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タイニーオービット

たいにーおーびっと

タイニーオービットとは、ダンボール戦機シリーズにおけるLBXを製造・販売している企業の一つ
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概要編集

タイニーオービットは、ダンボール戦機シリーズにおいて、LBXを製造・販売する企業の一つで、元々おもちゃメーカーである。

LBXをホビーとして発明し、初めて販売した会社であり、シェア率は高い。


会社は、宇崎家が社長を務め、独断専行的な体制となっているが、うまく機能している。


歴史編集

2040年、初代社長だった宇崎悠介宇崎拓也の父の宇崎彰一郎が交通事故で亡くなり、宇崎悠介が社長を引き継ぐ。だが後にこの事故は海道義光が仕組んだものと判明する。


元々おもちゃメーカーであった会社であったが、ある時社員の山野淳一郎LBXを発明し、宇崎悠介が気に入ったため2042年に発売することになる。

が、LBX関連の事故が多発したことからその性能の高さを危険視され、2045年に販売を中止。

翌年、霧島平治が社長を務めるアスカ工業から、アスカ工業の製品であった強化ダンボールの権利をすべて買収し、強化ダンボールで作られたフィールドの中でのみ使用する事を条件として、2047年に販売が再開する。

なお、この時の強化ダンボールの権利買収の件で、アスカ工業は倒産し、霧島平治はこの事が原因でタイニーオービットを恨んでいた。


2050年、イノベーターがタイニーオービット本社を通るリニアを使って、事故を起こそうとするも失敗、続いてタイニーオービットの地下搬入路から侵攻を企てるもこちらも失敗に終わる。

しかし、地下からの侵攻時、霧島平治が潜入し完成したエターナルサイクラーを強奪、彼を止めようと宇崎悠介が説得を試みるも、イノベーターの刺客が霧島平治からエターナルサイクラーを奪い、トラックを暴走させ殺害を謀ると、それに気づいた宇崎悠介は霧島平治を助けた代わりに自分が犠牲となってしまう。


この事故に伴い、宇崎拓也が社長を引き継ぎ、檜山蓮の情報と宇崎悠介が残した記録から、役員の大半がイノベーターに加担している・買収されていることが判明し、宇崎拓也は即刻役員全員を解雇した。


2051年、ディテクターのテロを原因としたLBXに対する不安から、タイニーオービットの株価が下落し、責任問題に発展。

その結果、クリスターイングラムの傘下になり、宇崎拓也が社長解任。代わりにイノベーターに加担していた役員の1人「沢村宗人」がクリスターイングラムから派遣されて社長となるが、後に宇崎拓也が社長に復帰している。


イノベーターとの因縁編集

タイニーオービット社はイノベーターとの因縁が深い。

初代社長の宇崎彰一郎は、タイニーオービットの技術を軍事利用させろと脅してきた海道義光に交渉して、イノベーターの存在は間違っていると止めたが、その翌日に交通事故に偽装する形で殺されている。


後にこの事実を知った宇崎悠介宇崎拓也はそれぞれ復讐の機会をうかがってきた。とは言え、二人は当初は協力していたわけではない。

大きく動いたのは、弟の拓也の方だった。

拓也は、檜山蓮と協力してシーカーを立ち上げ、仲間を集めてイノベーターと戦っていくこととなる。


その一方、悠介は水面下で動いていた。

命がけで、海道義光の不正の数々を調べ上げ、告発する準備をしていた。

だが、その一方で、弟の拓也にはタイニーオービットを巻き込みたくないとして、当初はシーカー側と協力してはいなかった。というのは建前で、裏では山野バン達を陰ながら手助けしていた上、パンドラを悠介が操作していたのが分かった辺りからは、シーカー本部をタイニーオービット本社に復活させたり(恐らくはパンドラの件がバレる以前から、拓也が悠介に頼んだことで復活できたのだろう)、新型LBXを開発して渡したりと積極的なものに変わっている。


そんな中、霧島平治を助けるために宇崎悠介が帰らぬ人となってしまう。


悠介の遺志を継いだ拓也は、海道義光の復讐のためにではなく、海道義光の野望を止めるため、動き出した。


社員編集

宇崎彰一郎

初代社長

2040年に交通事故で亡くなるが、実際は海道義光によって殺された。


宇崎悠介

2代目社長

LBXの販売を決めたり、アスカ工業を吸収合併したりといった、LBXの黎明期に大きく関わった。

2050年、霧島平治を助けるため、自身は帰らぬ人となってしまった。


宇崎拓也

3代目社長(それ以前は、開発研究部責任者で山野淳一郎の元助手)

兄の宇崎悠介が亡くなった後、イノベーターに買収・加担した役員全員を一気に解任した。

2051年には、アキレス・ディードを販売したが、ディテクターのテロで会社の株価が下落し、責任問題に発展。

会社がクリスターイングラムの傘下となり、社長を退任するが、後に復帰している。


霧野紗枝

社長秘書

宇崎悠介の時代から務めている

沢村宗人が社長になった時は、沢村に付くふりをして、シーカーに情報を流していた


結城研介

開発研究部主任

エターナルサイクラーやルミナスシューターの開発などを行っている。


霧島平治

元はアスカ工業の社長。

強化ダンボールの権利をすべて買収されたことが原因でアスカ工業は倒産し、路頭に迷った時に神谷重工に拾われて神谷重工に入る。


タイニーオービットを恨んでいたので、タイニーオービットのスパイと嘘をつかれて山野バン達を襲ったり、地下鉄侵攻時にはエターナルサイクラーを盗み、口封じとしてイノベーターに殺されそうになるが、宇崎悠介が自身を犠牲にして彼を助ける。

