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装甲娘戦機

そうこうむすめせんき

『ダンボール戦機』を原作とする新作アニメ。
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概要

ダンボール戦機』を原作とする『装甲娘』のアニメ作品。

ひょんなことから異世界に飛ばされ、LBXユニットなるものを身に纏って、ミメシスなる金属生命体と戦うハメになってしまった5人の少女達の姿を描く。

2021年冬アニメとして、TOKYOMX他にて放送された。アニメーション制作はstudio A-CAT。

ゲーム版との関係

ゲーム版「装甲娘 ミゼレムクライシス(以下、「ミゼレムクライシス」)」とは異なる部分が非常に多く、世界観に関しては事実上打ち切られた、旧ゲーム版「装甲娘(旧版)」(以下、「旧版」)がベースとなっている。ただし、装甲デザインは純粋にLBXの擬人化だった原作とは大幅に異なる。
この経緯について、スタッフらへ「GIGAZINE」が行ったインタビュー によると、次のようなものだったという。そもそも、アニメ企画の開始は、「旧版」が立ち上がる前後に、メディアミックス企画として持ち上がったのがきっかけだった。企画は「旧版」から派生した外伝的なものとして企画が進められたが、その「旧版」が、2018年6月に長期メンテに入り、その後「ミゼレムクライシス」として大幅にリニューアル(詳細な経緯は、ピクシブ百科事典装甲娘「装甲娘 ミゼレムクライシス」の概要参照)。ただ、その時点でかなり企画が進んでおり、大きく内容を変えることは不可能と判断。そこで、ほかの関連作品の世界と共存する、パラレルワールドとして設定し直すことで、「ミゼレムクライシス」と矛盾する問題を回避した上で、企画を続行。こうして、打ち切りとなった「旧版」の世界観をベースにし、「ミゼレムクライシス」とは全く世界観の異なるアニメ「装甲娘戦機」が世に出ることとなったという。

「ミゼレムクライシス」とは、全くつながりがないかと言うとそういうことはない。ゲーマーズで、共同のポップアップストアを実施し、それぞれの関連商品を販売したり、「ミゼレムクライシス」に、リコが期間限定で参戦するなど、関わりはいくつかある。後者に関しては、リコのキャラクターシナリオで、本作の世界線と「ミゼレムクライシス」の世界線との間の空間的繋がりが示唆されている(詳細は項目「ミメシス」、「ミゼレムクライシス版」参照)。
それ以外にも「ミゼレムクライシス」とは、ミハルが集めているご当地グッズがシータをモチーフとしたもの、ユイの回想で、カタクラ ソフィアとトウモト ケイが、ユイが元いた世界線で通っていた学校の生徒として、カメオ出演している等の関連がある。

スタッフ

監督元永慶太郎
シリーズ構成むとうやすゆき
キャラクターデザイン堀井久美
アニメーション制作studio A-CAT


あらすじ

友人のマナに連れられ、最新LBX発表会に来たリコ。乗り気ではなかったが、父への土産にとLBX福袋を買った彼女。
何気なく、その福袋に入っていたLBXに触れると、突然、謎の金属生命体と戦う戦場のただ中に転移してしまう。
わけも分からないリコは、VRゲームだと思い襲い来る敵と戦う。だが、コルク銃一発も当てたことのないリコは、ろくに戦うこともできず、近くにいた遊撃隊の面々に助けられる。
そんな彼女らから聞かされたのは、ここはVRゲームなどではなく別時空。それも金属生命体「ミメシス」が跋扈し、人類が滅亡の危機に瀕している世界であること。
そして、リコは、ミメシスを倒せる唯一の存在として、そのミメシスと戦う運命を背負った少女「装甲娘」として転移してきたのだということを。

