「大統領…いや、クラウディア・レネトン。正義だけでは、真の政治は全うできない。最終的にものを言うのは力なのです!あなたに代わってこの国の…いや、新たな世界のリーダーとなるのはこの私…アルフェルド・ガーダインなのです!」
CV:相沢まさき
概要
A国の副大統領であり、テロに対抗するための軍備拡張を大統領のクラウディア・レネトンにたびたび進言するタカ派である。
政治界に入る以前は軍人であった事から、軍関係の人脈が広い。
オメガダインによる事件の黒幕であり、アラン・ウォーゼン、Dr.マミー、ビショップと共に裏で暗躍していた(後にアランが失態を犯しビショップに始末される)。
「世界征服」を目的として掲げ、その為に人工衛星「パラダイス」やブレインジャックの完成形「マリオネットシステム」を用意していた。自身の人脈を利用し、A国の一部の国防基地の司令官並びに部下も彼の手先になっており、その組織力は前作のイノベーターにも匹敵する。そしてパラダイスを掌握すると自分のLBXを使ってアランのテストプレイヤーだった風摩キリトのデクーOZからサイロップスAIを奪い取り、サイロップスAIの真の目的は人間を甦らせるためではなく自分の目的のためと話し切り捨てた。
パラダイスメインコントロールルームにたどり着いた山野バン達NICSの面々に詰め寄られると、足止めとして3人しかいないバン達に対しキラードロイド・ワイバーンを2体(ゲーム版だとワイバーンとミノタウロス)を差し向けるが、遅れてきたジェシカ達にその相手を奪われるとバン、ヒロ、ランの3人をサイロップスAIを搭載して強化したゼウスで相手していると、突如Dr.マミーの裏切りに合い、彼女の正体がかつてA国でテロを起こそうとした檜山蓮の妹檜山真実の妹であることを知り、気絶させられた。
山野バン達によって自分が欲しようとしたパラダイスのAIアダムとイブが破壊させられ地上に戻ると真実とビショップ共々国家反逆罪などの罪で警察に逮捕されたが、連行される際に大統領に言われた言葉の意味を理解しどこかスッキリとした顔をしていた。
漫画版ではディテクターの仮面の男の正体という事になっている。
過去
なぜ彼がここまで武力に固執するのかは、彼の過去に起因している。
彼の父親も政治家で非常に正義感が強く、当時の大統領の汚職を告発しようとするも、逆にその大統領によって汚職の濡れ衣を着せられ必死に汚名を漱ごうとしたが、大統領たちの市民誘導によりそれも叶わず、失意のままに没する。
この事から、力無き者には意見を通すことも出来ないと考え、武力に固着するようになった。
余談
「ガーダイン」という名前はモロに「オメガダイン」とそっくりな為、勘のいい視聴者からは黒幕ではないかと疑われていたが、本当にその通りであった。