概要
『Strange Tales #130』(1965年3月出版)にて初登場。
バロン・モルドの弟子である魔術師。
モルドの使いっ走りとして活躍し、ワンパンでシメられるような無名キャラだったりする。
MCU
MCU版『ドクター・ストレンジ』に登場し、ヴィランとして立ちはだかった。演者は北欧の至宝の異名を持つ俳優、マッツ・ミケルセン。
かつてエンシェント・ワンの弟子として修行を積むが、最愛の家族を亡くして以来、闇の魔術に見いられ、教えに背き師匠から離反する。
その後、自身と思想を共にする者たちと共にカマー・タージに戻り、書の番人の首を切り落とし、カリオストロの書からページを一部盗み出す。
途中エンシェント・ワンからの襲撃を受け、何人か仲間を倒されるものの、ドルマムゥの儀式を完成させダークディメンションから力を得た。
その際目元が黒くひび割れ、額にドルマムゥの紋章が浮かび上がった。
そしてドルマムゥを世界に呼び出すため、世界に三か所あるサンクタムを破壊。
最後となる香港のサンクタムを破壊してドルマムゥを現実世界に呼び出すことに成功するが、タイム・ストーンを駆使したストレンジがドルマムゥと交渉した結果、暗黒次元に帰るドルマムゥに吸い込まれ、消滅する。
スリングリングなどのワン由来の魔術を行使する他、ダークディメンションから力を得た後には、より強大な力を使えるようになっている。
透明な剣のようなものを生成したり、サンクタムを一撃で破壊できるほどの魔術を行使する他、空間と物質を歪ませる事ができる。