世界観

作中は、世界が複数存在する多元世界であり、遊撃隊のメンバーたちも、それぞれ別々の世界から転移してきたものと思われる。
そうした複数の世界をまたがって蹂躙しているのが、「ミメシス」である。
彼らが、時空を越えて、別の世界に襲来する際、「時空震」と呼ばれる現象を引き起こす(何か、本作の監督が手掛ける別作品でも聞いたことのある現象だが…)。
その影響で時空が歪み、地図上では、本来繋がっていない場所が繋がる(作中では、埼玉県にあるはずの浦和から、静岡県の御殿場に繋がっていた、など)という状況を起こし、輸送を困難なものにしている。
また、ミメシスの蹂躙により、通常の貨幣の価値が失われ、コアクリスタルが貨幣の代わりとなっている。

作中用語

装甲娘
LBXの力を得てミメシスと戦う少女たち。彼女らが得るLBXは各々で異なりそれぞれ固有の特性(例:アサシン=狙撃能力)を持つ。しかしそうした能力は自動的に取得者にインプットされる訳ではなく、取得者自身がある程度、適応する必要がある。
また、それ用のスーツやユニットは装甲娘毎に予めサイズが決められており、太るなどで体形が変わった場合、体に合わなくなってしまうという難点がある。
彼女らの多くは、他の世界から転移させられた一般人である。
遊撃隊をはじめ様々な部隊に分かれている一方で、サヤカのように各地にある基地などの専属となって、基地のボディーガードのようなことをする装甲娘や、遊撃隊のように防衛隊の命令に従い、戦地を転々とする者もいる。
ちなみに老婆の装甲娘もとい「装甲婆さん」(おチヨ)も存在し、スーツを着用すると若返る。

なお、「装甲息子」がいない事については「大いなる意思」が働いているかららしい。

ミメシス
各世界をまたがって跋扈する金属生命体。詳細は当該項目を参照。

コアクリスタル
上記「ミメシス」の生命活動の源、かつ「ミメシス」の弱点。あるいは、この世界の社会の生命線。例えば「コアクリスタル(以下「コア」)」は、この世界では貴重なエネルギーとしての機能を持ち、それを利用した発電所もある。また経済が崩壊し、貨幣の価値が失われ、電子マネーさえ紙切れの、この時代において通貨のような役割も果たすようになり、人類にとってなくてはならない存在にもなっている。装甲娘たちにとっても、この力を借りて戦うため、これを奪っていく必要がある。
ただし、鉱物のように地面から採る方法もあるらしく、だいたいのところでは採れる。しかし、四国のように産出されない地域もあり、社会を支える核となるものを他地域からの輸入に頼らざるを得ない。
ただ、「ミメシス」には「コア」の存在により、互いを認識しており、(自然中の埋蔵を含めて)これを側に置くことはミメシスを誘引し、侵略のリスクをはらむことになる。
万が一、「ミメシス」が誘い寄せられ、襲撃した際は「コア」を用いた発電所を止めるなどして対応することもある。
逆に言えば、「コア」がないところは狙われないということであり、実際、「コア」が産出されない四国地方には「ミメシス」の襲撃がない。
そうした意味で、この世界は「ミメシス」から恩恵を受ける一方で、その危険にも晒された社会であると言える。

時空震
ミメシスが時空を越えて襲来する際に起こる現象。この世界では既に2回起きている(本編には冒頭で起きたのが「第二次時空震」。つまり、既に「第一次」が起きているというわけだが…?)
「第一次」については不明だが、「第二次時空震」では、ミメシス母艦を中心としたミメシスの軍団が襲来し、防衛隊は装甲娘たちとともに時空震の阻止を図ったが、失敗し、正面戦力の4割を喪失、防衛隊や装甲娘の大部分が組織的戦闘能力を失うなど、大きな損害を受け、東京の放棄、周辺拠点への撤退に追い込まれた。そして、この時にリコも巻き込まれた。

ただ、第二次時空震の発生は予測されており、エリアKT(旧・京都)にある時空震の研究所、ラボスリーでは、(間に合わなかったものの)第二次時空震を防ぐためのハードウェア「SWITCH」が開発されていた。

