概要
『イナズマイレブン』及びそのシリーズ作品に登場する山属性のブロック技。
内容は名前の通り、発動者の後ろに巨大な岩の壁を出現させるというもの。
2、3では大柄な選手しか習得できなかったが、『イナズマイレブンGO』以降は体型関係なく習得が可能になった。
主な使用者は壁山塀吾郎。彼の代名詞とも呼べる技である。
初登場は16話。練習中「いつもより壁山が巨大に見えた」ことが技習得のフラグとなった。
この技は攻め上がってくる相手を足止めするだけでなく、相手の放ったシュートを弱める「シュートブロック」を目的に使用することも可能。アニメでは実際のところ、これを目当てに繰り出されたことが多い。
しかし2期では相手の強力なシュートを前に呆気なく破られてしまう場面が増えてしまった。これについては財前塔子のザ・タワーと纏めてネタにされることが多い。
(裏を返すと「それだけ強力なシュートにも屈することなく壁山(と塔子)が積極的にシュートブロックに入ってくれている」と捉えることもできるが……。)
3期では壁山が新技ザ・マウンテンを習得したため以降は出番が少なくなった。
『GO』の劇場版『究極の絆グリフォン』では「完全進化」させたこの技が久しぶりに披露された。
『イナズマイレブン アレスの天秤』では岩戸高志がこの技を習得。壁山はわざわざ雷門に戻ってきてまで彼を称賛していた。
ちなみにこの作品では、出現した岩の壁を相手に向けて倒す技になっている。
派生技
ロックウォールダム
ザ・ウォールとゴッドハンドを組み合わせたブロック技。2人で繰り出す。林属性。
アニメでは未登場であり、ゲームでも火力はそこそこ高いもののパートナーとして「山属性のゴッドハンド使い」を要求するため何かと扱いづらい。
ザ・マウンテン
アニメでは3期における壁山の得意技。ゲームでは特に威力が高い山属性のブロック技となっている。
レンサ・ザ・ウォール
美濃道三中のDF陣が繰り出したオーバーライド技。無数のザ・ウォールを重ねてフィールドを分断する巨壁を創り出し、相手を押し返す。