CV:島宇志夫(初代)、大塚周夫(ドラえもん誕生、ミュージカル版)、内海賢二(2006)、飯塚昭三(2006DS)
概要
記念すべき大長編ドラえもん第1作『のび太の恐竜』のラスボス。密猟集団恐竜ハンター達の雇い主。
24世紀の大富豪で、違法な絶滅動物の狩猟を何より好み、広大な屋敷の秘密の一角には部屋中に殺してきた絶滅動物たちのはく製や骨格が並んでいる。冷酷な性格で「恐竜狩りは飽きた」と言い「人間狩り」を楽しむことを望んでいた。
ピー助を狙いのび太達と争奪戦を繰り広げ、生け取りしたT-REXで始末しようとするが、そのT-REXは『桃太郎印のきびだんご』を食べた一匹だったのでそのまま逆襲され、あっけなく野望はついえた。
その後は駆け付けたタイムパトロールによって逮捕された。
初期の名前は『ドルマンスタン』。
2112年ドラえもん誕生
映画冒頭の2112年9月3日の東京に、黒マスクの男(恐竜ハンターの親玉)と同乗したプテラノドン型タイムマシンで現れて、タイムパトロールから逃走中の犯人として出演。
おそらく、上記事件でTPに逮捕されたのちに脱獄した模様。
タイムスリップする時に発生した雷が、完成したばかりの黄色い猫型ロボット(の内の一体)に直撃したために、これが視聴者がよく知ってるドジでうっかり者のドラえもんの誕生に繋がる。
ドルマンスタイン達はそのまま別の時代へと飛び去ち追跡を逃れるが、それから数年後セワシが小学生になった時代に再び現れて、迷子になったセワシを捕獲し人質にした。
そこへ、現在の青い姿になって川の上を爆走するドラえもんがオブジェをジャンプ台のようにして飛び出し、そのままタイムマシンの噴出口に向かって頭から突っ込み塞いでしまった事で墜落してしまう。
何とか溶鉱炉に落下する事態こそ避けられたが、命辛々で恐竜ハンターと共に這い上がって来たところをタイムパトロールに御用となる。
ちなみに、その時のドラえもんへの褒賞でミニドラ制作が決定した。
ドルマンザウルス
ゲーム『のび太の恐竜2006DS』に登場するドルマンスタインが開発した史上最強のレプリカ恐竜。シュマゴラスとヤマタノオロチとブラキオサウルスを合体させたような四脚歩行・多頭の怪物であり、あまりに強力すぎるためドルマンスタインを以てしてもなお制御に難がある。同作においてドルマンスタインは、ピー助をドルマンザウルスに組み込むための制御装置として執拗に狙っており、もはや生命倫理も何もあったものではない。
また、ドルマンスタイン専用のレプリガンは、他のレプリカ生物をボタン一つで吸収するという特殊な機能が付いており、吸収されたレプリカ生物は即座にドルマンザウルスの餌となる。