した量産型のLBX。
モチーフは言うまでも無く三国志演義の主人公「劉備」であり、東洋の龍を模した様な姿をしている。その外見と名称から、歴女にも一定の支持を得ているらしい。
『W』の主要キャラクターが使用するLBXとしては珍しく、特殊な機能も無ければ固有の必殺ファンクションも所有していない。しかし、シンプルな性能故に様々な状況に対応しやすく、プレイヤーの技量を存分に生かす事ができる。
ちなみに、作中でユウヤが使用しているリュウビは、海道ジンが彼の退院祝いとして予めカスタム・リペイントした上で送ったものであり、本来市販されているリュウビは白っぽいカラーリングとなっている。
上記の通り、量産機ではあるのだが、ユウヤの高い技量もあってか作中では並み居るワンオフ機達と比べても遜色の無い実力を誇っており、カズのアキレス・ディードやミゼル編のベクター同様、多くのファンに「お前のような量産機がいるか」と言わしめた存在となっている。
基本装備は、長剣「武の剣」と、円盾「鏡の盾」。これはかつてのユウヤ機であるジャッジを意識したのだろうか。
他にも、両手銃「AMライフル44式」を始め、ペルセウスやエルシオン同様、様々なカテゴリの武器を使いこなす事ができる。
必殺ファンクションは、巨大な青白い虎のオーラと共に突撃する「白虎衝波斬」。
他にも、劇場版では、剣にドリル型の高速回転するオーラを纏って刺突する「ドリルスラッシャー」を使用している。
派生機体
リュウビホウオウ
ゲーム版にのみ登場する、山野博士のカスタマイズによって大幅に強化されたリュウビ。
全体的に装飾が増えているほか、その名の通り背中に鳳凰を思わせる黄金の翼が付いている。
『W』では、神谷コウスケを仲間にした際に彼がMG赤一式を所有しており、本人曰く「自分の審美眼に叶うLBX」との事(使用されたパーツ自体は持ち主にゴミ扱いされていたものだが、コウスケの目利きとキリトのカスタマイズによって一級品に仕上げられた)。
コウスケ機のカラーリングが赤である理由は共同制作を行ったキリトの趣味である可能性が高い。
白龍リュウビ
こちらもゲーム版にのみ登場。その名の通り全身真っ白になったリュウビの強化機体。
PSP、PSVita版の『W』では、上新電機での予約特典で付属しているパスワードでのみ入手可能な機体だったが、完全版の『超カスタム』では、無料のダウンロードコンテンツでショップに追加される様になっており、入手難易度が格段に低くなっている(まぁパスワードもググれば出てくるのだが)。
『ウォーズ』の裏ランキングバトルでは、白牙ムサシの機体として登場している。
『装甲娘』では
適合者の本名は「マツエ フミ」(CV:Lynn)。旧版、ミゼレムクライシス版共に登場している。詳細は『リュウビ/マツエ_フミ』を参照。
ACCM
『装甲娘 ミゼレムクライシス』のACCM(アシストファンクション)としてリュウビが登場している。
ウェポンタイプが「ソード/レイピア」の装甲娘に装備できる。
必殺ファンクションは「白虎衝波斬」を使用。
効果は、敵単体に225%の格闘ダメージを与え、味方全体に衝属性ダメージアップを付与する。
余談
使用者であるユウヤの中の人は、過去にSDガンダム三国伝で劉備ガンダムの声を務めた事があり、その為か必殺ファンクションは「星龍斬」(劉備ガンダムの必殺技)の方が良いんじゃないかと某所で言われていたとかいないとか。