概要
CV:高島雅羅(1989年版) 家中宏(2016年版、全個体共通)
のび太の日本誕生の悪役・ギガゾンビが23世紀の技術で作った土偶型のロボット(なのか?)。普段は野蛮なクラヤミ族の指揮官として崇められているが、有事には戦闘もこなす。アニメでは1体のみだが、原作漫画では仲間が常闇の宮に複数待機している。
全身から衝撃波を放つことが可能で、その威力は岩を切断してしまう程強力。防御力自体は岩にぶつかれば粉々になる程度だが、形状記憶セラミックで出来ているので、粉々になっても直ぐに映像の逆再生のように寄り集まって再生可能である。
初戦では衝撃波をひらりマントで跳ね返されて粉々にされ、再生するも片手と捕虜を奪われて逃げ帰り、叱責を受けて新たな使命を与えられた(このとき同僚に対して面目を失ったらしき描写がある。また、後述するリメイク版ではリベンジの機会を与えられずその場で処刑されている)。
その後再びドラえもんらと戦うが、持ち帰った片手から再生能力を分析したドラえもんに瞬間接着銃で固められ、動けない所を落盤で潰されてそのまま生き埋めにされた。
ゲーム『ギガゾンビの逆襲』では雑魚として登場する他、様々な種類が登場する。
地底編では本来ラスボス的ポジションが存在しなかった「のび太と竜の騎士」でのラスボス的な役割を担うため、法王に成りすましていたツチダマプリーストや、地底編の最終目的地である「クロマニヨンの塔」の深部で待ち構えるツチダママスター(攻撃に長けたゴールド、防御に長けたシルバーのコンビ。麻痺攻撃を仕掛けたりと搦め手も持つ)がボスとして登場。
2016年のリメイク版『新・日本誕生』では原作同様複数登場。ただし、1体ごとにデザインが異なるという点がリメイク前と異なる。
余談だが、ドラえもんはツチダマを分析して、石器時代に存在しない筈の形状記憶セラミックである事に辿り着きはしたが、そこから時空犯罪及びギガゾンビが未来人である可能性にまでは考えが及ばず、後手に回ってしまった所為で更なる窮地に陥る。原作では運良く内偵中のタイムパトロールと接触したおかげで事なきを得ているが、『新』ではツチダマの情報を受け取ったドラミが時空犯罪の可能性にいち早く気付いて通報する流れになっており、周囲が彼女の有能さを賞賛する一方、ドラえもんの鈍さが詰られている。