概要
CV:三ツ矢雄二
藤子・F・不二夫の漫画『T・Pぼん』の主人公。
1986年の東京で暮らす中学生で、共働き家庭の一人息子。その名の通り平凡極まりない少年だったが、誤って友人をマンションのベランダから突き落として死なせてしまい、それを助けに来たリーム・ストリームの活躍を目にしてしまったことから運命が狂い始める。
タイムパトロールの存在を知ってしまったため、彼らから存在を抹消(過去に飛び両親を別れさせて生まれなくしてしまう)されそうになるも、歴史上絶対に消してはいけない活躍をするということで存在末梢を免れ、リームの助手として働くことになった。
なおその活躍とは「石ころを蹴って、石が当たったおじさんに追いかけられるが逃げ切った」だけである。その直後に
その後正隊員に昇格するも、助けた安川ユミ子の前で記憶消去装置を入れ忘れていることに気が付き、彼女を消去しないために助手として迎えることになってしまう。
性格は鷹揚でドジでお調子者。運動神経は良くない。特技は射的で、のび太に匹敵するほどの腕前を持つ。作文にユーモアを交えたり、漫画を描いた所「絵は下手だがギャグのセンスを感じる」と評されるなどクリエイトには向いている人物。
他作品(ドラえもん)への客演
2016年に公開された「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」の終盤、タイムパトロールが登場する場面において、TPの一人として出演。これだけだとただの他人の空似に終わってしまいかねなかったが、公開翌年の同作テレビ放送におけるセリフ字幕の人物表示にも、(凡)と表示されて彼がぼんその人だと示されていた。