CV:峰憲吾(『2』及び『極2』)、永野善一(『7』『8』)
概要
サブストーリーにのみ登場する極道組織「権田原組」組長。
平時は義理人情を重んじる古風な極道としての気質を持ち、主人公・桐生一馬に突っかかってきた組員たちの非礼を素直に認めて詫びるなど良識ある人物といった印象。
しかし赤ちゃんプレイが大好きという変わった性癖の持ち主であり、「高尚な趣味」と称して傾倒している。
そして何より面倒なのがこれを万人にハマる趣味だと思って他人を付き合わせる点であり、否定したり途中で邪魔をする者にはブチギレて喧嘩を売ってくるという独善的かつ横暴な面を持つところである。
組員たちは権田原の趣味には対して興味がないものの、「親が絶対」という掟には逆らえないため仕方なく付き合っている。
作中での表記は主に「権田原組長」となっている。
経歴
龍が如く2 / 龍が如く極2
サブストーリー「Be My Baby」で初登場。
2006年12月(当時62歳)、部下が桐生に無礼を働いたことを詫びるため、行きつけの店に招待する。
招かれるままに店に入った桐生だが、嬢の言葉が「ミルクとおっぱい」「おむつ」とパブにしてはどうもおかしく、彼が「やめろ」と拒絶すると薄い壁が倒壊。
すると権田原をはじめとするヤクザたちがおむつ一丁でバブバブ言いながらプレイに興じているこの世の地獄のような光景が桐生の視界に飛び込んでくる。
桐生の姿が見えた権田原はおしゃぶりを外して
「どや? 楽しんどるか? 最高のプレイやろ?」
と聞くが、桐生は「俺の趣味じゃない」と難色を示す。
これを「厚意を無視された」「高尚な趣味を馬鹿にされた」と受け取って逆上し、組員をけしかけて桐生に勝負を挑むが、あえなく返り討ちにされて「あんたが好きなことが他人も好きとは限らない」と至極真っ当な説教をされた。
その後出口付近で待ち構えていた組員が帰る間際の桐生に組長である権田原の趣味に付き合うのに内心嫌気がさしていた事を話し、自分達が今まで言いたくても言えなかった本音を組長に物申してくれた上に、(結果的とはいえ)お灸を据えてくれた桐生に頭を下げて感謝してサブストーリーは終わる。
リメイク版の『極2』ではサブストーリーの一件で桐生にブチのめされたおかげで「このままではいけない」と考えたようで、桐生に重ね重ね迷惑をかけてしまった償いとして真島建設の社員に加入したり、地下闘技場にも参戦する。
龍が如く7 光と闇の行方
サブストーリー「Baby Don't Cry」でまさかの再登場。
『2』で「これに懲りて組長の趣味も治るといいんですけど…」と言っていた組員がいたが、残念ながら治らなかった。
2019年12月(当時75歳)、相変わらず組員を巻き込んで赤ちゃんプレイの趣味を続けており、横浜・伊勢佐木異人町の風俗店「Baby Don't Cry」を新たな「パラダイス」としている。
サブストーリーは、主人公・春日一番がヤクザに粉ミルクをカツアゲされている気弱なサラリーマン・大嶋マサトを助けるところから始まる。
最近子供が生まれたという大嶋はそれを機に妻が冷たくなったと愚痴を言いだす。
それに対し春日は、妻としっかり向き合ってみろという説教と、自分がソープランドで育てられたという身の上話をしていると、ちょうどそばにある「Baby Don't Cry」から泣き声が聞こえる。
そして、自分と同じような生まれの子が泣いていると勘違いし、大嶋を連れて急いで店内に駆け込むが、目の前に広がる光景はおむつ一丁のヤクザたちがおしゃぶりを口にバブバブ言っている地獄絵図。
すると
「ワシのパラダイスに土足で踏み込んでくるとはええ度胸やないけ!」
と、乱入してきた春日に水を差されたと思って半ば言いがかりも同然にブチギレて喧嘩を売ってくる。
そして13年前と同じように、今度は春日に返り討ちにされる。
その後、事情を知って和解した後、子供の育児や夫婦関係に悩んでいた大嶋に赤ん坊の立場から育児のアドバイスを送った。
「ワシらのような赤ん坊は、ミルク飲むとき、ゲップせなあかんからトントンしてもらったりとか、色々あるんや……」
いや、ワシらのようなじゃねえわ。
クリア後、デリバリーヘルプで呼び出すことができる(昼出勤不可)。
龍が如く7外伝 名を消した男
キャッスルの闘技場における浄龍会のメンバーとして登場。
相変わらずオムツ一丁の姿。鉄パイプを持っており、『0』の久瀬大作から流用されたと思われる構えをしている。
そして今作の闘技場では他キャラクターへ操作キャラを変更できる仕様があり、彼も例外ではない。
そのため自分で操作して戦闘ができる。攻撃的な立ち回りを得意としている。
龍が如く8
サブストーリー「スノースマイル」にてまたしても登場。
2023年(当時79歳)、権田原組総出でハワイ旅行に来ており、相変わらず赤ちゃんプレイができる風俗店を探していた際に、丁度ベビーシッターコースが体験できるアクティビティを発見し楽しんでいたが、シッター役の女性がエスカレーターを降りる際に自身が乗っているベビーカーを手放してしまい、偶然それを見かけた春日に助けてもらうことになった。
戦闘
サブストーリーのイロモノ枠だと思って軽く見られがちだが、なぜか体力や攻撃力が高めに設定されていてこれが意外と強く、武闘派組長と言っていい。
『2』では大振りのパンチを主体とし、『極2』では『5』の金井嘉門に似た貫手や手刀を主体にした攻撃を多用する。
闘技場の格闘家としては「赤ちゃんプレイ」を格闘スタイルに標榜してガラガラを武器に戦う。
この時点でもう治る気配なんてなかった。
キャッチコピーは「クレイジーベイビー」。
『7』『8』でのデリバリーヘルプでのスキルは「嘆きの轟音」。
効果は相手の攻撃力・防御力を下げるというデバフ系だが、その内容は赤ちゃんプレイ時の姿のまま大声で泣き叫びながらジタバタして駄々をこねるという目に毒もいいところなもの。『8』では効果が変更されており、3ターンの間助っ人参戦して順番が来ると魔法判定の連続駄々っ子パンチを食らわせる。追加効果も「ビビり」に変更。
が、これが異様に優秀であり、『7』には性質上「ぶん殴ったり斬りつける物理技」と「ライターの炎や氷バケツなどで攻撃する魔法(!?)」に分類される攻撃があるのだが、基本的に敵も味方も攻撃が物理偏重であり、お互いなかなか魔法技が出てこないため、物理性能双方に干渉するこの技は序盤から終盤まで使えない場面がない。
肩書きは「赤ちゃんを極めた男」(『7』)、「嘆きの暴走赤ちゃん」(『8』)。
ちなみに、スジモンでの表記は「ススムちゃん」。
関連タグ
神田強…同じく変わった性癖のキャラ。どちらも万人には受け入れ難い趣味を持っているが、神田の方が権田原の悪い部分だけを切り取った様なキャラ付けをされている。
ムナンチョ・鈴木…同じくサブストーリーにのみ登場するキャラ。どちらもイロモノとは思えないくらい腕っ節が強く、序盤の能力が低い時点では結構では苦戦する共通点がある。
BEMYBABY… 『2』のサブストーリーのタイトルの元ネタ。
Baby Don't Cry…『7』のサブストーリーのタイトルの元ネタ。