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宇佐美勇太

うさみゆうた

ゲーム『龍が如く6』の登場人物。(画像は勇太を演じた藤原竜也のものを使用)
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CV・モデル:藤原竜也

概要編集

龍が如く6』に登場する広島極道組織「陽銘連合会」の四次団体「広瀬一家若衆


主人公・桐生一馬(後に打ち解けることとなる)やハン・ジュンギビッグ・ロウなどの敵対している人間に対して向こう見ずに突っかかっていったり、自棄を起こすと後先考えない大それた行動に打って出るなど、無鉄砲且つ好戦的で軽率な言動が目立つ若輩だが、一方では桐生とのいざこざから野球の試合に遅れそうになった若頭の南雲剛を咎めようとしたり、以前には広島を訪れた澤村遥を守るために彼女に付け狙うルポライターを撃退したりと真面目さや優しさも持ち合わせている。


また、若さ故に自らのアイデンティティをあまり擁立しようとせず、幼馴染の達川に誘われるまま何となくヤクザになり、遥や桐生と出会うまでは夢も持てず広瀬一家のみがまともな居場所だった。

戦闘では強力なラッシュを繰り出し、桐生のラッシュを振り払う程の威力を持つ。


劇中の活躍編集

桐生が尾道を訪れた時には彼に(一方的に)敵対した南雲に付き合わされる形で度々対峙していたが、いざこざを経て南雲と同様に彼を兄貴と呼ぶようになり、遥の事故の真相を追う桐生と行動を共にするが…




以下、本作における重大なネタバレが含まれているため、閲覧注意


















実は香港マフィア「祭汪会」総帥であるビッグ・ロウの息子(同時にジミー・ロウの弟)で、ハルトが自身と遥との間にできた子であること(ハルトは漢字で、遥勇)、自身の血筋が原因でハルトが狙われていることが判明し、遥やハルトを守るために祭汪会の本部に火を放ってビッグ・ロウを道連れに死のうとしたところを助けに入った桐生に親子共々助けられる。


その後、父親と和解には至らなかったが、自身を取り巻く環境の全てを受け入れ、桐生や広瀬一家の仲間と共にハルトを巡る事件に終止符を打ち、事件後は沖縄に渡ってアサガオで遥やハルトと共に暮らす。


後日談となる『7外伝』では直接は登場しないが、終盤で太一の発言から父親らしく現在でも沖縄で遥達と一緒にハルトの子育てをしっかりしている様子。


評価編集

遥の恋人だがその前に父親疑惑あった広瀬一家の元構成員の達川修が父親と聞いた際に「あいつはみんなが大事にしてた遥ちゃんをキズモノにしやがった!」という台詞を吐くのだが、自分も遥と性的関係を持ちながらその事を棚に上げて他人を批判する態度や、さらに真面目な交際ではなくたった一晩の肉体関係であった点も遥の相手としてふさわしくないという批判が多かった。

また、自身が父親と判明した際、「1回だけだったんスよ!」とのたまう(ある意味若者らしいリアルな発言といえばそうなのだが……)。ちなみに、上記の遥の相手としてふさわしくないというのを桐生の親友である伊達真が代弁した。


1回だけでも遥と性的関係を持ったのなら、自分がハルトの父親なのでは?と疑うのが普通だが、勇太は終盤で事実が明らかにされるまで本当に自分が父親である可能性を考慮していなかった。これが理由で、「遥は複数の男と性的関係を持っていた(少なくとも周囲からはそう思われていた)」という疑惑を持つユーザーまで出ている。


最後に遥と沖縄に帰るが、かなり恵まれているラストである。それでは製作陣の桐生に対する「極道は報われない」という発言に矛盾している。また、彼は物語終盤で遥とハルトを彼なりに守る為とはいえ亜細亜街で放火を行っている。そのため、極道以前に放火の罪を刑務所で償うことなく沖縄で暮らすラストはどうなのかという指摘もされている。


備考編集

勇太が刑務所に行かなかった理由としては以下の二つが考えられる。

  1. 相手がマフィアだから、警察が東城会の犯行だと思って捜査をしている。仮に陽銘連合会との繋がりが見えても宇佐美とボスのロウの関係を実証できないから
  2. 「宇佐美勇太」が放火したという証拠がないから

1.については単純に勇太が祭汪会のアジトに放火したとしても、勇太とビッグ・ロウとの血筋を証明できないからである。もしも、舛添と達川が見つけた『勇太がロウの息子である証拠』が祭汪会のアジトにあったのなら、それはおそらく燃えてしまった可能性が高い。仮に証明しようとしても、兄であるジミー・ロウはジングォン派が殺害しており、ビッグ・ロウも祭汪会にボスを辞めると伝えてしまった為。組織から掟を破った裏切り者として始末されてしまった可能性が高いので、彼の犯行と立証するのは不可能であるという説。


2.については勇太が放火したのを見たのは祭汪会の構成員達と桐生が見ているが、構成員達はビッグ・ロウの始末と東城会との抗争で手一杯であり、警察に言ったところで信用してもらえる可能性は0に等しい。桐生にしても、尾道の秘密を守ると言う条件で大道寺の弟子と自分を戸籍上は死んだことにしてしまった為に呼び出せない。


また、勇太が放火したという証拠もアジトと共に燃えてしまった可能性が高い。いくら彼が自供しても、証拠がなければ有罪にはできない、という二つの説が挙げられる。



余談編集

  • 上記のことから非常に反感を買いやすいキャラクターであるためか、「藤原竜也を許さない」と怨嗟の声が演者にまで向けられてしまっている始末。
    • 言うまでもないが、藤原氏は役者/声優としての仕事をこなしただけであり、氏を批判するのは筋違いである。
  • また、「明らかに日本人顔の藤原氏を純粋な中国人役に起用するのはミスキャストではないか」という意見もある。祭汪会の幹部は「ボスの身内かつ純粋な中国人」という取り決めがあるため、異国の血が入っている可能性は皆無といえる。事実、祭汪会は澤村ハルトを「日本人の血が入っている」という理由で始末しようとしていた。

関連タグ編集

龍が如く 龍が如く6 極道 陽銘連合会 広瀬一家 無自覚

南雲剛 桐生一馬 澤村遥


巌見恒雄…同じく『6』の登場人物にして同作の黒幕兼ラスボス。勇太同様にキャラクターへの非難が過ぎて、演者までもが批判される羽目になった。


沢城丈…龍が如くシリーズの登場人物で、詳細は伏せるが勇太と同じく子供を孕ませてしまったことが後の騒動の原因となった。


島袋力也…演者が同じな龍が如くのキャラ繋がり。その人物像と悲劇的な最期からファンからの人気も非常に高い。故に同じ藤原氏の声である勇太が頻繁に力也と比較され、尚更に叩かれる要因となっている。

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