概要
『イナズマイレブン』及びそのシリーズ作品に登場する風属性のブロック技。シュートブロック可能。
地面から塔が迫り出し、その頂上から発動者が地上を目掛けて電撃をぶつける技。
電撃の撃ち方はアニメ版とゲーム版で異なり、アニメ版は両腕を天にかざして雷を落とし(電撃で吹っ飛ばすパターンが主流だが、パンドラに使用した際には雷光で目眩しをしていた)、ゲームでは球電に両手を叩きつけて雷を落とす演出となっている。
元ネタはタロットカードの大アルカナ、XVI番の塔。
主な使用者は財前塔子。
初披露は29話、以降は塔子の得意技として何度も登場する。特にジェミニストーム戦あたりまでは猛威を奮っていた。
しかしそれ以降、特にシュートブロックを目的に使用したケースでは破られてしまうことが多くなり、破られて悲鳴をあげるまでが1セット(ザ・タワーキャー)と視聴者からはネタにされてしまうこともしばしば。
これについては壁山のザ・ウォールにも同じことが言える。(ただ裏を返すと、塔子と壁山がそれだけ積極的にシュートブロックに加勢している ということでもある。)
試合外でもエイリア学園の下っ端や、軟派な連中に放っている。
3期では親友であるリカを助けるために助っ人参入した天空の使徒戦で、ザ・タワーV2を披露した。
ゲーム版でも塔子の初期技として登場、秘伝書も存在するのだが円堂編では何故か女子選手しか習得できない技となっている。
『イナズマイレブンGO』以降では『GO2』で復刻。性別制限は取っ払われ、男子選手でも習得できるようになった。
派生技
ザ・ジェネシス戦で塔子、木暮、綱海の3人で繰り出したザ・タワーの最終形態となる技。
塔子が塔を出現させた後、木暮と綱海が塔の上から相手を目掛け落雷とともに飛び降りてボールを奪う。
ゲームでは風属性最強クラスのブロック技となっている。なおこちらも女子選手しか習得できない。(パートナーの性別は問わない。)
なおアニメではこの技でシュートブロックをしていたが、ゲームでは不可能。