「みんなが…キャプテンが…俺を信じて繋いだボール これだけは、みんなを裏切る事だけは…!」
CV:田野めぐみ
プロフィール
「心優しき巨人」
概要
雷門中1年生、ポジションはDF、背番号3番。出生日は7月28日(アレスの天秤のイレブンライセンスカードより)。
『第2回爆熱キャラクター人気投票雷門MVP決定戦!!』では去年の五条勝に続き、今年は彼が劇場版公式サイトの人気投票にて1位を独走。
MVPに輝いたキャラクターが中央に配置される壁紙が配布された。
五条祭り同様に順位に関しては紆余曲折あったものの、彼自身が最初から最後までレギュラーの主力としての存在感と愛されマスコットキャラとしての人気も高く、壁紙自体は出来栄えがいいため比較的好評である。
また『激突!イナダン総選挙』でも見事1位の座に輝いたことが発表され、同時に担当声優の田野めぐみ氏によるコメントも配信された。
イナズマイレブン
緑色のパンチヘアーにアゴヒゲが特徴の巨漢。語尾に「~ッス」と付けて話す。非常に体が大きいが、膝から下が細い特異な体型をしている。(たまにワイングラスや三角フラスコと呼ばれる)
その見た目に違わぬ大食漢であり、好物は「ウマイモノ全般」(『2』より)。
怪力の持ち主で、アニメ版第26話では負傷した風丸を、第28話では大量の荷物を背負っている姿を見せた。
大きな壁のような巨体とは裏腹に気が弱く、恐怖や緊張を感じるとロッカーに篭ったり、トイレに駆け込む癖があり、アニメ版によるとカタツムリが苦手なようで、お化けの存在をいまだに信じているらしい。
また、重度の高所恐怖症でもあり、「イナズマ落とし」の特訓の際はかなり苦労していた。しかし、この弱点は下を見ない事で克服している。
同じ1年生の栗松や少林寺、木暮と仲が良く、行動を共にすることが多い。
3期では日本代表「イナズマジャパン」のメンバーに選ばれる。
また、主人公である円堂を除けば一度も離脱していないメンバーでもある。
スタッフ曰くマスコット枠として外さないようにしていたとのこと。
そういう事もあり、雷門の最強DFと呼ぶファンの声も非常に多い。
彼がもし闇落ちして「弱ければ何の意味も無いッス!」や「強さにこそ意味があるッス」や「力を得る事は素晴らしいッス!」と言っていたらショックだっただろう。
アニメ版ではそんな彼らを目の当たりにした際はサッカー部の看板を手に寂しそうな顔で「みんな...忘れちゃったんスかね...」とイナビカリ修練場で特訓した日々やフットボールフロンティアでプレーし皆で優勝した日々を思い出していた。
ちなみにゲーム1では豪炎寺にタメ口で話したことがあり(帝国学園初戦で豪炎寺が得点を決めた際)、しかもお前呼ばわり(このボイスはよく聞き取らないと聞こえない)。
家族でサクという小学生の弟がいる。
漫画版ではゲーム版以上に喜怒哀楽に富んでおり、豪炎寺や綱海といった新参者と衝突する姿も描かれた。ビッグウェイブス戦では誤ってオウンゴールしてしまい、観客から大ブーイングの的になった所を綱海にフォローされており、壁山&綱海ファンなら必見の回となっている。
イナズマイレブンGO
成人後は増毛し、髪全体が丸く横顔を覆っている。
アニメでは2011年の劇場版「究極の絆グリフォン」に登場。新生雷門イレブンに特訓をつけ、僅かだが中学生時代に戻り試合に出場する。
現在では風丸と共に日本のプロリーグで活躍している。
小説版によると、その巨体と愛嬌のある顔や性格で子供たちから人気を博しているらしい。
また2012年の劇場版「イナズマイレブンGOVSダンボール戦機W」では円堂率いる『イナズマレジェンドジャパン』のメンバーとしても登場。
ゲームではダーク版に風丸と不動とセットで登場する。
ビジュアルの初出は『イナズマイレブンストライカーズ』の公式企画から。
イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印
本作はエイリア学園の襲撃が無かった1年後のパラレルワールドという設定で、フットボールフロンティアで急成長した雷門中から全国の中学校へ『強化委員』が派遣され、その中学校の選手として共に戦うという新システムが導入される。彼の派遣先は美濃道三中。ディフェンスの極意を伝授し、まるで要塞の様な高い守備力を誇る学校へと導いた。
伊那国・雷門中との試合では前日に足首を捻挫してしまい初めて欠場となる。
自分と全く同じ「ザ・ウォール」を発動した岩戸高志の壁の精度に感心し、試合後には直接褒め称えている。
2017年8月19日に放送された『イナズマウォーカーVol.7』内で放映されたショートアニメ「イナズマイレブン アウターコード」第6話で先行登場。
美容院「ザ・エッジ」のスタイリスト・滝田あつしによって豪炎寺、不動と共に新しいヘアースタイルに変えられるという内容だが・・・。
続編の「オリオンの刻印」ではイナズマジャパンのメンバーに選ばれず、アジア予選第1試合を栗松と共に観戦していた。その際にマヨラーであることが判明し、おにぎりにマヨネーズをかけて食べていた。
必殺技
ダブルバイセップスをすると背後に岩山が発生し、相手の通り道を塞ぐ。「脅威の侵略者」編ではシュートブロックにも多用された…しかし、後述の発展型である「ロックウォールダム」は登場せず。
ゲームでは壁が盛り上がった振動や衝撃で相手を転倒させる技、パラレルワールドを描いた戦神シリーズでは巨大な塀が出現し、相手を押しつぶす技とメディアによって演出に差異がある。
『究極の絆グリフォン』では牙山からボールを奪い取る。「こんな古臭い技に!?」と煽られるが「完全進化したザ・ウォールッス!」と返す辺り、プロでも通用している模様。
ザ・ウォールの正当強化版で世界への挑戦で習得。壁を召喚する技だった「ザ・ウォール」から一転、こちらは山脈を出現させる演出に変化。威力も大幅にグレードアップしている。
発動時には「ダッダーン!」の掛け声が入る。
壁山が踏み台を務め、豪炎寺がオーバーヘッドキックで締める。後者は円堂を加えたイナズマ1号で締めという違いがある。
- モグラフェイント(ゲーム)
地面にボールを埋め、モグラのように地中を進ませ敵を抜く。
- ロックウォールダム(ゲーム)
壁山がザ・ウォールを作り出し、円堂が両手に発生させたゴッドハンドで壁を動かしてダムを作るディフェンス技。
2で壁山が自力習得する技では最強格だったが、属性は壁山の属性とは一致しない林属性となっている。
- スーパーアルマジロ(ゲーム)
ボールを丸めた体の中に入れ、そのまま突進する。
野生中のライオン(獅子王吼)の技だが、アニメ版で使用した時はなぜかディフェンス技となっていた。
- メガクェイク(ゲーム)
大きくジャンプし、地面を割って大地を隆起させる。
世宇子のディオ(手魚激)の技としても知られる。
- 壁山スピン(アニメ)
第5話で開発しようとしていた技。壁山がただフィギュアスケートよろしく回転するだけで完成には至らず。
『2』で登場した『ジャイアントスピン』との関係は謎。
- 壁山ヘディング(アニメ)
第17話で登場した…どっからどう見ても普通のヘディングである。
しかし、失敗して顔に字ができてしまった。