また、時空震の直後は、時空の歪み、ねじれが発生し、本来繋がっていない場所同士が繋がるなどの状況が発生し、拠点間の輸送に困難を生じさせる。こうした時空の歪みに対応して、観測データに基づき、随時インストールする機能はあるようで、特にネイトに搭載されている、最新のナビゲーションでは、目まぐるしく変わる時空の歪みに対応し、逐一地図を更新する装置が備え付けられている(ネイトが言っていなかったために、遊撃隊の面々は気付いていなかったが)。

主題歌

オープニングテーマ
「Dream hopper」(第2話 - 第12話)※
歌-逢田梨香子 作詞-志渡ななみ 作曲・編曲-野間康介

エンディングテーマ
「コンパスソング」(第1話 - 第9話、11話 - 12話)
歌-鹿乃 作詞-鹿乃 作曲・編曲-田中秀和MONACA

※第10話ではEDの位置で使用

各話リスト

話数は「Episode ○○」表記(一桁話数でも、十桁の部分には「0」が付けられている)。
サブタイトルについて、原作のダンボール戦機シリーズ本編のサブタイトルのオマージュとの指摘がある。
なお、公式TwitterやYouTubeのDMM picturesの公式チャンネルで公開されている次回予告は、奇数話をリコ、偶数話をマナが担当している。

話数サブタイトル
Episode 01戦場に落ちた日
Episode 02「選ばれし少女たち」
Episode 03御殿場攻防戦
Episode 04伝説の超ビルダーオタクロス
Episode 05支配された古都
Episode 06必殺 アタックファンクション
Episode 07スズノの秘密
Episode 08戦慄のアンモナイト
Episode 09関門海峡の激闘
Episode 10この世界のために?
Episode 11遊撃小隊ジャガーノート
Episode 12世界を救う絆

登場人物

LBXユニット装着者は、名前後ろカッコ内に装着LBXユニットを併記。

遊撃隊

主人公たちが所属する装甲娘部隊。ネイトによると、かつては他に隊員がおり、主にエリアKN(旧神奈川県)東部で活動していた。しかし、横浜を襲った巨大ミメシスとの戦いでキョウカとネイトを残して、全員が犠牲になった。キョウカも2話でかつては多くの隊員がいたが、多くが犠牲になったことを示唆している。
全員別の世界から飛ばされてきた人物であり、何かしらの理由で修学旅行に行けなかった、または行ったが楽しめなかったという共通点がある。
ここまで、大型・中型ミメシスを各地で倒してきたため、人類の命運を決める精鋭部隊「ジャガーノート部隊」と呼ばれ、政府や防衛隊から重要視される存在となっている。

その他

転移前の世界の住人

リコの世界

ユイの世界

余談

サービス回として、温泉回水着回が差し込まれるのは定番である。本作でも、このサービス回として温泉回が差し込まれるが、それでもなぜか異常に多く、全話累計で3回にも及んでいる。

外部リンク

公式サイト
公式Twitter(@soumusu_anime)

関連動画

ティザーPV


関連タグ

ダンボール戦機 装甲娘

フレームアームズ・ガール:同作と同じく、装甲を纏った少女たちを題材にしたメディアミックス作品であり、studio A-CATがZEXCSとの共同ながらアニメーション制作に関与。他にも、プラモデルの販売元が同じコトブキヤだったり、ゲーム版「ミゼレムクライシス」にて公式コラボも行われる等、何かと関わり合いが深い。

魔法騎士レイアース:異世界に飛ばされた少女達がそこで戦うハメになる、と言う点で共通。

サンポー食品:佐賀県に本社を置く、食品メーカー。プロモーション協力として、作中に同社の「焼豚ラーメン」が登場している。また、ゲーマーズにて限定で、この「焼豚ラーメン」が販売されたりもしている

ゾンビランドサガリベンジ:焼豚ラーメンが同じく登場したアニメ作品。こちらは佐賀県が舞台という事もあり、出るべくして出たという箇所が違いというべきか。

メガトン級ムサシ:レベルファイブ作品でアニメ放送局がTOKYOMXになるという繋がり。

カップリングタグ

スズリコ

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