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「あの男は損得勘定であなたを騙していたのよ 出会った最初からね」


「盾突いてきた奴にはきっちりケジメをつけさせる… それがコミジュルの流儀だ!」


CV:武田華

概要編集

横浜伊勢佐木異人町を拠点とする「異人三」と呼ばれる三大組織の一角であり、他の二つの組織のバランサーとして暗躍する韓国系マフィアコミジュル」の総帥を務める女傑。年齢不詳。中文版での漢字表記は「善熙」。

後に主人公・春日一番のパーティメンバー(春日一行)の一人となる。


かつて幼少期(1980年代)に、はぐれ真拳派だった母親に連れられて異人町に流れつき、その後コミジュルに所属した(この事から、年齢については30代後半以上から40代以下と考えられる)。


人物編集

容姿編集

ペールパープルに染めた髪、黒革のジャケットにタイトミニスカート、そして大きく胸元の開いたキャミソールを着用し、アクセサリーとしてコミジュルの由来である蜘蛛の巣の形をしたネックレスや金のブレスレット、黒柄のパンプスを身に着けている。初登場時はサングラスをかけていた。


性格編集

妖艶で余裕のある物腰で人と接する大人の女であり、そうした態度を崩すことなく眉一つ動かさずに銃を突きつけるような、マフィア然とした冷徹な美女。その美貌と性格的な癖の強さから、向田紗栄子とはそりが合わず、最初に会った時から彼女からは憎まれ口を叩きあっている。


持ち前の美貌を活かして、男を相手に誘惑するように近づき隙を突く、所謂ハニートラップのような処世術を利用して、「異人三」によって築かれた”肉の壁”という三つ巴の状況を守るためならば、殺人すら辞さない非情さを持つ。


一方で情に厚く義理堅い一面も持っており、かつて神室町の抗争で敗北して行き場を失ったハン・ジュンギの影武者だったキム・ヨンスを助けたり、コミジュルが生きる為の居場所を作ってくれた民自党の幹事長・荻久保豊には強い忠誠を尽くしていたりと、決して冷酷なだけではない。


趣向編集

私生活ではこだわりが強い性格をしており、コーヒーは豆から作ったものしか飲まない。

一度部下が誤ってインスタントコーヒーを出してしまった時、ハンは内心相当焦ったとのことで、プライベート・仲間相手でも怒ると怖い様子(ちなみにこのインスタントコーヒー事件は、手作りと間違うほど美味しいもので、ソンヒが全く気付かなかったため事無きを得たとのこと)。


その他編集

華奢な女性でありながらかなりの健啖家で、劇中で趙が作った大量の中華料理「まだ全然いける」と言ってのけるほど。

また、ネズミや虫が嫌いという女性らしい一面もあるが、ハン曰く「ゴキブリをコミジュル内で見かけたら早く駆除しないと横浜が火の海になる」らしい(勿論ただのジョークだが)。


戦闘スタイル編集

  • 専用ジョブ:アサシン

針状の暗器を武器とし、華麗な体術をはじめとした多彩な技で戦う。

攻撃力と瞬発力の高いアタッカータイプで、状態異常や電撃属性を伴う範囲攻撃で速攻・殲滅を狙いやすい。バックアタックで高火力を叩き出すなどアサシンの名に恥じない極技も取り揃えている。

その一方で防御は脆く、またMPも少ないので速攻をかけすぎるとたちまちガス欠になってしまう。


劇中の活躍編集

龍が如く7 光と闇の行方編集

横浜流氓幹部・馬淵昌が、主人公・春日一番の勤務先だったソープランドの店長・野々宮勲を殺害した際の証拠をコミジュルが握っていると、横浜流氓総帥・趙天佑に教えられ、コリアン街に入った春日たちの前に正体を隠して現れ、コミジュルのアジトへと導いた後姿を消した。その後、春日たちが部下を撃退してアジト内の偽札製造現場にたどり着くと再び登場し、正体を明かす。

そして、弟のためにコミジュルを探っていたナンバを尋問した後連行しようとするも春日たちに邪魔される。今度は春日たちを捕えるために部下を集めるも、側近のハン共々返り討ちに遭ったため、異人三の均衡崩壊や生業にしている偽札作りのことが明るみに出ることを恐れたソンヒは、偽札作りの真実と異人三の均衡の秘密を説明するため、春日たちを平安樓に招待した。


その後、馬淵が横浜流氓内でクーデターを起こしため、偽札作りの情報が明るみに出て、ブリーチジャパン近江連合がその証拠を掴むべく襲撃してきたため、苦肉の策として偽札作りの設備の焼却処分を決意し、襲撃を阻止するため駆け付けた春日たちに時間稼ぎを懇願し、見事証拠を隠滅した。そして弟の唯一の手掛かりが無くなり悲しみに暮れていたナンバに対し、これ以上隠す必要もないとして、彼の弟がコミジュルの地下で生きていると伝え、弟共々解放した。

襲撃後、逃げ遅れていたブリーチジャパンの代表・小笠原肇を捕らえて尋問し、その最中に、横浜星龍会会長・星野龍平から趙を救出するよう連絡を受け、春日たちと同行を申し出るが、ハンからの懇願により、代わりに彼を春日たちに預けて救出に向かわせ、自身はアジトの復旧や陣頭指揮をするためアジトに戻った。

騒動終結後、趙に自身の器の大きさを認められ、敵対組織であるはずの横浜流氓次期総帥に任命された。

この一件で恩人である荻久保に義理が果たせたとして、ハンや彼女自身を通じて敵の情報や伝えるなどして最後まで春日たちに協力した。


なお、表舞台から姿を消した桐生一馬の事を、彼と親交のある人物以外で知っているのは『7』時点では彼女だけ(本人曰く「殺し屋を探すついでに、彼の事も調べた」とのこと)で、桐生の名前と彼のそれまでの歩みやフィクサーの残党も全て知っている素振りを見せたが、本人が暴露を固辞した為「死んだはずの生きているわけの無い人間 だから私達は何も見ていないし誰に言う必要もない」と口を黙み、一切口外はしなかった。


龍が如く8編集

前作の騒動後、カタギとしての人生を歩み始めた春日たちに配慮し、裏社会の人間が関わるべきではないと身を引いていたが、春日たちが騒動に巻き込まれたことで再び協力することになる。

また、本作ではプレイアブルキャラに昇格。癌の進行によりハワイから日本に帰国した桐生と行動を共にすることになる。


裏社会の伝説である桐生には格上の存在として多大な敬意を払い、個人的にも憧れを抱いている。桐生と共にいるときに見せる仕草は、さながら推しのアイドルを前にしたファンのようなもので、マフィアの頭目としての彼女とは大きく異なる一面を見せており、このギャップからシリーズファンからの人気もさらに高まっている。


関連イラスト編集

龍が如く&ロスジャまとめ龍が如く ソンヒ

ソンヒさん知ってるソンヒ


関連タグ編集

龍が如く 龍が如く7 コミジュル 韓国 マフィア 伊勢佐木異人町 魔性の女 ポンコツ 春日一行

ハン・ジュンギ / キム・ヨンス 春日一番 向田紗栄子 桐生一馬

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