CV・モデル:滝藤賢一
概要
『JUDGE EYES』に登場する神室署組織犯罪対策課の刑事。昭和58年(1983年)7月2日生まれの35歳。飄々とした態度と草臥れた容姿で昼行燈のような雰囲気を持つ。
裏では情報屋として捜査情報の横流しや立場を利用しての地下カジノの隠蔽などで私腹を肥やす悪徳警官だが、切れ者で情報収集力も確かなものがあり顧客も多い。七福通りの鯉女房という屋内釣堀屋の地下カジノをアジトにしている(本人曰く「違法賭博の目溢ししてやって、ヤクザへのみかじめにも口聞いてやってんだ、俺の店って言っても過言じゃねぇだろ」)という社会的に見れば結構な悪党だが、ゲーム中では度の過ぎた悪事を行わないタイプである。
連続殺人鬼「モグラ」を追う事を決意した主人公・八神隆之とは、以前から知り合いだった八神の助手・海藤正治の紹介で知り合い、馬が合ったのか、それなりの信用を得ている。
そして、松金組若頭・羽村京平を無罪に導き事件を担当した上司の黒岩満の面目を潰した事で八神を気に入り、金次第で協力するようになる。
劇中の動向
「共礼会組員連続殺人事件」「松金組拳銃強盗事件」の情報を提供して八神に協力していくが、黒岩に目を付けられ、彼との行動を余儀なくされてしまう。
その後、新谷正道殺害の濡れ衣を着せられ逮捕されてしまうが、終盤で泉田検事や他の仲間らの協力を得た八神により無実である事が証明され、無罪を勝ち取る。
なお、彼が情報を横流しして私腹を肥やしていたのは黒岩にはだいぶ前から見抜かれており、ただ厳しく追及されていないだけだった。それは地下カジノの件においても同様だったのだが、Final Chapterにおいて突如この地下カジノへのガサ入れが決行される。
これは新谷殺害の裁判が始まる直前のタイミングであり、綾部への濡れ衣を確定させるための一環として、裁判官への綾部の心証をできる限り悪くするという森田検事正の思惑が絡んでいた。
そのため、裁判の後に関しては明確に描かれていないものの、流石に汚職については糾弾された可能性が高く、そのためか続編となる『LOST JUDGMENT』では綾部は登場しない。
ただ、追求する側としても、やむを得ない事情があったとは言え彼の汚職行為に一時的に藤井真冬検事が関与していた点、詳細を知る黒岩たちが事情により証人にできなくなった点などから、問答無用の懲戒免職ではなかったかもしれないが…。
関連タグ
ジャッジアイズ 刑事 情報屋 悪徳警官 こいつおまわりさんです
サイの花屋…龍が如く関連作品で登場する情報屋繋がり。元警察官でもある。
だが、彼は綾部と違い八神と馬が合わず、対立する場面もある。そして…