概要
藤子・F・不二雄生誕90周年記念作品で、タイトルにある『ドラえもん』のキャラクターだけでなく、藤子・F・不二雄作品のキャラクターが多数登場する経営シミュレーションゲーム。
2024年8月28日よりNintendo Switch版が配信開始。Steamなどの他ハードやiOS/Androidといったスマートフォンでも展開される予定になっている。
おじいさんの依頼でドラえもんたちとどら焼きなどのお菓子を作り、自分だけのどら焼き屋を作るという内容。
…はずなのだがお客の無茶苦茶な要望を叶えていくと最終的には最早複合施設(イオンモール)になっていく。
なお、今作では映画・大長編の物語は起こっておらず全て初対面となっている。
また、前日談と言える『パーマン』と後日談と言える『21エモン』もドラえもんではなく向こうの原作基準になっている(なので、パーマン達は大人になっていない)。
スタッフによるF作品の愛の深さと小ネタの多さが話題となっている(連載ではなく短編作品からもキャラが登場する他、「ジャイアンとブタゴリラの夢の共演」に興奮するユーザーもいた)。その凄さたるやプレイヤーから指摘されている欠点が「ロップルが出て来ない」ぐらいしかないレベルである。
具体的に言うとキャラクターが登場するのは版権が藤子・F・不二雄名義のみの作品。このため合作の『オバケのQ太郎』や、藤子不二雄Ⓐ名義の『忍者ハットリくん』等は対象外。
また映画・大長編のキャラクターも原作を手掛けた最後の作品である『のび太のねじ巻き都市冒険記』までとなっており(ただしパラレル西遊記だけは藤子・F・不二雄が手がけてないためか未参戦。)、『ザ・ドラえもんズ』や『ドラベース』、声優交代後の『ドラえもん』といった監修のみ・別作者による外伝作品・没後の作品のキャラも登場しない(それぞれの作品キャラクターを挙げるとドラ・ザ・キッドやクロえもん、ピッポ等)。
これらは生誕90周年記念作品であるため「藤子・F・不二雄が手掛けた作品」に限定しているものだと思われる。(合作であるQ太郎が藤子・F・不二雄ミュージアムのオープンに合わせたF組あいうえおには登場している一方で、80周年記念作品の「藤子・F・不二雄キャラクターズ 大集合!SFドタバタパーティー!!」には登場していない事からも分かる)
更に配信開始直後から多数の動画投稿者によって実況プレイ動画が配信されたこともあり、ダウンロード数ランキングで1位を獲得、現在も上位をキープしている。
なお、10月より動画収益が無効となった(非営利目的の実況や投稿自体は可)。
メインキャラクター
得意なお菓子はもちろんどら焼き。……なのだが逆にこれ以外に得意なものがないので活躍の場は主に料理以外。
得意なお菓子は大福・寒天・氷菓子。
得意なお菓子はプリン、ケーキ、アイス。
得意なお菓子はお餅、団子、たい焼き。
さすがにゲーム補正なのかちゃんと作れる。
得意なお菓子はようかん、饅頭、もなか。
どら焼き屋のおじいさん
オリジナルキャラクター。近所に出来たどら焼き屋の店主。しかし手をケガして経営が出来ず、見かねたのび太たちが手伝う事になる。
秘書ロボット
本作オリジナルのひみつ道具その1。
和菓子開発ロボット
本作オリジナルのひみつ道具その2。
SF短編シリーズからの登場。探索中に発見すると貴重なアイテムや施設を売ってくれる。
ちなみに商人キャラとしては実は過去にも魔界大冒険DSでも登場経験がある。
他にもジャイアンの母ちゃんや未来デパートのウランカナが店員キャラとして登場。
お客さん
ドラえもん本編
ドラミ:ランクアップの通達などの役目も兼任。
ジャイ子(クリスチーネ剛田)
ハルバルさん:未知とのそうぐう機を使うと登場。
のび太の恐竜
客になるわけではないが、探索で謎の石を見つけて、タイム風呂敷を持っていると、店の池で住むようになる。
のび太の宇宙開拓史
上述のとおり何故かロップルがいない。
のび太の大魔境
ペコ:空き地を建てると出現。部下の指導が得意なキャラの一人。
のび太の海底鬼岩城
のび太の魔界大冒険
のび太の宇宙小戦争
今作ではビッグライトでパピたちを地球人サイズにまで巨大化させるという改変がなされている。
パピ:部下の指導が得意なキャラの一人。
のび太と鉄人兵団
探索でザンダクロスを発見すると施設として「巨大ロボット像」が設置できるようになる。
のび太と竜の騎士
バンホー:どこでもホール使用時に登場。表記はないが妹のローも横にいる。
のび太の日本誕生
何故かペガ・グリ・ドラコが最初から古代日本に存在している他、ドラえもんが最初からドラゾンビと呼ばれる。
のび太とアニマル惑星
のび太のドラビアンナイト
のび太と雲の王国
メインゲストであるはずのパルパルがなぜか客にならない……と思いきや、個別イベントのない一般客の中にそれらしき外見の人物がいる。
