「お前のその気合、のった!!」
「…キミは円堂のことを信じているか?」
CV:西墻由香
概要
雷門中のDF。元陸上部員で、当初は助っ人だったものの、サッカーに魅せられてそのまま定着している。
出生日は2月1日(イレブンライセンスカードより)。
その実力と統率力でディフェンス陣を取仕切り、裏のキャプテンとも呼ばれている。
通称「疾風ディフェンダー」で、風に纏わる技を多数習得するのだが、なぜかDF技をアニメで全く使用しない事を度々ファンから突っ込まれている(後述)。
その表情もさることながら男らしい性格で義侠心に篤く、
一方で、責任感の強さが裏目に出て自分を責めてしまいがちな性格で、2期では強さを増すエイリア学園に対抗するためならば、神のアクアに手を出しても許されるのではないか?と円堂に吐露する場面がある(その後、風丸は本当に禁断の力に手を出してしまうのは言うまでもない)。
円堂とは実は古くからのつきあいで、良き相談相手でもある。
ニンドリの人気キャラランキングでは第1位。
2017年に行われた「イナズマイレブンとのバレンタイン2017」では、貰ったチョコが512個と第1位だった。
イナズマイレブン5周年特別企画「ベストイレブン!国民投票!!」では、霧野、黄名子と共に栄えあるDFの座につき、第2位に輝いた。
円堂、豪炎寺、鬼道、吹雪と並んで無印の主役キャラクターとして扱われており、「またね・・・のキセツ」ではボーカルとして登板、DEではキャプテンに就任した他、客演率も高い。
背番号は2(DE時代は10)。
プロフィール
イナズマイレブン
アニメ
部員不足に悩む円堂を見かねて助っ人部員として部の存続に貢献する。
互角のスピードを誇る霧隠才次にライバル意識を持たれ、名前を「藤丸」と間違われていた。
しかし2期では、エイリア学園との激戦に次ぐ激戦で次第に力への渇望と敗北の無念に精神を揺さぶられ、アニメでは45話にてグラン率いるザ・ジェネシスとの力の差に心が折れてしまい、円堂の助言が更に傷を抉ってしまい、自らキャラバンを降りてしまった。
と思ったら、終盤に研崎竜一から与えられたエイリア石の力によって驚異的な力を手に入れ、離脱したメンバーで構成されたダークエンペラーズのキャプテンとなり、円堂ら雷門イレブンの前に立ち塞がり、試合で追い詰める。雷門メンバーも倒れ、残された円堂と対決。トリプルブーストやダークフェニックスを連続で放つが、全てゴッドハンドで受け止められる。
その後、試合中盤に円堂の「サッカーやろうぜ!」と共に放たれた緑の光によってエイリア石が消滅、正気を取り戻す。
円堂と対決した際には(諦めない姿を見て)「これぞ円堂だ」とも言うべき笑顔を見せていた。
3期のフットボールフロンティア・インターナショナルでは、変わらずイナズマジャパンを支え続けている。
円堂・鬼道らが不在だったジ・エンパイア戦ではキャプテンマークをつけて出場したりもしていた。
どうやら日本代表イナズマジャパンの副キャプテンもしくはまとめ役のようである。
雷門中ではDF、ダークエンペラーズではFW、イナズマジャパンではMFと、チームに応じてポジションを変えており、何気にユーティリティプレイヤーである。
ちなみに、ゲーム3作目ではディフェンス技を覚えず、説明からもディフェンダーの文字が消えている。
ゲーム
1期での序盤で円堂を助ける折に宮坂などの陸上部メンバーを伴って現れる。
2期でのアニメと離脱経緯が異なり、7章にてジェネシス戦での負傷のため離脱、また本人も思うところがあるような描写がある。こちらでは北海道編あたりから闇堕ちの兆候があった。
ドラマCD「復活の絆」
ダークエンペラーズの事を後悔しており、円堂達がバーベキューで盛り上がっていても1人バツが悪そうにしていた。肝試しの時に円堂に謝罪する。円堂は引きずることなく許しつつ自分の対応も悪かったと言っていたものの自責の念に駆られる。
イナズマイレブンGO
アニメでは劇場版「究極の絆グリフォン」に登場。他のOBたちと共に新世雷門イレブンの特訓を先導した。
沼に生えている水草の上を跳ねて向こう岸へ渡るなど身体能力もさらに超次元になった。
また、試合中には霧野に対してチームの一員としての動き方をアドバイスしていた。
現在は日本のプロリーグで壁山と共に活動している。
