口癖
「ねぇコロちゃん。キテレツくんは?」
「冒険は女の子のロマンなのよ」
「わたしを置いてけぼりにするなんて許せないわね!」
「あら?キテレツくんどこ行くの」
プロフィール
cv | 山本百合子(TVSP)→荘真由美(1988.3.27 - 1991.3.24)→本多知恵子(1991年4月28日~最終回) |
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年齢 | 10~11歳 |
誕生日 | 9月4日 |
身長 | 144cm |
血液型 | A型 |
髪の色 | 栗色 |
在籍 | 表野小学校5年1組、12年後は高尾大学 |
家族 |
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概要
栗色の髪をした本作のメインヒロイン。キテレツとは昔からの友達でクラスメイト。キテレツとは小さいときからの親友で二人は互いに密かに思いを寄せ合っている。アニメでのフルネームはみよちゃん。家族構成は両親と年が離れた大学生の兄・明彦がいる。そしてペットでカナリアのチッチを飼っている。ドラえもんで言えばしずかちゃん。
名字の「野々花」と呼ぶのは担任の先生位しかいないく、他キャラクターは「みよちゃん」と呼ぶ。
性格
基本は心優しく良識的だが、好奇心旺盛で強気でおせっかい焼きでもある。また、知力と行動力も高い。普段は優しい女の子だが、キテレツ達に仲間外れにされた時は怒る。その際に「女の子には危ない」「冒険は男のロマン」と言い訳すると「甘いわね。今は女の子も冒険する時代なのよ」と強気に言い返す。実際彼女の活躍によって窮地を救われたことも多いので、キテレツ達は何も言い返せないことがほとんど。彼女曰く「トンガリ君よりは役に立つ」らしい。
スリルが大好きであり、勉三さんの危険な運転に付き合った際にはトンガリやキテレツ、ブタゴリラでさえ怯える中一人はしゃぐなどなんともたくましい女の子である。
キテレツ達4人の中では唯一の女子ということもあり、一見すると自立して落ち着いているように見えるが、そこはやはり年相応の子供であり、除け者にされた恨みからトンガリと一緒にキテレツ達に仕返ししようとしたこともある。トンガリが提案したアイデアに対し「塾に行ってるのにそんなアイデアしかでないの?」と発言し「ブタゴリラみたいなこと言わないでよ!」と言われてしまった…
仲間外れをとても嫌っており、自分が冒険に置いていかれると怒るのはもちろんで、
ブタゴリラとトンガリがキテレツをドッジボール大会のメンバーから外そうと企んだ時には本気で怒って二人にビンタをかましたりと、彼女にとって仲間外れという行為はするのもされるのも大嫌いな事が窺える。
また、松茸狩りに誘われなかった時には歯をむき出して怒りまくるので怒ると怖い。
キテレツとコロ助が何処かに行くと高い確率で出会う。
年頃の少女らしく悩みも多いようで、ブタゴリラとは別のベクトルでメンバーを振り回すトラブルメーカーになることも少なくない。ズルや不正、人の心を変えるような発明を嫌い、そのような発明品をキテレツが製作した際にはキツめに怒ることもある。だが、キテレツが発明で体育をズル休みしようとした理由がみよちゃんに恥ずかしい姿を見られたくなかったからだと知って顔を赤らめて「ゴメンね」と謝罪するなど非常にしおらしい一面もある。
しかしやはり小学生。妙子の家でキテレツと一緒に雪女の声を出してブタゴリラ達にイタズラをしたことも。
キテレツの発明品も自ら使う事も多々あり、潜地球もキテレツの操縦を見ただけでなんなく操縦できる模様。
乙女の感
乙女の感をよく働かせ、キテレツ達の冒険に参加したり、勉三のアルバイトでキテレツ達の動きを読み取る等、感はかなり鋭い。
欠点
欠点は方向音痴。鎌倉駅に行くのに本来乗る列車ではなく反対方向の列車に乗り込み千葉まで行ってしまうほど。
目移りが激しく水着を買うのに長い時間迷うため母親の怒りを買うはめになる。原作ではしずかちゃん同様バイオリンが下手らしい。