キー坊:条件を満たすと大人の姿になってようやくお客になる。
のび太とブリキの迷宮
ブリーキン家:サピオとブリキンが登場。発明が得意なキャラの一人。
のび太と夢幻三剣士
トリホーも和菓子検定の審査員として登場。
クマ:親グマと子グマの二匹で登場。
のび太の創世日記
エモドラン:原典同様に「創世セット」で自由研究を行った後に自由研究のために登場。
のび太と銀河超特急
原作者が完結させた最後の大長編のためか、本作のストーリーに大きく組み込まれている。
のび太のねじ巻き都市冒険記
ピーブ:ハッスルねじ使用で登場。
キテレツ大百科
最初に解放できる作品。
コロ助 奇天烈大百科をキテレツに渡すと登場する。
パーマン
各パーマンは彼らが落とした「パーマンセット」を与えると変身。
21エモン
モジャ公
バケルくん
バケルくん
バケ田一家:バケ田ユメ代、バケ田バケ左衛門、バケ田オボロ、バケ田トロンの三人と一匹で登場。
エスパー魔美
エスパー魔美:佐倉魔美、コンポコ、高畑和夫の二人と一匹で登場。
チンプイ
T・Pぼん
T・Pぼん:並平凡、リーム・ストリーム、ブヨヨン、安川ユミ子の三人と一体で登場。
ウメ星デンカ
ウメ星デンカ:デンカ、王さま、おきさきさま、ベニショーガのウメ星一家四人組。
中村太郎
ポコニャン
ポコニャン:ポコニャン、太郎、みき子の二人と一匹で登場。
てぶくろてっちゃん
てぶくろてっちゃん:てっちゃん、ようこちゃんの二人で登場。
ぞうくんとりすちゃん
原作再現の結果、まともな台詞がないという状態になった。
ぞうくんとりすちゃん:ぞうくん、りすちゃんの二人で登場。
みきおとミキオ
みきおとミキオ:みきお、ミキオ、ポンチの二人と一匹で登場。
ベラボー
ベラボー
パン太くん
パン太くん
山びこ剣士
山びこ剣士:原陽介、風太郎の二人で登場。
なお厳密には「山びこ剣士」ではなく短編「竹光一刀流」のキャラクターである。
パパは天さい!
パパは天さい!:パパ、のぼるの二人で登場。
中年スーパーマン左江内氏
左江内氏
すすめロボケット
ロボケット:すすむ、ロボケットの二人で登場。
とびだせミクロ
とびだせミクロ:けんちゃん、まりこちゃん、まるやま博士の三人で登場。
パジャママン
全ての実績要素を達成しなければお客にならないため、ほとんどの人が最後に呼ぶ事になる。
パジャママン:パジャママン、ネグリジェマン、コアちゃんの三人で登場。
ロケットGメン
ロケットGメン:ロケットGメン、ピックの二人で登場。
ミラ・クル・1
ミラ・クル・1:未来、くるみ、ワンの三人で登場。
すすめピロン
すすめピロン:ピロン、ぴぴの二人で登場。
きゃぷてんボン
きゃぷてんボン:きゃぷてんボン、みどり、ムックの三人で登場。
モッコロくん
モッコロくん
宙ポコ
宙ポコ
宙犬トッピ
宙犬トッピ
4じげんぼうPポコ
ピーポコ
Uボー
Uボー
バウバウ大臣
バウバウ大臣:バウバウ大臣、ミウミウの二人で登場。
ドビンソン漂流記
ドビンソン漂流記:ドビンソン、ロボートの二人で登場。
ジャングル黒べえ
お客になるわけではないが、和菓子検定のモブとして黒べえと赤べえが登場。
なお、宇宙開拓史のパオパオは元々この作品出身なので一緒にやってくる。
SF短編
全体的に主人公より存在感があるキャラクターが多いためか、主人公以外のキャラクターの登場が多い。
ミノタウロスの皿
カンビュセスの籤
エステル
メフィスト惨歌
メフィスト
ひとりぼっちの宇宙戦争
鈴木太郎
ヒョンヒョロ
ヒョンヒョロを与えると専用ストーリーが解放される。
うさぎ
征地球論
議長
征地球論:調査員、セムール議員、クール議員、ムイ議員の四人で登場。
宇宙からのオトシダマ
タマゴン
鉄人をひろったよ
客になるわけではないが、探索で鉄人を発見すると専用ストーリーが解放される。その後は「拾った鉄人」という名で、店の中に施設として設置できる。
ジャマモノ
食材探しをしていると、現れる敵キャラクター。主に大長編の敵が採用されている。しかしセリフはほとんど使い回しており、原作では有り得ないことを言うこともある。倒すとタイムパトロールに連行される様子を見れる。
太字はボス
のび太の恐竜
のび太の宇宙開拓史
のび太の大魔境
のび太の海底鬼岩城
のび太の魔界大冒険
のび太と鉄人兵団
のび太と竜の騎士
のび太の日本誕生
のび太とアニマル惑星
のび太のドラビアンナイト
何故かアブジルらを差し置いて食材探しの敵キャラになっている。
ランプの魔神 兵士の種
のび太と雲の王国
雲の怪物(元ネタは序盤でドラえもんが変装した雲の怪物)
のび太とブリキの迷宮
のび太と夢幻三剣士
のび太と銀河超特急
のび太のねじ巻き都市冒険記
熊虎鬼五郎
21エモン
宇宙怪獣タイロッグ
パーマン
ロボットゴリアテ
モジャ公
タコペッティ