その後川村アミの言葉を受け和解、タイニーオービットの技術者となる。

後に強化ダンボールの技術を応用しビームガーター、グランドスフィアを開発している。


山野淳一郎

技術主任

LBXを生み出した人物。

イノベーターに誘拐されてしまい、長い間死んだことになっていた。

イノベーター事件後の2051年は、海外で研究を行っていたが、ディテクターに対抗するために準備をしていた。


石森里奈

山野淳一郎の元助手


檜山蓮

山野淳一郎の元助手


コブラ

山野淳一郎の新たな助手で、この名前はコードネーム

マングースとは仲が悪い

宇崎拓也は存在を知らなかったので、海外の現地雇用のようだ。


マングース

山野淳一郎の新たな助手で、この名前はコードネーム

コブラとは仲が悪い

宇崎拓也は存在を知らなかったので、海外の現地雇用のようだ。


元社員編集

沢村宗人

元役員。

2050年時点では、役員をやりつつ、裏ではイノベーターと繋がりを持ち、よくイノベーター側に顔を出していた。

また、タイニーオービットに対して隠れて妨害行動を行っていた。

檜山蓮の情報でイノベーターについていることが分かり、他の役員共々解雇させられた。


しかし2051年、会社がクリスターイングラムの傘下となった際、クリスターイングラムから派遣されて4代目社長となる。

が、後に追い出されている。


製造・販売物編集

LBX編集

以下に上げる機体は、タイニーオービットで製作・販売された機体で、それ以外は含まない(例:AX-00山野淳一郎手製なので除外・フェンリルフレア風摩キリトフェンリルカスタム機なので除外・アキレス山野淳一郎設計だが、製造はタイニーオービットなので対象内)

名称特記事項
アキレス系
アキレス山野博士の依頼により作成
アキレスタンクアキレスのプロトタイプ
アキレス・ディードアキレスの製品版量産機
アキレスⅡアキレスの正統後継機
オーディーン系アキレス系の派生系列
オーディーンアキレス破壊に備えて山野博士が設計していた機体
ハンター系
ハンター山野博士の依頼により作成
ハンターⅡ開発研究部のスタッフがハンターの設計図を基に開発
フェンリル系ハンター系の派生系列
フェンリル山野博士が開発・オタクロスが回収したデータから作成、後に一般流通
パンドラ系
パンドラアマゾネスを原型としたワンオフ機
シャルナックパンドラを参考に製造
クイーン系
クイーンホバーによる飛行機能を搭載
ホーネットクイーンのホバー技術を改良した機体
ジョーカー系
ジョーカースピード型、操作性の癖が強い
ジョーカーXジョーカーの性能向上・デザイン追及した機体
ナイトメア系ジョーカー系の派生系列
ナイトメアジョーカーの後継製品案として試作された機体
ウォーリアー系
ウォーリアー流通最初期から販売されている古参機体
グラディエーターウォーリアーをビルドアップした機体
ソルジャーウォーリアーの正統後継機
その他
ズール黎明期に吸収合併した企業の製品、コアなファンがおり現在も販売している
アマゾネス(LBX)クノイチに対する対抗商品として開発・販売した機体
サラマンダー
ドリュー球体に変形可、ゲームにはこの機体の原型と思しき機体が登場している
サウラスコロコロコミック』読者考案LBX

その他編集

LBXコントロールポッド

高レベル帯域電波、通称「スパークブロード」を利用することで操作距離を50kmまで伸ばせる。

2050年時点で100m、2051年時点で1kmが通常のCCMの可動範囲なので、かなり拡張することが出来る。

これを利用して、地球外惑星や宇宙空間におけるLBXの運用が有望視されている。


その一方で、超高出力の電磁波には弱く、超高出力の電磁波を受けると電波が遮断されてしまう。


ライディングソーサⅡ

オタクロスが開発したライディングソーサの後継機で、ミゼル編の終盤にて結城研介が開発。トキオシティ防衛戦や最終決戦にて投入された。「WARS」で主に使われていたライディングソーサもこれである。

ルミナスシューター

ベクターの切り札として結城研介が開発。その名の通りベクターの固い装甲を一撃で貫く威力を持ってるがチャージ時間に30秒かかる。最初は青島カズヤの使う一丁しか無かったがトキオシティ防衛戦の時には防衛戦に参加した全員分とまで行かずともある程度の数の量産に成功しており、最終決戦では大量生産に成功している。

関連タグ編集

ダンボール戦機 ダンボール戦機W

LBX


LBXメーカー

タイニーオービット プロメテウス(ダンボール戦機) サイバーランス 神谷重工

クリスターイングラム オメガダイン アーマー&クラウン 竜源

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