概要
ノイズ開発、任天堂から発売されたゲームシリーズ。
ニンテンドウ64の『カスタムロボ』が初出で、ジャンルはアクションRPGとされている。
シリーズ作品
1999年… カスタムロボ(N64)
2000年… カスタムロボV2(N64)
2002年… カスタムロボGX(GBA)
2004年… カスタムロボ バトルレボリューション(GC)
2006年… 激闘!カスタムロボ(DS)
『V2』のみwiiのバーチャルコンソールで配信されていた(2019年1月31日をもって新規購入サービスは終了している)。
Nintendo Switchの有料コンテンツ『Nintendo switch online+ 追加パック』にて、2022年7月15日に『無印』『V2』が同時配信。ちなみに、無印の方はこれが初移植だったりする。
世界観
さまざまな分野でロボティクス(ロボット工学)が応用され実用化し、(宇宙探査、救助、武器、医療など)人々にとってロボットがほぼ身近になりつつある近未来。
ロボティクス技術は既に体高30cm程度の精密な小型ロボを産み出すことに成功していました。
人々はこの小型ロボを使ったアクションバトルゲームを考案。バトルのフォーマットが構築されてからわずか数年の間に、子供から大人まで世界規模で大流行の兆しをみせていました。
その小型ロボットの総称が「カスタムロボ」です。
(公式サイトより引用)
大まかなゲーム性
一言で言うと、「アクション版メダロット」または「若年層版アーマードコア」。
多数の機体とパーツを組み合わせて自分の好みのロボを作り、それを使って対戦を行う。
操作は直感的で、ゲーム慣れしていないユーザーにもとっつきやすい。
シナリオモードでは、一体のロボを手に入れた主人公が仲間たちと出会い、コマンダーとして成長していくストーリーを追う。バトルに勝つことで新しい機体やパーツを入手でき、新たなパーツを用いてより多くの戦略を試せるようになってゆく。
対戦モードでは、ストーリーで集めたパーツを使って、CPUや友達と自由に対戦できる。ルール的には1vs1の対戦だが、V2では「交代システム」により1on2、2on2が可能になり、実質的に四人までの対戦が可能になった。BRでは4人までの同時対戦が可能になり、2on2、2on1、3on1といったチーム戦、バトルロイヤルも可能となった。
なお、携帯機である『GX』および『激闘!』では性能の都合上1vs1の対戦となる。
『Nintendo switch online+ 追加パック』においては、野良対戦は不可能だがフレンド同士でのみオンライン対戦が可能となった。
用語解説
- カスタマイズ
カスタムロボの基本。それぞれ性能の異なるロボ、隙が大きいが威力の高いガン、隙の小さいサポート武器のボム、フィールドに撃ち出すことで自動的に爆風で敵を襲うポッド、ロボの性能を強化するレッグの5種類を組み替えてバトルを行い、相手のエネルギーを0にすれば勝利となる。
なお、『GX』のみポッドと援護射撃を行うガンナーの2つをまとめてサブウェポンとして扱い、レッグの代わりに特殊アクションを行うアクションチップを設定する。
- コマンダー
カスタムロボを操縦する者のこと。この世界においてロボはリモコンなどの外部機器ではなく、ダイブと呼ばれる精神集中状態になることでコマンダーが直接精神力を用いて信号を送り、操縦している。そのため、バトルでダメージを受けたりすると、コマンダー側の精神にも疲労やダメージといった形でフィードバックされる。
- ホロセウム
カスタムロボがバトルを行うフィールド。一種の仮想空間であり、広さや障害物の種類も様々。なお、競技上の安全のため、ホロセウムを用いないロボバトルは禁止されている。
- グレート・ロボカップ
作中最大の栄誉あるカスタムロボの大会。チャンピオンの名誉を目指して、老若男女問わず全国のコマンダーが集まる。
- アイ・コンタクト・レジスター
カスタムロボを入手した際に行う所有者認証システム。ロボと目を合わせることで登録が可能。『BR』ではスイッチを押すだけの全くの別物になっており、名前に反して目を合わせる事を必要としない。だが、ある自律機動型ロボはこれを逆手に取り・・・
- レギュレーション
人体に危害を及ぼさないようにする為、市販のパーツの性能の上限を定めた法律。レギュレーションを無視して製作、改造されたパーツを違法パーツと呼ぶ。しかし、レギュレーションに違反さえしなければパーツの出自は問わない様子(例として『初代』にて闇組織ドレッドから合法パーツを盗み、そのパーツを使用して大会に参加したフカシ、『GX』にてシンサクがガラクタを材料に自作したガラポンなど)。
登場人物
関連動画
外部リンク
・64
・wii
・GBA
・GC
・DS
関連タグ
コンセプトが似ているため、本作を超えられるかが注目されていたが…