CV:浪川大輔
概要
『クロヒョウ2』に登場する東城会直系「九鬼組」二代目組長で、『1』で死亡した九鬼隆太郎の息子。26歳。
かなりの女好きで普段は飄々とした態度を取るが、父の死亡後に後釜として実権を握っていた二岡組による杜撰な経営で寂れたドラゴンヒートを見かねて私財を投げ打って買い戻し、若者達が競い合う場へと立て直すなど父同様に格闘技への愛着と情熱的な魂を持ち、行き場のないドラゴンヒートの若きファイター達からも慕われている。
格闘スタイルは幼少期から観戦していたドラゴンヒートのファイター達の戦いぶりを模倣した「我流」で、後に主人公・右京龍也に伝授した。
劇中の活躍
地下格闘技団体「阿修羅」との対抗戦では大阪・蒼天堀へ龍也と共に向かい、時には共に戦うが、東京都知事・鶴見正による「神室浄化作戦」の際には、未成年者略取の容疑で任意同行されて家宅捜索でドラゴンヒートの権利書や印鑑まで押収されたことで全てを失う。
釈放後には、1度達也達に事務所から出ていけと言うが、達也にドラゴンヒートの権利書と自身の印鑑を盗まれたことを明かし、もういいと告げる。
しかし、裏では二岡組の事務所に乗り込み、組長の二岡孝造が浄化作戦に賛同した者には見返りを与え、反対した神室町の住民から更に高いみかじめを取っていた事実を被害届で出し、一軒一軒回っていったことで殺せば被害届の原本を提出するよう頼んだと脅しを掛ける。
その交換条件として鶴見の情報を渡すように持ちかけて情報を入手することに成功したが、何者かに狙撃されて現場にいた龍也に対し、刑事の竹中省三にこの情報を渡すように託した。
その後のエピローグにて無事生存しており、ドラゴンヒートのファイター・斉藤保の試合を観戦していた。