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CV:平川大輔

概要

オメガダインのテストプレイヤーの青年。囚人服のような服装で、ひどい猫背。在住地はA国のLシティ。


オメガダインのことはAI開発のために利用しているだけで、NICSとディテクターの戦いにも興味はなく、サイロップスAIに経験値を溜める為に、強いLBXプレイヤーとのバトルを欲しており、第3回アルテミスのファイナリストである山野バン海道ジン灰原ユウヤ達にバトルを執拗に仕掛けてくる。


自宅と思われるアパートには、エイミーというアンドロイドが鎮座している。


ワンオフ機ではなく、一般機を極限までチューンナップすることを好んでいる。LBXを3体同時に操作できる実力も持つ。


使用LBX

使用機はデクーOZジョーカーキリトカスタムハカイオーキリトカスタムミゼル編からはフェンリルフレアを、ゲーム限定でクリムゾンエンペラーを使う。

使用するLBXは共通して深紅のカラーリングに「24」の数字がマーキングされている他、近接戦闘に対応したカスタマイズがされている。


ちなみにこれらのLBXは全てオズの魔法使いの登場人物がモデル(デクーOZの名前自体がオズの魔法使いの捩り)。参考までに挙げておくとデクーOZがブリキの木こり、ジョーカーKCがカカシ、ハカイオーKCが勇気のないライオン、フェンリルフレアがドロシーの愛犬トト、クリムゾンエンペラーが主人公のドロシーとなる。


余談だが、オズの魔法使いの正体とは王国の人間に王だの魔法使いだのと祭り上げられていた詐欺師のことであるが、キリトもとある権力者に騙されており、最初の機体にオズの名が刻まれるのはあまりにも皮肉だといえよう。


過去

彼には恋人のエイミーと言う少女がおり、キリト自身は時間にルーズなためにいつも彼女を待たせてしまっていた。

しかし、ある日に時間に遅れてきた彼が見たのは雨のスリップによって突っ込んできたトラックに轢かれた彼女だった。


この事故を機に彼の心に暗い影が落ち、遅れたせいで彼女を死なせてしまった事を後悔するようになる。

そんな彼の前に現れたのがオメガダインであり、あるAIを完成させれば人間そっくりのアンドロイドを作れる事を知った彼はテストプレイヤーとなる。今日まで彼が戦い続けてきたのは、あの日の謝罪の為であった。


しかし、バン達との戦いでそのAIはLBX専用のものであり、自分はそれを成長させるために利用されただけの捨て駒である事を知り、抜け殻のようになってしまう。

輸送されたダッグシャトル内でもうわ言の様に呟く彼であったが、その姿を見たオタクロスから、「どんなに良く出来たフィギュアでも、それはフィギュアでしかないデヨ、人間にはなれないデヨ」「…なんて事は誰でも解っとる筈デヨ」「『解ってはいても返事をして欲しい』それは自分勝手な思い込み、我儘デヨ…」「亡くなった恋人の気持ち…考えた事はあるかデヨ?その人が今のおまいを見たらどう思うデヨ」「おまいも真実たんも同じデヨ、自分の気持ちだけで死んだ人間が本当は何を望んでいたか解ってないデヨ」

と、叱咤を受けた事により、その願いが自分勝手な物であったことに気づく。


事件終息後、自宅のアパートを離れる彼に聞こえたのは、紛れもなくあの時の彼女の声であった。



ミゼル編では


宇崎拓也から自分宛に送られてきた(放浪中の身であったため住所不定だったのにもかかわらず)LBXフェンリル改造し、再びLBXプレイヤーとしての道を進む。

ベクターを追いかけているバン一行の仲間(というよりは利害一致しただけで事件が終わるまでの一時的な協力者)となり、ゴーストジャック事件を解決するために戦いに身を投じる。


ミゼルを倒すためのオーレギオンがなんとミゼル本人に奪われてしまい、材料であるスタンフィール・インゴットもミゼルによって世界中の物が全て奪われ入手不可能となり、意気消沈する主人公たちにかけた言葉は必見。


風摩キリト「作ればいいじゃないか、新しいLBXを。」

山野バン「キリト?」

花咲ラン「それができれば苦労しないって。」

古城アスカ「お前話聞いてなかったのか?オーレギオンは・・・」

風摩キリト「所詮試作段階のプロトタイプだろ。性能だけで世界最強なんて言われてもね。」


「俺は今まで、何度も最強レベルの性能を持つLBXと戦い、倒してきたぜ?カスタマイズとテクニック、そして経験の積み重ねでね。戦いを重ね、カスタマイズを繰り返せばオーレギオンだって超えることができるはずだ。最強ってのは性能で語るもんじゃない。バトルを通して自分の手でつかみ取ることだ。」


彼の言葉に山野博士も認識を改め、再びメンバーが総動員して対ミゼル用のLBXを製作するために行動。あらゆる垣根を越えて協力を申し出た世界中のLBXプレイヤー達、そのLBXの経験値を結集させたことで世界を救うLBXが生まれた。


そして最終決戦でミゼルに奪われたデクー、ハカイオー、ジョーカーと3対1になり自分でチューンナップした愛機達に苦戦を強いられるも郷田仙道の加勢によりデクーとの一騎討ちに持ち込みとどめを刺す際に「再会出来て嬉しかったよでもお別れだ」と彼の自分で作り上げたLBXに対しての愛着が窺える。

事件終息後はタイニーオービットのテストプレイヤーとして働いている。

『WARS』での登場時はトラウマを乗り越えた後である為に精神的にも落ち着いており、シスコンを拗らせ気味な仙道ダイキ邪気眼が抜けていない神谷コウスケらとは違い、至極まともな性格の好青年となっている。


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オズの魔法使い…使用LBXの元ネタ

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