10年たっても容姿端麗ぶりは健在で、吹雪と人気を二分しているようだ。
また、ゲームではダーク版に登場し、シャイン版のヒロトと対になる形でストーリーが展開されていく。
風丸のストーリーには壁山や不動も関わってくる。
アンリミテッドシャイニング/エンシャントダークをイベントを見るに、少年たちがかつての自分のように道を踏み外すことを危惧していた。
『GO2』のパラレルワールドイベントでは過去からやってきたエイリア学園の正体を必死に隠そうとしているヒロト達に笑いを堪えきれない様子を見せていた。もし、これがDE時代の彼だったらどのような反応になっていたのだろうか…。
初出は『イナズマイレブンストライカーズ』の公式企画。
イナズマイレブン アレスの天秤/オリオンの刻印
「蒼き疾風」。
2017年1月20日放送『イナズマウォーカー』Vol.3内で放映されたショートアニメ『イナズマイレブン アウターコード』第3話で新作への登場が発表された。
今作ではエイリア学園の襲撃が無かった1年後のパラレルワールドの世界で、フットボールフロンティアで急成長した雷門中から全国の中学校へ『強化委員』が派遣、その中学校の選手として共に戦うという新システムが導入される。
その彼の派遣先がまさかの帝国学園であり、ファンの度肝を抜かせた。
また佐久間ら既存の帝国メンバーと違い、影山零治がサッカー部新監督として就任(復帰)したことは認知しており、「強化委員として監督をサポートする」とだけ語り、彼に従う素振りを見せた。
同時に帝国学園の新必殺タクティクス「インペリアルサイクル」を発表し、その動作方法を説明した。
バルセロナ・オーブとの親善試合、初の強化委員としての星章学園との練習試合での惨敗を目の当たりにし、「どんな手段を使ってでも勝利を導く」という深い使命感を背負い、指導力としては一流である影山に従うことを決めた。
本来強化委員の仕事は「雷門の精神」を伝えるはずだが、他校で成功する仲間と比較してコンプレックスが生じ、正規2期の様に力への渇望が強くなっている。
過去作に比べると、影山に従っている影響なのかは不明だが表情の変化が少なく、雑誌やグッズなどを除いて笑顔をみせることはほとんどなくなっている(ただし闇堕ちしたわけではない)。
予選試合後の本戦トーナメントでは豪炎寺と共に雷門中と世宇子、利根川東泉中の試合を観戦しており、いつもの表情に戻りつつある。
続編「オリオンの刻印」では日本代表「イナズマジャパン」のメンバーに選ばれる。
韓国戦で単身でのディフェンス必殺技「スピニングフェンス」を披露し、無印2期DE時の分身ディフェンスを除けば単身でのディフェンス技の使用はテレビアニメでは初めてである。
オーストラリア戦では鬼道の一星充への攻撃を咎める事はしないものの「鬼道有人を見失うなよ」と忠告し危惧した。
そしてサウジアラビア戦で相手からのラフプレーに遭い負傷し、そのまま吹雪と共に退場してしまう…が野坂の発言では想定内で一芝居打っていた事が分かり、事前に野坂と趙金雲からのリアクション芸の特訓で痛がっているフリをしていたため軽傷で済んでいた。
特徴
左目が青緑色の髪の毛で隠れているが隠れているだけで邪気眼的要素はない。
髪は相当長く伸ばしており普段はポニーテール。
アレスの天秤では髪型が少し変わっており、左目を隠す前髪が耳にまでかかっており、遅れ髪がある。
成長後は髪の一部を後ろで結った、エドガーと似たような
ヘアースタイルをしている。
ツリ目で、瞳は赤とも茶とも表されることが多い。
ゲーム公式画では、ヘアバンドを付けているカットがある。
DE時は瞳に縦瞳孔、獣のような目になりポニーテールを解いて髪を下ろしていた。
髪はきしめんのように部分的にまとまりつつうねっている(闇丸とも呼ばれる)。
出入りの激しいレギュラーメンバーの中で、あまり入れ替えられることがなく脱落しても敵として現れたり、個別エピソード以外でも出番が多いのも特徴。
ストライカーズの公式サイトで紹介された自分だけのオリジナルチームを作ろうの企画の中に
あったイケメンチームの中にも入ってた公式イケメン。
世界編では、風丸に似た(或いはモデル)キャラが二人も存在している。
必殺技
無印
- 疾風ダッシュ
- クイックドロウ
- 分身フェイント