好きな食べ物
焼き芋が好きで、最初はしずかちゃんみたいに恥ずかしがるが、キテレツと一緒に焼き芋を食べる場面もある。
お色気シーン
初期はOPでキテレツにパンツを見せながらお尻を振りながら誘惑したり、パンチラなどあったが中盤からはパンチラもほとんど無くなり、あるとすれば夏のノースリーブの服か水着シーンくらいになった。
また、『ドラえもん』のしずかちゃんとは違い入浴場面はほとんどなく、しずかちゃんが見せていた裸も見せたことはほとんどない。だが、最終回間近に入浴場面で上半身裸がチラッと出た。でもしずかちゃんみたいに乳首は描かれてなく、乳房の膨らみも全くなかった。水着を着用した時にはわずかに膨らみはあった。
そして発明品でキテレツから裸になってと言われた時にはキテレツにビンタをかました。
映像表現ではないが、ある時期毎週、育ち過ぎた胸でパンダのパジャマを破いていた。
キテレツとの関係
原作、アニメとも両想いでアニメでは将来二人は結婚する。ケンカもほとんどせず常に仲がよく時にはラブラブする場面も。彼に対して積極的でどちらか言えばみよちゃんの方がキテレツに執着心があるようだ。
原作では同じ部屋で水着に着替えたり、雪山で抱き合ったりして「死ぬのは一緒よ」と発言。
アニメでは前述の通り方向音痴を治すブローチを付け替える為に胸を触っても怒らず、夏には水着姿でいちゃついたり、キテレツの発明品こころみの家では電池切れしているのにブタゴリラ達が見ている前で小学生とは思えないくらい堂々とラブラブして勉三さんも興奮するくらいラブラブしていた。そしてエプロン持ってキテレツの家に夕飯を作りに行くなど押しかけ女房みたいな事もしたこともあり、そしてみよちゃんの家に訪ねてきたキテレツに大喜びして鍋料理を美味しく作っていた。
他の藤子アニメでは例としてドラえもんののび太→しずかちゃんみたいな例が殆どだが、この作品は逆にみよちゃん→キテレツがよく描かれている。
学校の席も小学校、大学も席は常に隣同士で、大学生辺りには既に恋人同士になっていると思われる。時には夜にキテレツの部屋を訪ねたり、街中や胆試し中に抱きついたり、夜のお寺の境内でブタゴリラを押し退けわざわざキテレツに抱きついたりもしている。
そして97話では未来からブタゴリラと息子が来た時も、キテレツの奥さんが気になってキテレツを追い回したり、キテレツとコロ助の行動を予測し、翌日になって駆けつけトンガリを置き去りにしてまで一緒にいくなどストーカーさながらの行為までしている。
しかしキテレツ同様、少し気が多い時もあり佐々木先生の甥に惚れたことあるも見事にフラレた。そしてキテレツが浜中いずみといい感じになった時は嫉妬せず元気を無くしていたが、キテレツといずみの関係が誤解に終わった時にはキテレツを慰めセーターを編む約束をした。
第97話では将来は英一と結婚して木手みよ子となり妊娠(9ヶ月)してる場面がある。
恋敵について
キテレツは比較的モテるせいか、みよちゃんには少なからず恋敵がいる。同じクラスのクラス委員の瀬川たか子や1学年上の浜中いずみそして室町時代のみよちゃんに似ているおみよ、乙姫など。藤子作品でヒロインに恋敵がいるのは『チンプイ』の春日エリと小金山スネ美、『パーマン』のパー子とミチ子くらい。
関連人物への呼称だよ
関連人物 | 呼称 |
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木手英一 | キテレツくん SPでは英一さん 原作ではキテレツさん |
木手コロ助 | コロちゃん |
熊田薫 | ブタゴリラくん、最初期は熊田くん 原作ではブタゴリラさん |
尖浩二 | トンガリくん |
苅野勉三 | 勉三さん |
花丸五月 | 五月ちゃん |
桜井妙子 | 妙子ちゃんまたは妙ちゃん |
瀬川たか子 | 瀬川さん |
上原友紀 | 友紀さん |
野々花明彦 | お兄ちゃん |
関連イラスト
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