演:大杉漣
概要
本編の15年前までは警視庁捜査一課長であり放火事件の捜査責任者。エンディングでは都知事選挙に立候補するために記者会見を開いている。
実は物語の黒幕であり、筒井と繋がって放火事件の決着を付けるため主人公・右京龍也を犯人に仕立てる構図を目論み捜査員を買収するため竹中に青梅西署への異動を命じる。
鷲尾には捜査から手を引くように命じるが彼が反発をしたため、新城に鷲尾を殺すように命令した。
続編『クロヒョウ2』では都知事選に当選し、東京都知事となる。
二岡や阿修羅と手を組んでドラゴンヒートに目を付ける一方、邪魔者を次々と排除し国会で合法カジノ法が成立したことで「神室浄化作戦」を展開し、警察と警備会社で組織した「神室保安サービス」を立ち上げて神室町の風俗や遊戯関係を一斉摘発することで一時は神室町をネオンが消えた死の町に追い込む。その後、混乱の中で隆昌の身柄を押さえドラゴンヒートの権利書を合法的に得る。
しかし隆昌が二岡から得た自分の情報が龍也に渡ったことを知り、取引を持ち掛ける。その後はミレニアムタワーの屋上で佐伯を使い始末しようとするも失敗、野崎から譲り受けた実弾入りの改造銃で始末しようとしたところ最初の一発が空砲であったため失敗し逆に龍也に倒される。その後、野崎の出現で市川静香の肝臓移植直前に肝臓を横取りしたことが露見、担当医の弱みを握り息子の大介に移植させたという真実が語られ、野崎に改造銃を発砲、しかし、その直後に一部始終が複数のカメラで生中継されていたことを知り、絶望の中で屋上から飛び降りて自殺した。
ドラマ版『クロヒョウ2』では、町で暴漢に襲われているところを龍也に助けられ、その際右京から「金持ってそうな格好してんじゃねえよ!」と言われる。名前を尋ねるも右京は無言で去っていった。
娘の彩とは食事をする仲であるが、鶴見は過去に娘の彩の腎臓をほかの人に移植したことでそのことを娘の彩は後悔していた(この際鶴見は「自分の力を使って何が悪い!?」と持論を展開していた)。
終盤では記者会見を開き都知事を辞職し首相に立候補しようとするが右京に会見場に踏み込まれ彼に「命を犠牲にする革命なんて俺は認めねえ!」と言われると、「革命のためには多少の犠牲が必要だ…!この国はそうやって発展してきた」と返答した。
会見後は不正を暴かれ逮捕されるが前もって秘書に自殺するよう命令しており、その秘書が自分が勝手にやったことだと嘘の告白文を残し自殺した(秘書の結末は原作のゲーム版のクロヒョウ2における鶴見の結末とほぼ同じと言えるだろう)。
関連タグ
青木遼:神室町で警察による大規模掃討作戦を行った都知事繋がり。