- 分身ディフェンス(ゲーム版「2」、アニメ版(DE時代))
- 炎の風見鶏(パートナーは豪炎寺。超次元ドリームマッチでは霧野)
- 風神の舞
- 竜巻落とし(パートナーは壁山)
- ザ・ハリケーン(パートナーは吹雪)
性格を反映してか、大技では他キャラの助力となる場合が多いようだ。
アニメ73話にて個人シュート“バナナシュート”を使えるようになった(ゲームでは必殺タクティクス)。コーナーから直接ゴールを狙える、大きく弧を描いたシュートである。ちなみにこの命名者は久遠冬花。目金も同じネーミングを考えていたが、先に言われてしまった。
なお、これ以来バナナネタが多発しているが、この技は実在する、現実でも出せるシュートである。
ネオジャパン戦は特訓のために一時離脱し、アニメ77話にて「風神の舞」を使えるようになった。命名は本人なのだが、再び冬花や目金に変なネーミングを付けられないためではないかと噂されている。
なお、風神の舞はのちに秋空チャレンジャーズのジョニーが使用している。
なお、疾風DFのわりにまともなディフェンス技を覚えず、技の習得傾向もどっちかといえばMFのそれである(イナズマジャパンでポジションを変更したのは割と理に適っている)。
しかも風技以外ではどういうわけか、分身系の技や林属性の技を覚える。アニメ版・ゲーム版ともに戦国伊賀島に因縁があるため、そういう意味では接点がないわけではない。
アレオリではようやく風を使ったDF技を自力習得した為、ちょっとした話題になった。
一応、サイクロン、ダブルサイクロン、デュアルストーム(林属性技)、ハリケーンアローと風を使ったDF技は多数あるが、デュアルストームはアニメ未登場、その他の技はライバルチームの習得技として登場している。
必殺タクティクスとしてはコーナーキックとして「バナナシュート」を使用している。
無印DE時
エクスカリバーはエドガーの代表的必殺技であり、恐らくそっくりさん繋がりで覚えるのであろう。
ちなみにポジションがFWになっている。
GO
- 疾風ダッシュ
- イケメンUP!(スキル)
- マッハウィンド
- 風神の舞
なお、マッハウィンドは松風天馬の必殺技の一つだが、ゲーム・ダーク版では風丸が天馬のシュート特訓に付き合うイベントがあり、この特訓後の帝国学園戦にて天馬はマッハウィンドを覚えることとなる。
映画ではディープジャングルという必殺技(3人技)も披露している。
アレスの天秤/オリオンの刻印
- 疾風ダッシュ
- スピニングフェンス(ブロック技)
- 皇帝ペンギン2号(パートナーは灰崎、水神矢)
- 皇帝ペンギン2号feat.シャーク(シュート技/オーバーライド)(パートナーは灰崎、水神矢)
余談
当初は「すばしっこいチビキャラ」としてデザインされたため、円堂の肩くらいまでの身長だった。
しかし、円堂との身長対比ラフがアニメ担当スタッフに対比絵だと取られなかったために作中には反映されることはなかった。
ちなみにニンテンドードリームでは当初の小柄なイラストをボツ稿、同じポーズで身長を伸ばした(加えて髪色や髪留めの色に若干変更あり)イラストが決定稿として紹介されたが、ゲーム1のスタート画面や公式サイトのキャラクター紹介ページなどではボツ稿扱いされている方が普通に使われている。
ゲーム1発売前の雑誌等におけるキャラクター紹介では「豪炎寺とよく口論をしている」と記述されていたが、ゲームでもアニメもで全くそんなことはない。
その後も本シリーズでは死に設定や本編と全く噛み合わないキャラ紹介が続出しており、ある意味先駆け的な存在となった。
円堂との幼馴染設定についてはアニメでは全くと言っていいほど言及が無いため、ゲーム内のキャラ紹介文を見たり、ゲームの端々で匂わせてあるそういった設定に基づいた描写を読み取ったりしない限りは把握しづらかったりする。
実際円堂役の竹内順子さんも長らく(少なくとも2期中盤の時点で)この設定を知らなかったと語っている。
関連イラスト
関連タグ
風丸 イナズマイレブン イナズマイレブンGO イナズマイレブンアレスの天秤/イナズマイレブンオリオンの刻印
ハリケーン組 ポニテ組 片目組 基緑風 ふぶきやまる 反対組 風属性組 ふかひれ
にっかり青江:刀剣乱舞というゲームのキャラクターで前髪で片目が隠れているかつ長髪という共通点繋がり