概要
CV:大竹宏
バードマンが動物園のチンパンジー・ブービーにパーマンセットを渡し変身させたパーマン。
1966年に開始された連載漫画では藤子不二雄の安孫子素雄が作画を担当している。
1983年に開始された連載漫画では藤子不二雄の藤本弘が作画を担当している。
1966年の『小学三年生』の連載第1回の最終ページにて、パーマン1号が「サルじゃないか! 時間がなくてまにあわせたな。ズボラなスーパーマンだなぁ。」と言うオチ要員として初登場した。
「ブービー」は通常時のチンパンジーとしての名前であり、世間的に公表している呼称は「パーマン2号」である。
猿語しかしゃべれないものの、手話などでパーマンと意思疎通を行う(第一期では「本当にいい天気」と言うために「本」「と」「に」「イー」「天」「き」と一々単語ごとに区切って話していたためやたら意思疎通に時間がかかっていたが、第二期になると、慣れてきたのか1号やパー子がジェスチャーだけで何となく猿語を理解できるようになっていた)など激烈に頭が良く、意外にもその野性味あふれる発想が事件解決に繋がることもある。1号から「さがしものの天才」とも呼ばれ、偵察能力・捜査能力は特に高い。
チンパンジーのタレントがいなかったせいで作中で公開された映画には出演できず怒っていた。
1号のことが大好きで、悪人に誘拐されたと知った時には大泣きしていた。
猿なので犬は苦手で、好物はバナナであるが、それに釣られてメンバーも度々ピンチにさせられる事が多々ある。
正体が近所の犬にバレ、その犬がオウムと仲良しだったために人間に正体をばらされそうになった時、バードマンが別の動物にすると脅し「観念しろ、せめて犬にでもしてもらえば?」と1号から言われた時には「死んだほうがマシだ」と泣き叫んでいた。
愛読書は西遊記(1号曰く「なるほど、字が読めないから絵本だね」)で、クリスマスにパー子から渡された絵本を読んであまりに嵌りすぎて自分が孫悟空だと勘違いしたことがある。反対に、嫌いな本は「猿蟹合戦」。
ちなみにブービーは白黒版及び原作漫画第一期では動物園(ミツ夫の家の近所)で母親と一緒に暮らしていたものの、第二期では老夫婦の家に引き取られていた。そのため新アニメ版ではパーマンになった時からすでに老夫婦のペットであり、母親は動物園に入れられずコンゴのジャングルで暮らしており、パーマン2号が息子と認知、動物同士だからか2度目の再会には人目が居ない為もありマスクを脱いで甘えている。
余談
ちなみにブービーはまだ子供だが、チンパンジーの成体の握力は300㎏にも及ぶ。
体は小さいがもしかしたら最強のパーマンなのかも…。