概要
CV:山田恭子
のび太が創世セットで作り出した地球に未知の生物が現れるようになり、その一方でこの世界に地底世界の伝承が現れるようになる。
調査隊を秘密裏に追跡し突入した大穴を抜けた先には地底に広大な世界が存在し、そこには昆虫人間たちの文明が広がっていた。そんな中出会ったのがエモドランである。
彼(?)の正体は22世紀の世界からやってきたロボットで、地底世界の住人である青年ビタノの面倒を見ている。つまり昆虫人間版ドラえもん。名前もドラえもんのアナグラムとなっている。
容姿はドラえもんと似ているがボディは緑色で一回り小さく、猫ではなく昆虫がモチーフで頭に触覚があり、背中には羽根が生えていて空を飛ぶ事も出来る。
彼がお世話しているビタノは大学の研究のために5億年前にタイムスリップし、ドラえもんとのび太が物語序盤で恐竜見たさにユーステノプテロンへ進化退化放射線を使用した場所を見つけている。
実はあの時2人は気付かなかったのだが、近くを飛んでいた小さな虫が光線を浴びており、これが昆虫人間が誕生する原因となった。
今作では正体不明の生物たちが出現した以外に、(おそらくエモドランが提供したタイムマシンで)ビタノらが創世セットの外の世界までタイムスリップしタイムパトロールが出動するほどの事件となっていたが、元を正せばうっかり虫まで進化させたドラえもんとのび太の盛大なやらかしが全ての発端であった。
人間たちから迫害された歴史を持つ昆虫人間のトップとして地上侵攻計画を進める大統領と調査隊は対立、あわや一触即発の危機となるがそこにドラえもんとエモドランが協力し創世セットを複製し昆虫人間たちの地球を生成。これにより全面戦争を未然に防いだのであった。