注意事項
pixivでは擬人化した昆虫を描いた作品への割り当てタグとして使用されているが、本記事では『映画ドラえもん』に登場する種族・関連キャラクターについて記述する。
概要
ひみつ道具「創世セット」で生み出された新地球の地底空洞に文明を築き上げた昆虫人類たち。学名は「ホモ・ハチビリス」。
姿は蜂に似ているが、人間たちとコンタクトを取る際は人間そっくりに変身でき、彼らの文明は人類を遥かに上回っている。
ドラえもんとのび太が5億年前に行った進化作業の際に、昆虫の祖先が「進化退化放射線源」の光を浴びたのが切っ掛けで、人類と同時に昆虫の進化が始まった。
原作では人間よりも大分小さい身体であり、擬態時のみ人間サイズになるが映画では昆虫形態の時も人間サイズである。
ハチから進化した昆虫人ホモ・ハチビリスが主流派だが、他にもカマキリや甲虫類の昆虫人もいる。なお、地底空洞には、地上のような草や花はなく、コケや巨大なキノコなどが生えている。
一覧
声 :こおろぎさとみ
平安時代に登場。甲虫類の昆虫人の少女。この種は人語を話せず、「チュン」と鳴く。怪我をしたところを野比奈に助けられ、そのお礼に財宝を授ける。
- 男女
平安時代に登場。山に隠れ住むホモ・ハチビリスの昆虫人。チュン子の世話をしてくれた野比奈に、財宝を授けた。その後は大鬼に変身して山を焼き払おうとした武将達を追い払う。
- 大統領
声 :村松康雄
昆虫人ホモ・ハチビリスの大統領。探検に訪れたのび秀と会見し、地上進出を宣言する。原作では人間に擬態している時は白髪で老年のような姿だが、映画の姿は原作よりも若い。
声 :林原めぐみ
昆虫人ホモ・ハチビリスの大学生で、大統領の息子。古生物学の卒業論文で、地球誕生の経緯の研究をしている。彼らの使うタイムマシンは青虫のような形をしている。
声 :山田恭子
22世紀の未来から訪れ、ビタノの面倒を見ている昆虫型ロボット。ドラえもんに似ているが、体色は緑色で、ネコではなく昆虫モチーフ。ビタノのタイムマシンは22世紀のもの。
- 神の幻影
声 :大塚明夫
南極大陸でのび秀たちの飛行船の前に現れ、警告を発した神様のような幻影。正体はホモ・ハチビリスの昆虫人たちが多数集まって構成した幻影である。
- カマキリの姿をした昆虫人
声 :大塚明夫、大滝進矢
作中最初に登場した昆虫人たち。
裏山で話していた所をジャイアンに見られたため、追うが見失う。再びジャイアンを見つけて海水浴していた彼とスネ夫を攫う。ビタノと共に時空間の支流に入り、タイムパトロールから逃れた。