CV・モデル:中尾彬
概要
『JUDGE EYES』の主人公・八神隆之がかつて所属していた「源田法律事務所」の所長兼ベテラン弁護士。年齢は67歳→70歳。
八神が駆け出しの頃から面倒を見ており、彼にとって弁護士としての師であり、父とも言える存在である。
八神が弁護士を辞め、探偵になった今でも、彼に調査の依頼をしたり、「弁護士に戻らないか」と気にかけており、その表れとして八神のネームプレートを所内で大事に保管している。
また、弁護士として殺人事件の犯人を無罪にした後、被害者の家族によって殺害された八神の父親のことも知っており、作中で、八神がかつて大久保新平を弁護したことで、その恋人である寺澤絵美が犠牲になり、無罪を勝ち取ったことを後悔していた際に、「弁護人の務めは真実の解明ではない」「検察が人を裁くに足りる証拠を揃えたかを見極めるだけだ」という彼がメディアに話していた信条を語り、「お前は何も間違ったことはしていない」「いつまでも過去を引きずるな」と八神に対し説教交じりに慰めの言葉をかけた。
東城会系三次団体「松金組」組長・松金貢とは古くからの友人で、松金組の法的係争の弁護を何度も請け負っており、その仲の良さは当時荒れていた八神の面倒を見てあげて欲しいと頼まれる程で、作中終盤で、松金の訃報を聞いた際にはかなり残念がっていた。
自身の元を離れた八神を始め、あまり成果が実らない新谷正道、果ては証拠を捏造する悪徳弁護士に成り下がった及川舜英など、本人も自虐的に「弟子に恵まれない」ことを嘆いたりしているが、城崎さおりや星野一生といった実力のある弁護士が自分の事務所で活躍してくれていることには感謝している。
余談
- 演じた中尾氏は『ジャッジアイズ』シリーズのナレーターも兼任している。
- 最初はゲームの仕事ということもあってあまり気乗りはしていなかったが、現在は彼にとってもお気に入りのキャラらしく、「自分以外に源田役をとられたくない」とも語っていた中尾氏だったが、2024年5月16日、心不全のため死去した。