「駄目じゃない カタギ同士でお金の貸し借りしちゃ 友達無くすよ」
「テメエら…… 生命保険もかけてない人間 勝手に殺すんじゃねえよ!」
CV・モデル:哀川翔
概要
『龍が如く5』に登場する名古屋・錦栄町の闇金業者で、主人公の一人・品田辰雄の債権者。
普段は気さくな性格で飄々としているが、借金のこととなると激しい口調と手荒い取り立てとなり、品田は勿論のこと、品田の古い友人で同じく品田に金を貸していた鍼灸院を営む宇野にも「本職さんだよ」と恐れられていて、その強引な取り立て手法に関する悪評は界隈に広く知れ渡っている。
正体不明の組織「名古屋組」との繋がりも噂されており、本人も品田に「出すとこ出す」「名古屋組にケツ持ってもらうことできる」と脅しそれを匂わせていたが、本当は全くの無関係であり、名古屋組の正体がどういった組織なのかさえ知らなかった。
品田との会話の中で自分の子供達を譬え話に挙げていたが、名古屋組との繋がり同様それも嘘であり、実際は独身だった。
劇中の活躍
借金返済の目処が立たない品田に業を煮やし、ついには「工場のプレス機で意図的に指を1本ずつ潰し、その都度出る労災手当を返済に充てる」と言う本職もビックリの強引な手段に持ち込もうとしていたが、全身黒ずくめの男に依頼されて品田が球界を永久追放された野球賭博事件の真相を追う事に決めた品田から事件の経緯を聞き、関係者を一緒に訪ねて回る過程で、いつの間にか金銭的な繋がりを超えた「相棒」のような存在へ変わっていく。
何者かに襲撃された宇野を助けた後、名古屋港に向かった品田を追いかけ、名古屋組によって殺される寸前だった彼をフォークリフトと消火器を用いて救出した。名古屋組の正体がヤクザではなく近江連合と東城会から錦栄町を守るために結成された自警団で、品田に親しく接していた住民達が名古屋組の構成員だったと知って自暴自棄になっていた品田を押し留め、自身が15年前に品田が打ったホームランボールを貰った観客であった事(債務者としての品田と再会してからは「こんなに落ちぶれやがって」と思いつつも常に品田のことを気にかけており、プレス機で指を潰そうとした件もただの脅しだった可能性が高い)、依頼主の男にそのボールを渡し、品田が事件の調査を引き受けるように一芝居打っていた事を明かす。
その後、依頼は達成されたとして男から品田が受け取った2000万の報酬により、借金は全額返済となるが、東京へ向かった品田が日本ドームで黒澤一派の馬場茂樹と決着を付けた直後、電話で品田に「みんなお前の顔が見たい、帰ってこい」「お前が帰らないと完済証明が出せなくて困る」と伝えた。