CV:甲斐田裕子
概要
『JUDGE EYES』の主人公・八神隆之のかつての勤め先であった「源田法律事務所」の女性弁護士で、事務所の紅一点。年齢は32歳→35歳。
八神とは、彼が弁護士だった頃からの同僚で、東京地検の女性検事・藤井真冬は中学時代からの幼馴染。
冷静沈着で淡々とした敬語口調で話し、言いたいことは歯に衣着せずはっきりと物申すなど、近寄りがたい雰囲気を醸し出しているが、その内面は友人・同僚想いな心優しい人物であり、現在は探偵として活動する八神に対しても、所長の源田龍造や後輩の星野一生共々協力的に接している。とくに、八神と共通の友人である真冬の近況をよく話題に上げる事が多い。(理由は後述)
また甘いもの(とくに限定品)には目がなく、これらのまつわる出来事では普段より早口かつ活発になったり、限定品をちらつかされると断固拒否していた事も渋々受け入れてしまうなどコミカルな一面も。八神が「事務所への」土産として持参した菓子折りを瞬く間に一人で平らげてしまったり、事務所の冷蔵庫に保管していた銘菓店のケーキが紛失した際には、星野が食べたに違いないと怒り、八神や真冬を巻き込んで疑似裁判を執り行ったことすらあった。
普段はボサボサ髪に眼鏡、地味な色合いの衣装で身を包んだ影のある装いだが、生まれ持った顔の造りやスタイルは抜群で、メイクや衣装を整えると誰もが振り返る美人へと変貌を遂げる。作中では、この美貌を活かして八神の捜査に大きく貢献することになる。この捜査時には、プレイヤーは一時的に彼女を操作することになる。
案外演技派でもあり、プレイヤーの選択次第ではキャラ崩壊に等しいレベルでの大暴走をすることも、また、とある場面で判明するが本人もノリノリで演じており、八神から「何か怖い」と評されるほど。
有料DLCでは、彼女と街中を一緒に歩くことも出来るようになる。
人間関係
検事の真冬とは幼馴染で、中学生時代にいじめを受けていた自身をかばってくれたことがきっかけで親友となる。
自分にとってのヒーローである真冬に対するあこがれは強く、一時期は彼女と同じく検事を志したほどだった。しかしいつしか自身の目指すものが異なることに気付き、弁護士を目指すようになったと語っている。
現在も真冬との仲は変わらず、よく事務所に招き入れておしゃべりをしている。
八神とは、彼が弁護士として源田の事務所に在籍していた頃からの同僚であり、真冬に八神を紹介したのもさおりであった。現在も中々関係が進展しない二人にヤキモキしているようで、八神が事務所に顔を出すたびに彼女の近況を伝えているが、朴念仁の八神はその意味をあまり理解していない。
事務所の新米弁護士である星野は彼女に密かな恋心を抱いており、彼女に隠された魅力にも早期から気付いていた。八神がさおりにキャバ嬢に扮しての潜入捜査を依頼した際には、彼女の女性的魅力と、そのポテンシャルについて熱弁した。
後には思い切ってさおりに告白したようで、二人で手を取り合い、互いを見つめ合うといういかにもな様子を八神達に目撃されている。その後、源田からは所内恋愛禁止、と叱責を受けたが、あくまで建前であり、事務所公認のカップルとなった。
事件解決後は両者の関係が少し進展したようで、一緒に出歩いたりしている。
…が、続編に置いて源田は「特に何も進んで無い」と述べている為、将来はともかく今のところ脈無しの模様。