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概要編集

CV:内海賢二

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』にて登場した悪役。年齢は36歳、身長は175㎝(映画版のニュースにて判明)。

脱獄歴三回を含め前科百犯の凶悪な脱獄囚。使用する拳銃はSIG社のP228


見かけ通りの粗暴な性格。指名手配中の逃亡者の身なので、パトカーのサイレンの音に驚くなど臆病になっている。


逃亡時にのび太の家に侵入して、ねじ巻き都市のある星に迷い込んだ。

ひみつ道具のタマゴコピーミラーによって自分のクローンを複数体作り出した。

クローン達と区別するためオリジナルは帽子を被るようになる。またクローンから『社長』と呼ばれる。


謎の黄金巨人から逃げる際はドラえもん達と一緒に行動を共にしていたが、基本的には敵キャラであり続けた。


黄金巨人がいなくなってからはねじ巻き都市を乗っ取り、自分たちの隠れ家にしようとした。

しかし、ドラえもん達やねじ巻き都市の住民にクローンを次々撃破されて追いつめられる。


最後に残ったオリジナルはのび太との一騎打ちで敗れ、捕らえられた。


その後、エッグハウスのタマゴ逆転装置で元の一体に戻ったが、主人格は「ホクロ」と呼ばれていた鬼五郎のクローンの物に生まれ変わる。

そして警察に自首することを決意し、地球に帰ることとなった(漫画版によると、地球に帰還後は約束通り自首した事がニュースで明かされている)。


余談編集

今作は原作者が執筆中に亡くなったため、本来は鬼五郎がラスボスではなかったのではないかと予想されることがある。

しかし、下書きは生前に完成していたので鬼五郎がラスボスなのは予定通りであった。


前科百犯の狂暴犯という肩書の鬼五郎だが前科は罪の数ではなく科された刑罰の回数なので起訴され有罪が確定してやっと一犯となる。36歳にて百犯というのは成人(20歳)から年平均6~7回という早いペースで捕まって刑罰を食らっていることになる。

ただ、重い罪を犯すと刑務所暮らしが長くなり達成が難しいので重犯罪とかやっているイメージに反して食い逃げやコソ泥(鬼五郎曰く「頂いた」)などの軽い罪での拘留で稼いでいた可能性が高い。ただ、現実には累犯というものがあり実現は難しい。

とは言っても、小学生相手に拳銃で撃ったり、宇宙ステーションごと爆破しようとするなど、子どもを殺す事を何とも思ってないゲス野郎には違いない。しかも犯罪組織の長であるドルマンスタインギガゾンビと違って、単独犯でコレなので、相当の悪人である。


ドラえもんの敵としては規模の小ささ故に最弱扱いされているが今作はドラえもんの世界観の根幹に関わる設定を表した物であり鬼五郎は現実の犯罪者という謂わば

『子守りロボットであるドラえもんが最もかつ何度も相対する可能性が高い敵のカテゴリー』であり世界観を設定している作品の今作からすればむしろ相応しい相手と言える(ドラえもんの原点としての敵である為)。


ドラえもんのどら焼き屋さん物語』では食材探しにおける最後の敵として登場。

こちらも『現実世界での経営ゲームに敵を出すとしたら』という点ではドルマンスタイン等同様に相応しい相手と言える。

しかし、今作の敵は倒してしばらくすると復活するのでその度に脱獄している事が発覚している。

警察仕事しろ。


関連タグ編集

映画ドラえもん

脱獄囚


園田ラッキー:元の人格が別の人格に乗っ取られたキャラ繋がり。こちらは鬼五郎とは逆に悪い人格が良い人格を乗っ取ってしまった。

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