概要
直線番長とは、直線でやたらと速度を出す一方、コーナーは急に速度を落とすような運転をするドライバーのこと。コーナーを攻めることにこそドライバーのテクニックが生きる、と考える走り屋達に蔑まれる存在である。
……直線番長だろうが走り屋だろうが、大半の優良ドライバーからすれば凶器を振り回して粋がってる犯罪者に違いない。
コーナーはしっかり速度を落とし、直線でも速度はほどほどに。安全運転で楽しいカーライフを。
車両
上記から派生して、車両を指して言う場合もある。対義語は「コーナリングマシン」。
速度性能が優秀なエンジンと言うのは総じて重くなる傾向にある。するとコーナーで遠心力が増すため、スリップを避けるため侵入速度を小さくしなければならない。結果コーナーは低速、直線でガンガン飛ばす、と言う走りになりやすい。このような走りを求められる車については直線番長と呼ばれる。
またワインディングや市街地での曲がりやすさより、直進安定性に主眼をおいて開発された車を指す場合もある。
これらについては車の個性であるから、必ずしも蔑称とは限らず、むしろ褒め言葉として用いられることもある。
特にクラスの違う車両が混走するGTやスポーツカー耐久レースでは、クラス違いの車を抜いていく際に、コーナリングマシンよりも直線番長の方が有利なことが多い。
戦闘機
大体コイツ↑のことだが、似たような飛行性能を持つ他の機体を指すことも。
由来は自動車と大体一緒。
関連項目
チョクセンバンチョー:予想ゲームで登場する架空の競走馬。真っ直ぐ走るよりも蛇行した方が速い。