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概要編集

スズリコとは、装甲娘戦機における「オダマキ・スズノ」と「モリサワ・リコ」のカップリング。


2人の関係のあらまし編集

よそよそしかった出会い編集

当初、スズノとリコの関係性はよそよそしいものであった。ただでさえ引っ込み思案で他人と話すことが少ない性格のスズノは、リコに対して必要以上に距離を置いており、どことなく意識的に距離を置いている節があった。


これについて、リコは嫌われているものと思い、京都に行った際、スズノに質問したが、はぐらかされてしまい、真相は分からなかった。


転機編集

その後、2人の間に変化はなかったが、四国に行った際、転機が訪れる。

奥祖谷の人力ロープウェイ(野猿)を訪れた際、露骨に距離を置くスズノに対し、リコは「仲良くしたい」と自分の思いを告げる。しかし、スズノは「ウザいです、そういうの」と彼女らしからぬ強い言葉で突っぱねる。そして、リコに対して距離を置く理由として、あくまで、たまたま集まってきた装甲娘たちの、それぞれの特性を生かした「機能集団」として「遊撃隊」は活動してきたのに、リコが来てからそうした「機能集団」としての雰囲気から友だちグループかクラスメートのようなそれに変わってしまったからだと言い放つ。

また、スズノは1つ年上なのに馴れ馴れしく「ちゃん」付けしないでほしいと告げる。

だが、シノハラ・キョウカからの言葉から、スズノの気持ちを察したリコは、桂浜で塩焼きそばを持って、再び話しかける(先刻のスズノの言葉から、リコはスズノに対し、ぎこちないながら「さん」付けで呼びながら)。そこでスズノは転校ばかりで、その度に大切な友だちと別れるということを繰り返してきたため、仲が良くなった友だちができても、また別れるのではないかという恐怖から、仲良くしたいと言ったリコを突き放したのだと明かす。それを聞いたリコはそんなスズノの気持ちを肯定し、また、その気持ちを伝えてくれた彼女にリコは感謝の気持ちを伝えた。そうして気持ちがどこか解れた2人は他愛のない会話をしたあと、リコはタキトウ・ユイと遊ぼうと海へと走る。すると、スズノはリコを呼び止め、こう言った。

「いいです、『スズノちゃん』で」

こうして、2人の距離は大きく縮まることになったのだった。

そして、そんな2人を遠目で、アイスクリームを食べながら微笑ましそうに見守る、キョウカとクルキ・ミハルであった。


12話、最終決戦~2人の関係の帰着~編集

そして12話のミメシスとの最終決戦のさなか、スズノがなぜリコを他のメンバーよりもことさらに避けていたかについて、その理由を明かす。

スズノはこれまでに出来た友だちの中で一番仲のよかった友だちがおり、その子がリコと似ていたのだった。そのため、スズノはリコとその友だちとを重ね合わせ、この子(リコ)とは絶対に避けないといけないと思い、ことさらに避けていたのであった。それを聞いて、出会った当初から、どこか自分が一番避けられていたのが気になっていたリコは、その理由が氷解し、どこか心のモヤモヤが解け、2人の間にあったわだかまりが完全に消え去ったのだった。


関連タグ編集

装甲娘戦機

リコ(装甲娘戦機) スズノ(装甲娘戦機)

表記揺れリコスズ

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