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概要

いわゆる素敵軟体生命体

触手目玉が特徴の緑色。


原作

スーパーヒーローの一人であるドクター・ストレンジ(Doctor Strange、略称はDr.ストレンジ)の敵役として登場し、作中でもシュマゴラスについての説明がある。

曰く「異界カオスディメンションの混沌の神。見た者が恐ろしいと感じる姿をとる」とあるが、詳細はほとんど不明。


日本では『MARVEL SUPER HEROES』で一躍有名となるが、実はアメリカでも知名度は皆無だった。それもそのはず、上記の作品で数度の敵役出演(それも1970年代~1980年代の間)のみ。

その時の記述には『未知の異次元空間から来た謎の超生命体』「ありとあらゆる生命の根絶を企んでいる」とあるものの、ぶっちゃけシュマゴラスについての記述は3ページ程度しかなかったという。

色指定すらなく、元々の全長は30mらしい……とざっくりした設定のみ。

動機も不明、ある意味でクトゥルフ神話を感じさせる設定ではあるが、マーベルからの注文もほぼなく、キャラとしての下地を除き、ほとんどの設定がカプコンが担当したと断言しても良い程だった過去をもつ。


名前の由来

英雄コナンシリーズ等で知られるロバート・E・ハワードの作品に登場するShuma Gorathからとられている。

ハワード作品においてはフレーバー的に名前だけが出され、それがどのような存在なのかは語られていない。


マーベル・コミックス作品はこの名称を使用しつつ、オリジナルのキャラクター像を与えた。その過程についての詳細はライターの森瀬 繚氏の連ツイを参照。


カプコンに輸入されてから

ゲームでは独特の艶めかしい動きやトリッキーな操作性と、体力吸収能力を付加されたK投げでのピストン運動と触手という二大要素から女性キャライジメに好んで使用された。無論、目的はエロ目線だろう。


キャラ性能は全体的に鈍くタメ技が主軸な上、連続技も不得意なので待ちタイプ。ハイパーコンボ「カオスディメンション」の性能、使い勝手の良さ、高い威力と言った爆発力はあるものの、使うのが難しいキャラの1人と初期は言われていたが、続編であるMARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES等では、カオスディメンションを絡めたエアリアルレイブの使い勝手の良さからマニアには人気があった。

ぬるぬるとした移動や攻撃の描写に、クリエイターの職人芸を見られる。キメポーズである腕組み等もイカしている。


性別は女……ともあるが、具体的にはどちらでもないのかも知れない為に不明。

ゲーム版では侵略どころか、これといった派手な演出もない。単なる『気のいい触手君』とも思える愛嬌のあるデザインとして知る人も多い。


本家カラーは緑色だが、初出の『MARVEL SUPER HEROES』ではハルクと色が被るという理由でピンク色にされたことがある。後の作品では1Pが緑色、2Pがピンク色に直されている。


『マーベルスーパーヒーローズvsストリートファイター』では、エンディングでダルシムと語り合う等、以外にも知性的な印象の方がある。日本版では「シュ」混じりで喋る等とコミカル。唯一、マーベルスーパーヒーローズEDでは神となっての破滅を行っている。


そして現在

2011年に発売した『MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds』にはDLCキャラとして参戦。前述のように日本国内ではカプコンのMARVELvsシリーズの影響を受けて知名度が高かったものの、海外……もとい本家MARVELではそこまで知名度も人気も高くないキャラだった為に、一度は参戦を断られた経緯を持つ。

新妻プロデューサー曰く「MARVEL社側の人間を説得してDLCとはいえ参戦させた」

3Dモデルでぬるぬると動きまくるシュマちゃんは一見の価値あり。勿論、過去作でお馴染みの攻撃モーションもしっかり表現されている。

ちなみに、デッドプール同様、第四の壁を認識している事実が対デッドプールの勝利台詞で分かる。本人曰く


「知ってはいけない次元でシュ。カオスというよりタブーでシュ」


……と答えている。下手に触れればとんでもない事態になるから、敢えて見てみぬ振りをしている……のだろうか?。


DLCの際、同時に配信されたアレンジコスチュームの一つがもはやシャレにならないレベルのキモさになってしまった。

端的には『シュマゴラスの顔面に小さな目が10個付いている』外観。俗に蓮コラ複眼の類であり、今までの「可愛い単眼キャラ」だったシュマゴラスが一変、SAN値直葬されたプレイヤーが続出した。正に誰得

(イラスト右)。

シュマゴラス様とクォゴス様


この複眼の元ネタは、2008年にX-MEN外伝で披露したシュマゴラスの分身「クォゴス」。目が多いだけに反目し合う事態が多く、創造主であるシュマゴラスに歯向かう反骨ぶりを見せた。しかし、彼らに骨はないのだが。


ちなみにMVC3のエンディングでは、ギャラクタスを倒した事で救世主扱いになってしまい、原生生物だと思っていた地球人達が特濃のカオスで満たされていると気付き、「倒せないなら同化せよ」との人間の古い格言に則って、日本のクイズ番組「シュマってポン!」の司会者を務めるに至る。

……何がどうしてこうなった?。


どうも、司会のシュマゴラスでシュ。

1問目は恒例の、108択クイズからでシュ。


MCU

ホワット・イフ...?

第1・4話では、シュマゴラスと思われる怪物が登場している。

どちらも魔法陣から触手のみを出している。


マルチバース・オブ・マッドネス

序盤に登場。

ただし(おそらく)上記の権利関係から名前が使用できず、原作ではネイモア・ザ・サブマリナーのヴィランである「ガルガントス」となっている。

MARVELは同作品でも複数の作者、権利会社を跨ぐが故に、過去作品の名前や設定を同じまま利用できないケースが多々ある。


アメリカ・チャベスを追って市街地に突如出現し、街を大混乱に陥れるが、駆け付けたストレンジとウォンとの壮絶な死闘の末、最後は投げつけられた電灯でトレードマークの一つ目を抉り出されるという惨たらしい方法で仕留められた。


中盤で、ある人物によって差し向けられたらしいことが明らかとなっている。


関連タグ

MARVEL アメコミ エイリアン ガルガントス

日本の伝統 触手 リョナ

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