概要
カスタムロボシリーズに登場するロボの総称の1つであり、
全ての作品で共通して主人公(=プレイヤー)が物語の初めに貰う、いわゆる主人公機。
歴代の主人公達が大会チャンピオンなどいわゆる最強に登り詰めているためヒロインに「栄光あるレイシリーズ」と呼ばれたりその権利を狙う企業が現れるなど一種のネームバリューを持っている。
外見は一部例外を除き赤髪に青と白のトリコロールカラーの少年〜青年のような姿で共通している。
ロボのタイプ(大まかな分類)はそのほとんどがシンプルな性能のシャイニングファイター型に分類され、アタック(ロボごとに設定された近接攻撃)は直線的に突進するものがほとんど。
シャイニングファイター型のロボは光や闇にまつわる名前がつけられており、このロボの名前の由来は「光」。
『激闘!』ではレイウォーリアとレイレジェンドを除く新旧8体のレイシリーズが登場しその全てを入手できる。数が多いため一部のロボはステータスが複数のスタイルを掛け合わせたアザー(その他)スタイルという区分に分けられている。
カスタムロボ
レイ
主人公が手にする最初のレイでストーリーモードでは他のロボを使えないため名実ともに主役機として扱われる。
続編の『V2』でも昨年チャンピオン=初代主人公の愛機として登場し、
『激闘!』ではコマンダーとして復帰したヒロインが使用し実質的なラスボスを務める。
カスタムロボV2
レイII
『V2』の主人公が懸賞に応募して手に入れたレイ。
同作では初代レイとの差別化のためか、ジャンパースタイルが採用されている。
レイIIダーク💀
ニセ主人公が所持する黒いレイII。
違法パーツに分類され全体的に高ステータスで特に地上での機動力が高いのが特徴。
犯罪組織によって開発されたロボではないため正確にはレギュレーションに準拠していない試作機というのが妥当。
なお、『激闘!』にもニセ主人公共々登場する。
カスタムロボGX
X-レイ
『GX』の主人公が手にするレイ。背部のX字型スラスターが特徴。
無重力空間のホロセウムを舞台とする「スカイバトル」用に開発された。
主人公の最初の愛機だが、物語の途中で敵組織に奪われ新型機を開発する参考として解体された不遇な機体。※すぐ後にポリス隊(警察)が弁償として同型機をくれる。
『激闘!』では背中にポッドを装備する都合でスラスターが削除されてしまい差別化の為か明るいカラーリングに少々マッシブで丸みを帯びた外観になっている。
レイスカイヤー
『GX』に登場する企業『ニカイドウ・グループ』がX-レイを参考に開発したライトニングスカイヤー型のロボ。飛行形態に変形し高速で飛び回りながら攻撃できるのが特徴。
合法ロボに分類されるがその出自は悪の組織により開発され主人公に奪取された試作機という曰くつき。表の新製品として売り出すつもりだったのだろうか?
『激闘!』ではデータ配信で青・赤・白の色と性能が異なる3機からランダムに入手可能だった。
A.I.R.S💎
名前の読みは「エアーズ」。
レイスカイヤーをベースに開発された軍事用カスタムロボで見た目は黄金のレイスカイヤー。
競技用の機体ではないためゲーム上は違法ロボとして扱われる。
『GX』ではニカイドウ・グループとの決戦の際に貸し与えられるのみだが、パスワードで登場する大会で優勝するとパーツ一式を正式に入手できる。
『激闘!』ではレイスカイヤーを所持しているとポリス隊に関係するある人物が使用するようになり勝てば入手可能。
カスタムロボ バトルレボリューション
レイ01
『バトルレボリューション』の主人公が手に入れるレイ。全身が白主体の装甲に覆われたヒロイックな姿をしている。
ラボと呼ばれる施設で極秘裏に開発されたロボで、ラボが強盗に襲われている最中に主人公が拾って使用、解決後にテストも兼ねてそのまま貰うという変わった入手経緯を辿っている。
『激闘!』では歴代のレイシリーズとは異なり、配信でのみ入手できた。
レイレジェンド💀
主人公に深い繋がりのある人物が使用するレイ。
本作のカスタムロボは「かつてとある脅威に対抗するために兵器に改造されていた」という設定があり、この機体は軍事用に改造された初代レイそのものと思われる。
機械的で複雑なデザインのロボが多い中で見た目がNINTENDO64時代そのまんまで、しかも兵器故か攻撃力と機動力が非常に高いがその代わりに紙装甲というシャイニングファイター型、それもレイシリーズでありながら極端にアンバランスな性能を持つなど色々な意味で異質なロボ。
レイウォーリア💀
『バトルレボリューション』激闘編の全ステージで最高評価を取ると貰えるもう一体の違法レイ。
こちらはレイ01に近いデザインで性能もバランス良く強化された正統派な機体。
コマンダーが存在せずどういう経緯で作られたのかが一切謎。
激闘!カスタムロボ
レイmk-Ⅱ
『激闘!』で最初に入手する機体。外見はレイⅡに酷似しており口元をマスクで覆っている。
アタックに隙が少なくステータスのバランスも良く、高性能な為か途中で使えなくなり再度入手するのがかなり後になる。
レイmk-Ⅲ
中盤からレイmk-Ⅱと入れ替わる形で入手する最新のレイ。
レイmk-Ⅱとの差別化のためかパワースタイルが採用されている。
レイシリーズは『BR』に登場したものを除けば全てカスタムロボの最大手メーカー「ラムダコーポレーション」が開発していたが、新鋭メーカーの「ネオブレイン」が強引に権利を取得して開発した背景がある。